2017年6月28日水曜日
黒倉山(くろくらやま・1242m)・鍋倉山(なべくらやま・1288.8m)に登る
6月28日(水) 0500起床 (136/89)
天気 曇り
気温 17℃
長野中部は雨予報なのでゆっくり起床するも、何処か登れないかなどと考えながら歯を磨く
有明山も燕岳もガスの中稜線は見えない
雨の日の朝一の狙いは「朝ラーメン」、ネット検索で松本市の「寸八」が0700時~朝ラーメンである
25㎞南に下って朝ラーメンメニューの中から「醤油ラーメン(540円)」を頂いた
先客一人、後客4人、食べながら隣の体重100㎏超えの後客の注文を聞いて驚く
「朝ラーメン大盛りに○○○トッピング」+「目玉焼き御飯にチャーシートッピング」
出てきたラーメンと御飯どんぶりを見て、魂げたのなんの、私の朝ラーメンは「味噌汁茶碗」みたいであった。
「寸八」の駐車場で、行き先を思案するも北上するしかない
新潟に北上するとして、北上するだけでは勿体無いので長野新潟県境の「黒倉山(くろくらやま・1242m)・鍋倉山(ねべくらやま・1288.8m)」 を登って新潟は入りすることに決める。
ラーメン経由155㎞走って県道95号関田峠登山口着
黒倉山(くろくらやま・1242m)・鍋倉山(ねべくらやま・1288.8m)
歩行距離 6.4㎞ 所要時間 1時間44分 総上昇量 312m 移動平均速 4.5㎞(全体平均速 3.5㎞)
1105時 県道95号関田峠登山口発
1121時 筒方峠
1146時 黒倉山(くろくらやま・1242m)山頂
1151時 久々野峠
1203時~1208時 鍋倉山(ねべくらやま・1288.8m)山頂
1214時 久々野峠
1219時 黒倉山(くろくらやま・1242m)山頂
1236時 筒方峠
1249時 県道95号関田峠登山口着
信越トレイルの一部であるこの登山道は、昨日の有明山の登山道とは全く違う「ゆったりした山稜に手入れの行き届いた広いトレイル」であるからノンビリ歩きである
先着2台、時間も遅いので素早く準備をして出発する
トレイルに入って暫く歩くと大好きな「ブナの森」になる
新緑のブナの森は何とも言えない豊かさがある
そんな思いで歩いて行くと「重たい雪に圧し拉がれたブナ」の道に突然変わった
立っているブナの方が奇跡的な山なのである
日本海から吹付ける雪雲が最初にぶつかる山がこの山である
たっぷり水分を含んだ重たい雪が、一冬中これでもかと積もる
立ち上がるブナは本当に奇跡なのである
ブナを跨り越えつつ潜って進むと黒倉山(くろくらやま・1242m)山頂、上越市方向が切り開かれているが靄で霞み町も見える筈の日本海も靄の中である
トレイルとしての標識設置は完璧である
各ポイント間の距離表示がしっかりしていると歩いていて安心である
豪雪の山である証拠に黒倉山(くろくらやま・1242m)山頂直下の登山道脇に雪が残っている
他の山より500mは低い標高に雪が残る、厳冬期の雪の暴れようが怖くなる
黒倉山(くろくらやま・1242m)山頂は灌木の中展望はない
南側の切り開きから千曲川の水面が白く見えるばかりである
山頂にいる5分の間に、空が急速黒くなってきた
濡れない為には走って下るしかないと決める
信越トレイルをトレイルランするとは思いもしなかった
圧し拉がれたブナを越えつつ潜りながら走りに走る
久し振りに本気で走った
新潟側に下りながら振り返ると「山はガス」の中である
走って大正解、ニンマリ
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こんばんは
返信削除朝ラーメンの描写最高ですね。思わず吹き出してしまいました。笑笑
と同時に、友人、同僚の姿が目に浮かびました。。しかし朝から素晴らしいですね。
そして、ブナの木の雪に負けずに倒れながらも頑張っている姿に勇気を何故か貰いました。
山登りのタイミングもバッチリで、ソワソワ感もなく、ゆっくり眠れますね。
それにしても、朝ラーメンの描写は頭の映像に残る。。笑笑。。楽しい!!
まず丼の径が一桁違うから驚く。麺が1.5倍じゃきかないだろう。それに丼飯山盛りだから言葉が無かった。それもお昼とか夜ならまだしも「朝食」ですよ。それが「美味しそうにすする、掻き込む」だから凄いもんです。確かにラーメンはおいしかった。朝からお客さんが来る理由は、美味しさにある。
返信削除紺のようなお店が、近くにあると行きたくなるわ。