10月18日(木) 0450起床 (---)
天気 晴れのち曇り
気温 9℃
あの暑い夏は何処へやら今朝など9℃という爽やか寒冷の朝である
今日は「医王山」の大池平巡りである
「医王山ビジターセンター」の早朝は静か、芝生広場が綺麗に刈られ冷気深々である
「箱屋谷山(はこやたにやま 68m)」から大池平周回
歩行距離 9.5㎞ 所要時間 3時間58分 総上昇量 399m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.3㎞)
0738時 「医王山ビジターセンター」発
0839時~0847時 「箱屋谷山(はこやたにやま 685m)」山頂
0900時 地蔵峠
0930時 大池平休憩舎
0954時 三蛇ヶ滝
1030時 三色泉
1050時~1100時 大池平休憩舎」
1134時 「医王山ビジターセンター」着
ダム湖畔の林道を上がって行くと突然芝生広場が出現する
ここが「医王山ビジターセンター」、芝生の露に朝日が当たりキラキラ輝く何とも贅沢な時間である
「医王山ビジターセンタ-」に山旅号を停めて出発
先ず右手の尾根から「箱屋谷山」に登り地蔵峠から大池に下る
夏草の道から階段の急坂に変わる、「連れ」は四つん這いで登る
その後も階段から緩やかな尾根道と思いきや再び四つん這いの繰り返し。
それも試練で漸く「箱屋谷山」分岐
「箱屋谷山(はこやたにやま 685m)」の展望は一方向のみ
能登最高峰「宝達山」方向のみが切り開かれている
「宝達山」は余程特別な山なのだろう
このコースの見どころは「鳶岩」と「鳶岩から白兀山」への稜線である
左が「鳶岩」、大池平から45度の岩場を鎖を頼りに登り、両側切れ落ちた岩稜を白兀山へ登る。成程さもありなん急な岩稜が逆光の朝日の中の黒々と屹立している
地蔵峠は昨日の歩んだ稜線の道、別ルートの登山口から、そしてビジターセンターからの道が集合する
地蔵が一体置かれて居る
地蔵峠から大池至る遊歩道は、管理道を兼ねているため砂利の車道である
ゆっくり下る
その管理道の脇の立ち枯れに「キノコ」がある
この類のキノコ、「毒」もあれば「可食」もある。新参者には手が出ないが恐らく「毒」と聞いたような気がする
聞いた通り「鳶岩」のリッジは45度である。鎖場は「カニノヨコバイ」と呼ばれているらしい。「連れ」はとんでも無いと云う、雨上がりの今日はパスである
小さな池だが名付けは「大沼」「大池」、休憩舎が建つ
この場所が「大池平」、金沢の町の直近と云うには余りに「静寂」「原生」「湧水」である。「別天地」という呼称が成程しっくりする
大池平の周遊の案内板が建つ、三蛇ヶ滝と三色泉を巡る案内である
「箱屋谷山」への登り「連れ」が絶叫した「蛇”””!!!!」何とも凄まじい叫び声は
此れ故であったのかもしれない。しかし、その蛇が「マムシ」であったとは「山蛇ヶ滝」も知るまい
「大池」に秋色が映り
見上げれば秋空に「秋色」が映えている
「大池」の秋は着実に進んでいる
「三蛇ヶ滝」に下っていると道の真ん中に「石板」があり「鳶岩」はこちらと矢印が示している、そこにはよく踏まれた道が上方の伸びているから皆さん挑戦するらしい
沢に降り立つとたっぷりとりの水量を持つ「三蛇ヶ滝」が落ちている
漸く色付いた秋が趣を添えている
秋真っ盛りの「紅葉」は滝と共に美しいことであろう
谷底から周回路に戻り再度小さく谷におりる
こんこんと湧き出づる「三色泉」がある
底の砂を躍らせながら冷たい水が湧く、手を伸ばし水に差し込むとジンとする冷たさである。此れが森の命の水なのである
台風21号の大風は、この山でも大木を倒している。山では至極当然な輪廻である
「連れ」と秋の始まりの静かな山を楽しんだ
こんばんは
返信削除完全に秋ですね。
こちらはやっとあちこちで稲刈りが始まり、朝夕は涼しくなったものの、昼間は半袖でも暑い。
雨上がりの秋の澄み切った空気とまだ昨夜の雨で滑る山の感じが伝わり、奥様のカニ歩きを嫌うとんでもない山は仙人だけが行くのかなあーと、読みながら一人で勝手に思うことでした。笑笑
さあ、明日はどうなるのか?
本日の夜は社長と山旅仙人の話で盛り上がりました。もちろん凄い!ってことです。
医王山の一角だけ残して富山へ転進する訳にはいかない、また「連れ」が歩く分には問題ないと云う訳で歩き回った次第。ビジターセンターに着く寸前に二組に会ったきり、秋の静かな山を満喫です。確かに頭と心と舌ト喉に贅沢してます。此れが様々なインスピレーションを生むのです。実に楽しい。ごめんなさい、
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