6月25日(土) 0315起床 (ーーー)
天気 ガスのち晴れ
気温 17℃
夜半には雨は略止み0315時夜が明けた時点では雨雲の様子はない、ローソン朝食(カップヌードルとお握り)を済ませると即出発、登山口まで約27㎞の30分。
この山の紹介が面白い「山頂にNTTの無線施設があり舗装道路が山頂まで続いている、他に登山道が無いのでこの車道を使うが何とも肩身が狭い。とは云え、アクセスが良く容易に登れることから人気が高い」と記す
「紋別岳(もんべつだけ 866m)」
歩行距離 9.6㎞ 所要時間 4時間18分 総上昇量 315m 移動平均速 4.3㎞(全体平均速 2.2㎞)
0508時 登山口t駐車場発
0512時 管理道ゲート
0522時 直登コース取付き
0730時 直登コース・管理道合流
0800時~0812時 「紋別岳(もんべつだけ 866m)」山頂
0834時 直登コース・管理道コース合流
0920時 (管理道経由)管理道ゲート
0926時 登山口駐車場着
管理道ゲート前の登山者ノートに氏名を記入して管理道に入り、三つ目のヘアピンカーブから管理道を離れ「直登コース」に入る。このポイント、直登を登るぞ、其の積りでないと見つけるのは難しい。
この直登コースは夏山ガイドの本では「古いガイドブックには、途中、管理道を送電線下の保守歩道でカットできる記述があるが、2021年取材時は笹が深く判然としなかった」と記されている。本州じゃないので踏み跡程度は通常と笹の道に入り登り上がる
沢を細い二枚の板橋で渡り山頂へ一気に上がる送電線下の歩道に入る。しっかりした踏み跡が送電線下を上がっているが、雨あがりの早朝なので歩き出した途端にずぶ濡れ、果たして出発前に下半身に吹きかけたダニ対策「キンチョールジェット」が効くかどうか危ぶまれる事態である。
送電線下の直登コース下半は踏み跡よりまだましの登りだが、上半に入ると状況は一変する。
笹藪の道は笹のトンネルになり、急坂がさらに急坂になり、踏み跡は更にドロドロツルツル状態になる。よって、踏み跡の左右の笹を掴み強引に体を引き上げるしかない状態に相成る。
腕力に劣る連れは滑る、這う、起き上がるの連続で泥塗れ、それもこの山の好い所でしょう
先に登って下を覗くと「連れは笹の中」で潜った状態、此れが北海道です。
それでも木の間に「支笏の湖面」が見える、「この高みから誰も今見ていないだろう」と少し威張りたくなる瞬間である
頑張って頑張って笹薮を漕ぐ、とは言っても連れにとっては思いもしない事態だろう。「管理道じゃなかったの?」「否そうじゃありません。山はやはり笹薮でしょう」と云ってもとても理解は出来まい。それでも登るしかない、頑張るしかない。
約二時間の笹藪漕ぎで「管理道」に合流する。地図を確認すると第三番目のヘアピンから山頂下まで一直線の登り、此れが結構な傾斜なので楽しめる、挑戦するべしである。
雨上りの早朝、ガスは切れない視程は30mも無い、連れ待望の管理道を登る
山腹をぐるりと巻いて上がる管理道を登る事30分、漸く山頂のアンテナ群が姿を現す
其のアンテナ群の基礎の合間に「三角点」が残されている。容易に登れる山として多くの登山者が登り、且つアンテナ群は不可欠なインフラ、両者併存はこの北の地ではならねばならないのだ。山屋の一方的な思い入れなど足元にも及ばない「生活」とインフラの力がある。
ガスの山頂から下ると次第にガスが切れ始め、展望が開ける
「支笏湖ブルー」が眼下に広がる。此のブルーは「山の高み」からしか見ることは叶わない。透明度の高い湖しか発しないブルーである。
連れ曰く「綺麗!」
この山の登られる理由がこれです
以後快適な舗装道下りに連れは文句はない
6月最終の土曜日、下ってみれば「支笏湖周辺」は大混雑、右左車は途切れず駐車場は満車。
支笏湖休暇村の温泉(720円)」は1100時開始、暫く待って入浴して本日の活動は終了です。観光地の温泉宿の「日帰り入浴」は山旅には手に負いません。「ランチ+ご入浴で4500円から8000円/人」其処迄したら連れに角が生えます。
休暇村のぬるぬる熱々温泉で十分いただきました
千歳に帰る事無く「支笏湖畔」でお休み中、然も麦酒付き、明日はこのつい700m先の登山口から「イチャンコッペ山(829m)」に登る心算。
今日も登山口駐車場は「札幌ナンバー」の車で満車です。
天気は持って明日までその後が三日間雨で二日曇り、まるで北海道が梅雨入りしたような気配です。
それでも快適、最高気温が今日も24℃で雨などなし、その内晴れるから心配なし。
おはようございます。
返信削除予想は外れ、西の方に行かれたのですね。
まずはニセコの方に向かわれるのでしようか?
木のおもちゃを買っているあのお店にも行かれるのでしょうか?
北海道の旅はいつまででしょうか?想像するにも楽しい。
安全第一で楽しんで下さい。
少しガソリンが高いのが気になりますが。。。
また、先輩のガソリンもほどほどに。笑
支笏湖に二山あるので取り敢えず登ってみようと云う訳、恵庭岳、樽前山、風不死岳(ふうぷっしだけ)が居並ぶが登っている。その陰で道民の皆さんに愛される山がある。登ってみないと分からないので登る。北海道で直登コース笹薮を漕いで来たなーと満足している。
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