2018年11月4日日曜日

移動日「山旅最高の移動日」


1月4日(日) 0350起床 (129/92)
天気 雨
気温 11℃

昨日「小津権現山」を下りて揖斐川町の「徳山ダム」に上がって湖面を堪能し、道の駅「星のふる里ふじはし」のいびがわ温泉「藤橋の湯(510円)」で湯浴みして遥々30㎞下り、あわや東海道新幹線「岐阜羽島駅」と云う道の駅「富有柿の里いとぬき」まで下ってビールにあり付いた。
今秋最後の岐阜県の山「左門岳(さもんだけ 1223.6m)」に登ろうと眠りにつく






この「左門岳」昨秋も登ろうと画策したのだが叶わず。
起きると雨、岐阜県市南部は雨でも北は降ってないかも、と40㎞走り「左門岳登山口」へそのアクセス路「奥美濃水力発電所 上大須ダム」左岸は通行止め










ならば右岸はとアースダム堤頂を右岸に渡る
バリケードで進入禁止
幾度試みても登れない山は確実に存在する。此れはどうしようもない現実で受け入れるしかない。もう二度と此処に来ることはないのだろうと思うとしみじみする







「猿」に見送られて「奥美濃水力発電所 上大須ダム」を「去る」













「岐阜県」から「福井県」の山に移動すべく国道157号(またの名を酷道157号、その峻嶮さ故)に戻るも「全面通行止め」の看板が立つ、雨に祟られたのだろうかと消沈である











本巣町の道の駅「うすずみの桜の里ねお」に戻る。その道の駅に桜が咲いている











「淡墨桜 ?」が三分咲きである
吉兆か!
道の駅でから福井県に越える道は「酷道157号」のみでは無い、昨日上がった徳山ダムから国道417経由冠山峠から福井へ越えられる






揖斐川町徳山ダムも雨で煙る、その湖面と黄葉の色具合が雨に合う














日本最大貯水量を誇る湖面を入り江の奥へ奥へと見せる、徳山ダムの見どころである










徳山ダムから離合至難、谷底を遥か下に見る狭い林道を「冠山峠」に上がる。峠はガスの中である。











にも拘らず、峠の駐車場は満車、峠右手の「冠山(かんむりりやま 1256.6m)」か、左手の「金草岳(かなくさだけ 1227.1m)」へ登っている。ちょっと待った「晴れた日はもっと凄い山が待っているぞ」などと独り言しながら福井県に下る







実は、此処「冠山峠」からの下りが「山旅三昧初、最高の移動日」となる
これほどの移動日は、山旅三昧7年目初の出来事である。あれはきっと「淡墨桜」であったに違いない









ブナの巨木群の黄葉














巨木過ぎるブナの黄葉


















路傍にこれだけのブナの巨木と巨木の群れを見たことが無い















ガスが掛かる黄葉の尾根の三重奏等、まして林道等でお目に掛ったことはない








雨に濡れた黄葉はひょっとしたら日が射し透き通った黄葉を超えてブナの最高の魅力を見せているのかもしれない
















ガスとブナ、ガスとブナの黄葉、雨に濡れたブナの壁は此処だけのものかもしれない










山旅号を停めてブナの黄葉に見入る 
此処まで森を守るには途轍もない力が要る
何者にも何事にも、如何なる力にも圧力にも負けず撥ね退ける強力な力が必要である。それをこのブナの巨木に見る。
山はこうでなければならない










此処まで演出してくれる黄葉を初めて経験する


















目前に黄葉したブナの巨木が三本、在り得ない光景が広がる











感動をそのまま鯖江市の道の駅「西山公園」に持ち込む
明日から登る福井の山は期待できる

3 件のコメント:

  1. おはようございます。見事ですね。
    ホント綺麗!
    石川。富山。岐阜。そして福井ですか?
    桜はいじめられるとその後に春と勘違いするらしい。極寒=いじめられる。そして春。
    今回は、台風なのどの厳しい風をいじめととって、咲いている桜が全国にあちこちあるらしい。
    この習性を利用してイベントで桜を咲かせる花咲か爺さんのような造園家がらいるという。

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  3. 強力な「自然保護指定」が無いとこの森は残らない。残って初めて気付く「保護」の成果。町づくりも一緒「成って」初めて思い当たるあの時、あの騒動、あの独りぼっち。それでも「成ってしまえば」忘却の彼方。其れでもやらなければならない。今でもそうなのだ

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