2018年11月2日金曜日

「涌谷山(わくたにやま 1079.7m)」


11月2日(金) 起床0350時 (---)
天気 晴れ
気温 6℃

「涌谷山」の謳い文句は、「揖斐川奥、明るいブナ林の静かな山」階段状の手入れの行き届いた歩道が続いている。ところが・・・

「涌谷山(わくたにやま 1079.7m)」
歩行距離 7.2㎞ 所要時間 4時間52分 総上昇量 735m 移動平均速 3.0㎞(全体平均速 1.4㎞)

0633時 スキー場駐車場発
0837時 ブナ林
0859時 丁子山(ちょうじやま 1011m)
0925時~0930時 「涌谷山(わくたにやま 1079.7m)」山頂
0953時 丁子山(ちょうじやま 1011m)
1010時 ブナ林
1125時 スキー場駐車場着

スキー場は閉鎖されており数年は経過している。スキー場左上部杉林が登山口と紹介されているが、茅の藪が濃くとても其処には行き着けない。今日も取付きから藪漕ぎの予感である。











スキー場の茅薮で散々登山口への入り口を探し、スキー場最下部左手の杉林にピンクテープを発見する









登山道、まして階段状手入れの行き届いた歩道ではなく、スキー場の茅薮を避けてつけられた踏み跡である
踏み跡を見失わないように注意深く足元とピンクテープを探しながら急坂を登る。
手入れされなくなって数年を経過するであろう歩道は、既に山に還っている。踏み跡に左右両側から灌木が被さる本格的な藪である





その踏み跡を大きな倒木が塞ぐ、上に回避するのか、乗っ越すのか急坂で立ち止まり暫し考える。標高がなかなか稼げない踏み跡が続く。急坂がさらに傾斜を増すので、踏み跡探しのストップと急坂ゆえのストップでさらに登高スピードが落ちる










上部では灌木の藪が笹薮に変わる、変わったと思ったら灌木の藪、再度さらに濃い笹薮となる
















そしてそこに倒木だから、倒木を巻くのに時間がかかる。イライラを通り越して諦めムードである














其処にブナ林が出現する、確かに明るい、見ごたえあるブナ林である。のだが林床は藪で上ばかり見て歩いたらルートを失う。標高800mから1000mの頂上稜線までの一帯がブナ林である。東北各県で見られる「ブナ幹の熊の爪痕」が全く見られない。樹齢百年越えのブナにも無い。熊の密度が薄いのだろう。ブナの林には熊棚も見られない






頂上稜線近くになり漸くブナの林越しに「周囲の山」が見えてくる
藪漕ぎから山登りらしくなってくる











登りあがった頂上稜線末端が「丁子山(ちょうじやま 1011m)」、半分割れ残った頂上標識がある。賑やかな頃の頂上標識の一部であろう










頂上稜線を小さなアップダウンで山頂に向かう、再び野笹藪が出て来るのだがこれがさらに密度が濃い笹薮だから手古摺る










山頂直下の笹薮はこのルート一番の濃い笹薮で笹薮トンネルと化している


















笹薮のトンネルを潜って上がった「涌谷山(わくたにやま 1079.7m)」山頂は、笹と灌木の中で展望は灌木越し












林越しに隣の稜線の山が黒く見えるのみである。
案内されているコースタイムは2時間10分、今日は約3時間かかる。藪の濃さとルートファインディングが時間を超過した原因である。20歩登っては立ち止まりルートを確認する作業が延々だから仕方がない。






下りも藪を掻き分けつつ足元を確認する。油断すると藪に突入する。
それでも、黄葉は至る所、辺り一面だから楽しめる










下山して駐車場に掲示している「登山道」を確認する。確かに間違いなくこのルートであるが、登山口は上部ではなく今やスキー場最下端の杉林、この掲示板で恐らく大多数が藪漕ぎを余儀なくされている。










今日、スキー場駐車場には「山旅号」が一台のみ、確かに静かな山は楽しめる
昨日は「三周ヶ岳」で笹薮を漕ぎ消耗し、今日は「涌谷山」でそれ以上の消耗である
このハードな藪漕ぎをしつつモチベーションを維持するのは難しい



2 件のコメント:

  1. こんにちは、凄い藪になってますね。
    有名な山ではないんですか?
    人気の山とは全然違いますね。
    過酷な山登りは奥様は行けませんね。

    そういえば、スズキのキャリーのリコールが出てましたが、山旅号は大丈夫ですか?
    スズキじゃなかったですか?

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  2. 人気だったのだが藪がその人気を奪ってしまった。人気に自惚れているとかく成るぞの見本である。山も世間も変わらぬ仕置きである。登る山旅本人は、もっとそして更なる折檻を受けているに等しい。折檻を受けても登ってみなければ分からない。楽しい山だけでは許してもらえないらしい。こういう山を避ける「連れ」の六感に脱帽

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