山旅仙人親子リレーを走る

10月7日(日)　0430起床　(－－－)
天気　晴れ
気温　21℃

台風一過の秋空が戻り、今日は幼稚園の運動会である
この運動会が終わらないと山旅に出発出来ない
年長組、幼稚園最後の運動会だから電話が来る
「きっと来てね。僕速いから‼」
ならば早めに行って「祖父母席」に座らなければならない
「敬老席」ではなく「祖父母席」と云うのが洒落ている





緊張の面持ちで朝の開会式が始まる
運動会前に相談があるという電話が掛かる
旦那さんが運動会当日仕事なので「親子リレーに出て欲しい」と云う
快諾する
但し、旦那さんのご両親の承諾を取って欲しい
「僕速いから」と云う孫と走る機会などこれっきりだからニコニコである
玉入れが終わりお昼、お重に綺麗に詰められたお手製のお弁当の御相伴に与る
午後の親子リレーに備えて「麦酒」は二缶に抑える
年長組男の子最後の組5人の親子リレーである
「何歳ですか」と声が掛かる、「66歳です」
私は「67歳です。腰が痛いと云うものだから」
成る程、いろいろ事情がおありのようである
4組目がスタートする
「僕速いから‼」と云う年長が、一番で母親にバトンを渡した。
抜かれぬまま一番でバトンを受ける
ちいちゃなトラックの小さな円弧を駆けて短い直線で加速する
三コーナー手前で二人に抜かれ四コーナーでまた抜かれる
僅差の四着でゴールする
年長組の孫は少し複雑な表情ながらニコニコしてくれる
66歳で親子リレーを走る幸運に感謝である
ほんわかした気持ちで明日山旅に出る