2017年6月15日木曜日
高妻山(たかつまやま・2352.8m)に登り山頂で熊と出会う
6月15日(木) 0215時起床 (---)
天気 晴れ
気温 9℃
肉を三枚平らげ
味付けホルモンもペロリ平らげる
明日の長時間の山行にで爆睡
高妻山(たかつまやま・2352.8m)
歩行距離 16.7㎞ 所要時間 9時間00分 総上昇量 1323m 移動平均速 3.1㎞ (全体平均速 1.8㎞)
0358時 戸隠キャンプ場登山者用駐車場発
0430時 弥勒尾根分岐一不動登山口
0520時 滑滝クサリ場
0533時 帯岩クサリ場
0548時 一不動避難小屋
0705時 弥勒尾根分岐
0904時~0930時 高妻山(たかつまやま・2352.8m)山頂
1102時 弥勒尾根分岐
1235時 弥勒尾根取り付き着
1242時 弥勒尾根分岐一不動登山口着
1300時 戸隠キャンプ場登山者用駐車場着
戸隠牧場の牧柵を抜けて沢底を渡渉を繰り返しながら遡行すると小さな滑滝の鎖場が出て来る
急流に変わった沢の左股を登ると「帯岩の鎖場」、岩壁を鎖を頼りにトラバースしながら慎重に登る
クサリ場からも急坂、暫くで左へ戸隠岳、右へ高妻山の分岐点、稜線上の「一不動避難小屋」である
戸隠山に登りピストンしないで周回すると、今登ってきた帯岩クサリ場、滑滝クサリ場を下ることになる。
右に高妻山を目指して急峻且つ右側が足元から切れ落ちた尾根を登る
その切れ落ちた右側には、「黒姫山」・「斑尾山」の北信五岳が見える
更に登ると今日の目標「高妻山(たかつまやま・2352.8m)」がようやく見えて来る
五地蔵山、六弥勒を過ぎると正面に「高妻山(たかつまやま・2352.8m)」
頂上直下の最後の300mの直登が迫る
とは言え、足元に「シラネアオイ」の群落が続く
登山道脇に続く群落は珍しい
北信五岳の「火打山」・「妙高山」が残雪を残している
その先は日本海である
周囲の山を愛でつつ山頂稜線に登り上がる
登り上がった先、大岩が積み重なった頂上稜線を足元に目線を落として歩く
目線をちょいと挙げて「驚愕」、声も出ない
10m先、頂上雪渓から小熊が藪の中に走り込んだ
つまり母熊の後を追って藪の中である
ここで、首から下げている「笛」を思いっきり、立て続けに、これでもかと吹き続けた
よくも母熊に出会わなかった。幸運以外の何物でもない。
母熊が、こっちの鈴の音を先に聞き人を避けてくれた
頂上稜線には餌はないと思われる
人気の百名山、たくさんの登山者が登る。
登山者が残した残飯や食べ残し、屑があるのだろうか
写真も大慌てで撮る
高妻山(たかつまやま・2352.8m)山頂
白馬三山を撮る
「焼山」から「火打山」の稜線が美しい
笛を吹いたとは言え恐らく子連れ故まだ頂上周辺にいるに違いない
そそくさと下山する
登ってきた5人に登山者には、笛を吹くこと、鈴はザックにを伝える
下山は、帯岩クサリ場を通らない「弥勒尾根」ルートを下る
この尾根ルート、急峻且つ長いこれでもかと膝にくる下りである
この弥勒尾根を下っていると、大きく低い「熊」と思しき「唸り声」
笛を吹いても「唸り声」が止まない、こっちも笛を吹く続ける
立ち止まったまま笛を吹き続ける
「唸り声」が徐々に遠ざかって行く
単独の熊が唸る訳はなく、出会った熊同士の「唸り合い」だったのではないのだろうか
「妙高山・火打山」、「高妻山」、「雨飾山」は相互に指呼である
広大な自然林が広がるこの山域の「熊」の生息密度は濃いのではないだろうか
一日二回も熊に出会うのは、「北海道知床」以来である
改めて「笛」の大事さを思い知った
太陽が容赦なく照り付ける中、漸く一不動登山口に合流する
兎に角「熊」は勘弁願いたい
戸隠神社の奥に「神のお告げ湯」がある
温泉で暖まりつつ、右足アキレスは氷の如く冷たい水でアイシング
高原の雪深い温泉ならではの「お湯使い」です
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母熊に直面しなくてよかった!!
返信削除年くうとさもしいことに”食い物”関心が行ってしまう。?!
肉三枚と味付けホルモンは、朝飯か!!
入浴後には、戸隠そば食ったのだろうか?
要らん世話だとわかってはいるが気にかかるのです。
熊の密度は確実に上がっているように思います。それも人の気配で逃げていた熊が、今や二兎を見ても動じない熊に変化している様は気がします。実に怖いことになっています。笛は必携です。
返信削除朝飯ではなく、その前日の夕飯、朝が早いので朝飯ではとてもとても。時間がある時これをやると実に充実した食事になります。ビールが進む進む。
蕎麦はパスして、湯上がりの麦酒を優先、5月黒姫山の帰りに戸隠蕎麦は食べたので、今回は火打山の下山後、「妙高高原蕎麦」を狙っています。蕎麦には目が無い方なのですが、麦酒との秤が難しい。
おはようございます。
返信削除笛を思い切り吹きながら、登山する。
言葉で聞くのと自分か吹きながら登ることを考えると、母グマの恐さもありますが、体力への自身がありません。苦笑
ホルモンパワーといっても、退職前の10年計画が効いている証拠ですね。
なんとも凄い!!
本州で熊は初めてである。確かにツキノワグマの方が、人馴れ且つ攻撃的かもしれない。人間世界との距離が近い事が起こすのではないのだろうか。ビックリすると同時に良くも避けてくれたとその幸運に感謝です。ますます山で笛を吹かなければならなくなりました
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