2018年11月11日日曜日

「三ノ峰(さんのみね 2128m)」


11月11日(日) 0345起床 (---)
天気 晴れ
気温 7℃

永平寺町の道の駅から「三ノ峰(さんのみね 2128m)」の登山口「上小池駐車場」まで50㎞を走る。山間部を30㎞をライトを頼り登って行く、一車線狭小部もあって30㎞をたっぷり一時間かかる。駐車場は先着3台、二番目に出発。









「三ノ峰(さんのみね 2128m)」
歩行距離 13.7㎞ 所要時間 6時間37分 総上昇量 1300m 移動平均速 3.0㎞(全体平均速 2.0㎞)

0610時 上小池駐車場発
0627時 三ノ峰登山口
0735時 六本檜
0835時 剣ヶ岩
0931時 三ノ峰避難小屋
0940時~1000時 「三ノ峰(さんのみね 2128m)」山頂
1005時 三ノ峰避難小屋
1054時 剣ヶ岩
1134時 六本檜
1226時 三ノ峰登山口
1247時 上小池駐車場着

駐車場から下り林道に降りて暫く歩くと「三ノ峰登山口」、熊も出るらしい
















傍らに「三ノ峰登山道案内図」が建つ
「三ノ峰」まで登り4時間20分、下り2時間40分 所要時間7時間
別山まで足を延ばすと往復3時間30分を要し 所要時間10時間30分








登り始めて暫くすると山に朝日が射す。

















指先が冷える筈である、霜が降りている。此処で標高は1000mなので上部は凍っている。











時折出て来る階段と霜が降りてカリカリの登山道を登る
















六本檜と呼ばれる山頂に続く尾根の乗越に上がる。「赤兎山」との分岐である











檜の古木が稜線を跨ぐように聳える













稜線に上がると「別山」から「三ノ峰」が朝日を背に黒々と遠く高い。













その「三ノ峰」に向かって急峻な尾根が立ち上がる。二段構え、三段構えで待っている









隣尾根の樺の木が笹原に白く輝く、雪の準備は出来ている






















登り上がるにつれ尾根は益々険悪さを増す















一段目の樺と笹の急坂を登り上がる












足元では霜柱がサクサク音を立てる















二段目の核心部に掛かる。
急峻で且つ細尾根の直上、カリカリに凍った登山道を慎重に上がる














登山道は、細尾根を忠実にたどっている。岩壁の真上を歩くことになる

















最期の急坂は、ザレ場が凍っており更に慎重に通過する
特に岩壁の真上が特にザレているから始末が悪い。
思った以上の悪場にこれが一般登山者のルートかと吃驚である












悪場の最上部が「打波の頭」の下、「三ノ峰避難小屋」は樺とハイ松の中をトラバースする











笹原の鞍部に赤い屋根の避難小屋が建つ。悪場を解放されてほっとする場所であろう













避難小屋から10分、「三ノ峰(さんのみね 2128m)」山頂と「別山」、「別山」が随分高い













此処から「別山」往復3時間30分、追い越して登っていった若者が歩いているのが見える
その奥に「白山」が見える













「白山」が近い











「別山」の右側に「乗鞍岳」が遠く浮かぶ












そのさらに右には「乗鞍岳」が雲の上に頭を出している













「赤兎山」から「大長山」の連なりが見える












「一ノ峰」と先年登った「銚子ヶ峰」が重なる












たっぷり展望を楽しんで「急坂」「細尾根」「岩壁直上」「ザレ場」を慎重に下る

















「白山」が遠くなる












「細尾根」「急坂」は続き、慎重な下りが続く













六本檜の乗越に下り「三ノ峰」を見る。量感がある山である









登山口に降り立ち駐車場までの路傍に案内板がある
山は山暮らしと共にあり生活の場であったのである












焼き畑














出作り小屋
遠くない昭和の昔の話である











大栗の木が立っている














遥かな昔の「山暮らし」の時代にも大木であったのだ
350年とある
駐車場に戻ると満車
「刈込池」めぐりのお客さん、幼い子供連れが多い。
町から細い道を30㎞上がるのだが、其れを物ともしていない様子である
久しぶりに緊張を強いられた。一人山旅は、こういう個所の通過に特段の注意を求められる。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    Facebookでも綺麗な画像が上がってました。
    凄いですね。
    そろそろ寒気がやってくるらしい。
    雪も観測すると思います。日程を決めないといけませんので、ご連絡ください。。

    返信削除
  2. チャンスはそうそうあるわけではない。そうかもしれないと思いつつ登ってみたら「これが大チャンス」でありました。秋最後ではないでしょうか。此れから先は山には雪が降ります。そうなると限られた人の世界です。「連れ」も寒い寒いと云っております。
    今期山旅もいよいよ終盤に入ります
    「12月3日の週」で組んでもらって結構です。楽しい講習会にしましょう

    返信削除