2018年11月19日月曜日

「竜爪山(りゅうそうざん):文殊岳(もんじゅだけ1041.0m)&薬師岳(やくしだけ1051m)」 「欅立山(けやきたてやま 888.8m)」


11月19日(月) 0430起床 (---)
天気 くもり時々雨
気温 13℃

雨予報の天気が曇りから晴れに変わるも、目の前の富士山はこんもりと雲を被っている。
天気は回復と云うから取敢えず行ってみよう 











「竜爪山(りゅうそうざん):文殊岳(もんじゅだけ1041.0m)&薬師岳(やくしだけ1041.0m)」
歩行距離 4.2㎞ 所要時間 1時間38分 総上昇量  405m 移動平均速 3.8㎞(全体平均速 2.3㎞)

0925時 穂積神社登山口発
0936時 階段下
1002時 頂上稜線
1005時 「薬師岳(やくしだけ 1051m)」山頂
1020時~1025時 「文殊岳(もんじゅだけ 1041.0m)」山頂
1039時 「薬師岳(やくしだけ 1051m)」山頂
1042時 頂上稜線
1056時 階段下
1103時 穂積神社登山口着

穂積神社は清水市街地から谷間の平山集落に入り林道を登り上がった峠、大きな石に神社名が刻まれている。戦前は「弾除け神社」として尊崇されていたとある
「竜爪山(りゅうそうざん)」は、「文殊岳(もんじゅだけ  1041.0m)」と「薬師岳(やくしだけ 1051m)」の二山を総称しての山である











登山道は穂積神社の境内の大杉「夫婦杉樹齢500年」の脇を上がる

















尾根にも大杉が立つので登山道は、根っこの道である

















暫く歩くと急坂に階段が設置してある。その階段が、鋼管パイプとクランプ、そして階段で構成された、土木用語では「階段工」である
山の傾斜と山を虐めない工法は、確かにこれしかないだろうと思う。のだけれどこれだけ長大な「階段工」は初めてである










巻き道コースと合流した後は、上下二車線の階段工が設置されており「土・日・祝日」の混雑を考慮した設置なのであろう
ハイキングコースとして人気と云うからさもありなんである








頂上稜線に上がると案内標識が立ち、山頂方向、反対側に稜線を辿る道を紹介している
「東海自然歩道」の充実ぶりが解る案内である







「薬師岳(やくしだけ 1051m)」は杉林の中、山頂標柱が建つのみ展望は無い








「薬師岳」山頂を真っ直ぐ進むと杉の倒木、更に進むと杉林を大きく下る









下りついたコルから灌木の林を登り返す、凡そ直高50m程度の登り下りなのだが辛いか、辛くないかは想像力である。山の昔と今を想像する力、この山と一緒に暮らす里人を想像する力、「東海道五十三次」と「薬師岳」」「文殊岳」の物語を想像する力、いろいろな想像力があると辛い事も軽くいなせる。








「文殊岳(もんじゅだけ 1041.0m)」は展望が効く










静岡と云えば「清水湊」そして「次郎長」、やはりそこには「伊豆半島」の山々は欠かせない。その展望が「文殊岳」から一望である











「富士山」方向が切り開かれた藪から見える「富士山」は、上半が雲の中「想像する富士山」も中々乙である








「欅立山(けやきたてやま 888.8m)」
歩行距離 3.4㎞ 所要時間 1時間28分 総上昇量 180m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 2.2㎞)

1112時 穂積神社登山口発
1128時 高山分岐
1157時~1299時 「欅立山(けやきたてやま 888.8m)」山頂
1227時 高山分岐 
1240時 穂積神社登山口着

林道路肩にとまっている山旅号に戻り一息入れる

















急坂、階段工のない「欅立山」は「連れ」とともに歩く













このコースの売りは、大杉と大樅の木の道である
名に恥じない「大杉」と「大樅の木」が登山道脇に林立する
大杉が建つ登山道















大樅の木が建つ登山道
人気が出ない筈が無い。身近に抱き抱えられない大木がある事に感動であろう
















山頂直下は、左が自然林、右が檜林、見事な棲み分けの林を登る












人気の訳は、「大杉」と「大樅の木」だけではない
「欅立山(けやきたてやま)」の標高は「888.8m」なのである
揃った数字が「8」ではなく「八」、末広がりの「八」が四つも並ぶ、これ以上ない山である








「富士山」はこの時間になっても雲の中である。今日は「八」で〆である













「大樅の木」と「檜林」をのんびり下る
今季の山旅は、「八八八八」縁起のいい数字が揃ったところで御終いです。
明日、鹿児島に向かって山旅号と共に帰郷です


2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    お疲れ様でした。寒さも厳しくなってなりますので、鹿児島へお帰りください。
    道中は気をつけてください。

    雪の情報も入り始めましたので、早めの撤退。数字もごろが良い。

    帰りの食レポもよろしくお願い申し上げます。。笑笑

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  2. 例年より雪が遅くてここまで粘れて最高です。しかし、朝晩の冷え込みは流石にこの時期のものです。天気の短期周期の変化や雪を考えるとここ等辺りが潮時でしょう。
    「連れ」も流石に冬枯れた山には驚いています。この冬枯れも山の姿の一つ、愛でてもらいたい。あの新緑だけが山ではありません。
    漸く、のんびり下れそうです

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