10月25日(木) 0415起床 (---)
天気 雨のち晴れ
気温 12℃
有峰林道(有料1900円)ゲートから林道小口川線を12㎞登ると登山口
登山口の目標はフロヤ谷の標柱、林道脇に標柱を発見そこが黄葉真っ盛りの登山口
「鉢伏山(はちぶせやま 1781.6m)」
歩行距離 8.5㎞ 所要時間 4時間39分 総上昇量 785m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 1.8㎞)
0641時 フロヤ谷登山口発
0741時~0753時 鉱山跡
0840時 稜線標高1600m
0931時~0938時 「鉢伏山(はちぶせやま 1781.6m)」
0954時 稜線標高1600m
1033時~1038時 鉱山跡
1120時 フロヤ谷登山口着
登山口からロープが張られた急坂がいきなり始まる
ステップも残らない急壁が直登で上部へ上部へ続く
急壁中段は露岩が出てくる急崖、乗越とトラバースが連続する
張られたロープを掴んで慎重に通過する
鉢伏山登山道の核心部は、登山口から支稜線までのこの登りである
「連れ」を伴ってはとても踏み込めない、今日は一人旅である
支稜線に上がり分岐の標識を見て登ると「鉱山跡」、江戸期は銀山であったらしい
鉱滓が残る跡地は今は紅葉の盛り
鉱山跡から登ると涸沢に入る、深く抉れた沢の石には緑の苔が生えつるつるである
沢から頂上稜線に上がると「泥濘」の道が続き急坂も「泥濘」と格闘する
灌木が低くなると同時に這松が現れ、葉を落とした樺の木と絶妙のコントラスト、この標高では晩秋最早何時雪があってもおかしくない色の配置である
最後の急坂を上がると這松の中にの三角点と「鉢伏山」の標柱が建つ
結局、0900時にはガスが切れると期待して立った山頂であるが、展望は全く無い
僧ヶ岳から薬師岳までの北アルプス北方稜線は見えずじまい、惜しい、残念
鉱山跡下の落葉松の大木を見上げながら慎重に下り無事下山
有峰林道の秋はこの黄葉である
有峰林道の谷の黄葉は両岸から迫る
そして、有峰林道の山は「全山黄葉」する
有峰林道は黄葉のトンネルである
有峰林道の黄葉は全天を覆う
その全天を覆う黄葉に「連れ」は1900円は惜しくないと宣う
春四月、穂高から槍が岳、北ノ股岳、薬師岳を縦走して下った登山口が此処である
ヒマラヤピッチではるばる猪谷駅に下ったあの春は遥かなり。
おはようございます。
返信削除冒頭の歩速で本日はお一人とわかる。
途中の山々は奥様は厳しそうです。多忙、待つのも辛そうですが、この紅葉にご満足されていたとか。
寒さも厳しくなり秋も冬に突入しますね。
あと1ヶ月、帰る日が決まりましたら、例の研修会を組み立てます。
そもそも「鉢伏山」なる山を御存じの方は多くない。「薬師岳」に登ることはあっても「鉢伏山」には行かない。よって静かな山歩きが出来る、だが最初の急坂は半端ない。
返信削除何より「有峰林道」の黄葉が素晴らしい。全山全谷黄葉、見応え十分。此れだけ迫力満点の黄葉は此処だけのものでしょう。惜しいかなそれも「一瞬」だから見逃す。幸い「鉢伏山」が見せてくれたと思いたい