2022年6月16日木曜日

「金剛童子山(こんごうどうじさん 614m)」「高山(たかやま 702m)」「鼓ヶ岳(つづみがたけ 569m)」登る


6月16日 (木) 0300起床 (ーーー)
天気 曇りのち雨
気温  18℃

「金剛童子山(こんごうどうじやま 614m)」
歩行距離 6.0㎞ 所要時間 2時間23分 総上昇量 234m 移動平均速 4.5㎞(全体平均速 2.4㎞)
 
0535時 細川ガラシャ登山口発
0620時 山頂稜線
0635時~0645時 「金剛童子山(こんごうどうじさん 614m)」山頂
0655時~0700時 肩の展望台
0704時 作業道
0758時 細川ガラシャ登山口着

登山口に「明智光秀の娘 細川ガラシャゆかりの地」と云うが「幽閉の地」である。450年前の時代の人々が如何に生きたかの印が濃く残る



其の細川ガラシャ登山口から谷筋を上がる



湧水で谷筋の登山道はぬかるみを避けて歩く道悪である


谷筋を離れ尾根筋に取り付くと景色は一変、緑の森に変わる



その緑の尾根を上がると避難小屋が建つ山頂




そして避難小屋の周りにこけむした「石仏」の祠が一基


もう一基、もう一体が祀られている



詳細は不明だが、案内板によるとこの山が「霊峰」である故の事らしい




祠の先の高みが「金剛童子山(こんごうどうじさん 614m)」山頂


北北東へ丹後半島先端の展望が利き



もう一方南南東の展望が効くのみだが山は深い、熊はきっといる



小さな半島ではないのはこの美しい森を歩けば分かる



そして「肩の展望台」のブランコ二基が実に好い、この山大事にするぞが伝わる



本日はガスで展望は効かないが「いつもはこうです」らしい



作業道に合流して下っていると矢張り居るんです「熊」
作業道の真ん中に立派な落し物です、一週間位経った落し物、よって高く鳴る鈴とホイッスルは必携です



下って味土野集落に入ると道脇に「ナワシログミ」が成っている。実に美しいそして懐かしい輝き、ちょっと失礼して口に入れるとそりゃ酸っぱい。限界集落の限界ギリギリの「ナワシログミ」に頑張って欲しい




「高山(たかやま 702m)」
歩行距離』3.7㎞ 所要時間 2時間10分 総上昇量 218m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速  1.7㎞)

0922時 ブナハウス内山発
0938時 駒倉峠
1007時 東谷ブナ林分岐

1014時~1024時 「高山(たかやま 702m)」山頂
1035時~1040時 「大ブナ」
1132時 ブナハウス内山着

丹後半島最高峰「高山(たかやま 702m)」が集落の先に見える。登山口はあの山の懐深く登った先である



登って乗った先、最期は砂利道を上がりきると「ブナハウス内山」



その故はこの「案内板」に詳しい。西暦700年代から住み続け暮らし続けた村が昭和48年(西暦1973年)の最期の一戸が離村、集落が消滅する。
1200年の暮らしが終わる。とはその後の50年を今に見ると云う事である。



日本でも「ゴーストタウン」はあるのであり、山中に限らず「街暮しの真ん中」であってもおかしくない。決して他人事ではないらしい。



登山口から」作業道を右に左に折り返して登っていくと堀切の「駒倉峠」、山頂へは右の急坂のロープを握って上る



上がり着いた山頂へ続く稜線の」ブナの森が美しい、6月のブナの森はこうも美しいのである



とは言っても、稜線の急坂には何処も」ロープが張ってある、決して易しくはない。



ブナは好い、しかしブナの実りに頼る「熊」には厳しい現実だ



山旅仙人にとっては実りが関係ないので常に何時も大好きである、ブナの森は特別である



「高山(たかやま 702m)」山頂、丹後半島の最高峰が暮らしの山であったなど今は昔、ブナの森がその歴史を知るのみだろう



このブナの森は、今京都府の宝らしい。



その宝中の宝「幹径3.5m」の山腹へ下る



でかい、太い、一筋縄ではない歴史を刻んでいる。「幹径3.5m」「樹高23m」「樹齢350年」人間長く生きて百年、何とも山は凄いもんだ。



美しい森を歩かせて貰っている





鼓ヶ岳(つづみがたけ 569m)」
歩行距離 0.7km 所要時間26分 総上昇量39m

1230時 林道登山口
1245時~1247時 「鼓ヶ岳(つづみがたけ 569m)」山頂
1256時 林道登山口

丹後半島縦貫林道が山頂下まで上がっている。山頂から樹間の隙間ながら「天橋立」も見えるらしい




いざ「鼓ヶ岳(つづみがたけ 569m)」へ



とは云っても歩くのは300m、山頂まで上がる作業道を歩く
山頂はアッと云う間に到着



しかしその山頂の「二等三角点」が古い
明治22年(1889年)設置、100年後も生き続ける三角点が山中静かに埋まっているのです。



ブナも三角点も百年暮らし、偉大です。
は九年とは何ぞや?

2 件のコメント:

  1. ぬの にんに2022年6月20日 6:16

    おはようございます。
    ここのところ奥様も一緒に山行き、お二人の体調が良いので、子供さんたちも安心でしょう。
    写真を見て今日も大丈夫、大丈夫、どこにいるんだろう?
    と見ている事でしょう。
    身体の悲鳴も毎日のメンテナンスで継続でき、逆に身体もしぼられて軽くなっているのでは?
    温泉で体重計に乗れば一目瞭然では??ないですか?

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  2. はじめは苦労していた登りも此処の所らくなったようでガイドとしては何よりです。その内体がもっと絞られると更に楽になるでしょう。こっちはガイドに徹する心算でもついつい声が大きくなったりするのも一興です。そんな毎日を電話で愚痴っているよです

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