2018年10月12日金曜日

「山伏山(やまぶしやま 184m)「宝立山(ほうりゅうざん 471m)」「鉢伏山(はちぶせやま 543.6m)」


10月12日(金) 0430起床 (---)
天気 晴れ
気温 13℃

0430時雨は上がった
能登半島先端珠洲市の最先端「珠洲岬」に戻り、「山伏山(やまぶしやま 184m)」に登る。登山口は、日本三大パワースポットの入り口にある鳥居である










「山伏山(やまぶしやま 184m)」
歩行距離 2.0㎞ 所要時間 44分 総上昇量 92m

0750時 第一鳥居登山口発
0756時 第二鳥居
0813時~0815時 「山伏山(やまぶしやま 184m)」山頂
0834時 第一鳥居登山口着

第一鳥居前が日本三大パワースポットのバス停、その広場をお借りして車を停めて出発。足元はスパイク雨靴ザックを担ぐ。散歩道なのだがザックの担ぎ心地を確認するため連れと共に担いで歩く
第一鳥居に「山伏山社叢」の案内板が立つ、石川県指定文化財である






スダジイ、アカガシ所謂照葉樹林の森が此処能登半島先端にある
九州最南端、鹿児島の森の様相が此処にある
暖流は植生を此処まで運ぶ、その強力に驚愕である
広い参道を進むと第二鳥居があり、其処から傾斜が増す 
雨上がり、照葉樹の落ち葉が積もったぬるぬるの急坂を上がると、まさに鹿児島の照葉樹の森が広がる、しかも大木が林立である
隣接する500m級の山にはブナの森がある、特異な半島を歩いている



照葉樹の森の中を登り切ると「山伏山(やまぶしやま 184m)」山頂、須須神社奥宮が建つ
暖流故に照葉樹林が、里山故に神社が、篤く守られた山である










第一鳥居に下りついて装束を解き車で1㎞先の日本三大パワースポットに行く











珠洲岬先端が「日本三大パワースポット」である
因みに他は伊那の「分杭峠」、そして「富士山」らしい。山旅で「分杭峠」に行ったのでパワースポット2か所で気を浴びている
岬先端の崖下、波打ち際に「ランプの宿」が建ち






それを真下に見る高台、崖の上に「空中展望路」が掛けられている
皆さん、ヘルメットを被って恐る恐る進んでいる










二山目は「宝立山(ほうりゅうざん 471m)」である
珠洲市に戻り国道249号から広域農道に入り「宝立山トンネル」を抜けて右へ林道に入る
最高峰は「黒峰(くろみね 471m)」、黒峰の手前に三角点のある「宝立山(ほうりゅうざん 468.5m)」、地元では黒峰が「宝立山」、国土地理院の地形図では「468.5mの三角点が宝立山」、此処はやはり地元でしょう
此処にも「黒森の林叢」、ブナの森である







歩く事10分で黒森山頂「宝立山(ほうりゅうざん 471m)」、此処にも祠が建つ












三角点のある「宝立山(ほうりゅうざん 468.5m)」は500m手前の林道から登ること3分、













藪の中に三角点がある













三山目は、輪島市と能登町境の「鉢伏山(はちぶせやま 543.6m)」、奥能登第二の高峰で能登町の最高峰である。輪島市街地からは「高洲山」の隣の峰である。「高洲山」に車で登った折林道繋がりで走る積りが「通行止め」、もう一方の林道から挑戦するもこちらも通行止め、よって能登町から再度挑戦である。広域農道から県道6号、県道26号経由林道大箱鉢伏線で林道を上がる
またまた通行止めかと危惧する流水の中7㎞走って無事に稜線に上がる
何故何度も、なぜ行きたい?
答えはこの「説明板」にある。町が買い戻して能登半島標高500mのブナの森が残る。「強い意志が無いと森は残らない」それが此処にある
無事に残ったブナが林道脇に立つ、切られる運命のブナが残ったことに大いに意味がある














「鉢伏山(はちぶせやま 543.6m)」の登山口は、林道大箱鉢伏線終点、






























藪っぽい登山道を上がる 
















山頂は三角点があるのみ、其処に小さな札の山頂札が添えられている
















登山道脇に、山頂周囲に、ブナの幼木が植えられている









今も、脈々とブナの森づくりが続いている。待つこと200年から400年ブナの大木の森が此処にある













今日の目標の三山は終わる
僅かに色づき始めた山を下りる
















今日最大の目的は「世界一のジェラート」である
その名は「マルガ-ジェラート」、能登町にある











手書きのメニューが掛かっている
ダブルで頼むとおまけが付く















「栗とサツマイモ、おまけに能登の塩」
今が旬の二つと地元の塩で頂く
もっぱら「ガリガリ君」だから始めて食すと言って良い
確かに「美味しい」、妙に甘くない、媚びてない、しっかり素材感がある、辛党にも違和感がない。
世界一とはこういう事なのだと納得する
ネットで検索可能らしい




今日の泊地、穴水町でビックリの刺身に出会う
なんと「カマス」の刺身である、癖のない少し赤みがかった刺身、淡白の中に甘さと旨味があり脂がしっかり乗っている。
初めて食す。
秋の能登の味なのかもしれない。
毎朝定置網に入るカマスが刺身になるのだろう
能登は旨い

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    13℃ですか、寒いですね。秋です。
    こちらも稲刈り真っ盛り。新米が出てくる季節。楽しみです。
    今年は、天気も良く稲刈り前から気温差もありきっと美味しい。
    何よりも台風にやられなかった。
    三つの山を天気の良いうちに登る作戦。奥様が無理されないようなして下さい!

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  2. 今朝など10℃です。素晴らしい朝です。此れ以上ない朝を迎えています。狭い陸地ながら東へ西へ北へ南へ走り回っていると一日軽く100㎞走っています。車が少ないからこそ狭い県道急な林道で100㎞です。登って疲れるのではなく、運転息を使って疲れています。

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