10月30日 (日) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 3℃
昨日、長駆「越百山(こすもやま 2313.6m)」の山行で疲労困憊他所への移動もならず、0400時木曽の「道の駅大桑」で筋肉痛で目覚める。
筋肉痛も行動できない程ではない、予定通り中央アルプスを反対側に回り込むことにする
「道の駅大桑」から北上して長いトンネルを潜り南下するとお木曽大桑村と真反対の「駒ケ根市」空木岳(うつぎだけ 2864m)登山口。
0806時 池山林道ゲート発。メインの登山口は「駒ケ根高原スキー場登山口」だが今日は静かに登りたい。
誰に会う事も無く0910時池山林道終点登山口
池山林道終点登山口からは、南アルプス「甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ 296m))」から
「光岳(ひかりだけ 2592m)」まで一望である
落ち葉をサクサク踏みながら黄葉の透けた陽を浴びつつ、時間をずらして登っているので一人静かな山歩きである
1024時池山・空木岳分岐着、標高は1750m今日の予定の「マセナギ」まで残り標高差230m、所要時間50分の登りである
登っていくとラブラドール「シロ」と遭遇、「空木山(うつぎやま 2864m)」に登り、木段下で進退窮まっていたらしい。池山林道ゲートで老夫婦曰く「シロが女性登山者について付いて行ってしまいました」。連絡先を教えてもらい上っている最中、偶然の遭遇。右左に分かれた登山道の右を登っていないと遭遇しなかった、良かった良かった。
標高1980m「マセナギ」から「迷い尾根」と急峻な「荒井沢」が見える。今日は此処までと思っていたが登ってみたい。
「迷い尾根」までと登り始め標高差100m登った地点で「羚羊(カモシカ)」と遭遇する
片方の角が欠けた銀色の大型の立派な体躯の個体である
逃げるでもなく、近付くでもなく、威嚇する訳でもなく、じっとこっちを見ている、思わず声を掛ける「会いに来たのか」暫くじっとお互いの目を眺めていた
更に登り上ると彼が泊まった檜尾尾根の檜尾尾根「避難小屋」が見える地点に上がる
もう此処で良いだろう
ザックに入れ持ちあがった「花」と「蜜柑」を岩棚に供え、酒を盃に満たし献杯し指で撒き盃を傾けて荒井沢に垂らす。
これから先、生ける者は何をすれば良いと問いながら静かな山を下る
これからも登り続けて呉れと「羚羊(カモシカ)」は伝えに来たのだろうか
こんばんは
返信削除カモシカにはびっくりですね。銀色に光るボディーがカッコいいです。
確かに何かを言いに現れたかのようですね。
コロナワクチン、経済対策、物価高対策など業務はめじろ押し、皆倒れないと良いがと心配する。
通常業務を少しおすしかない。
身体だけでなく精神を病む人も増えてきた。住民も捌け口が我々しか無いのかもしれないが、ここは皆で乗り切るシナリオしかない。
静かな山中、黙々と登り風を受け羚羊と合う。こういう山登りが有っても好い、不思議な出会いがあるのも山ならでは。良い山登りが出来ました。すっかり世間を忘れています。
返信削除これだけコロナ禍が長くなれば、欝憤も一気に噴き出した感がある、たがを緩めても「気持ち」の中には緩まない所もある。難しい。