2018年12月21日金曜日

東風の仕業


12月21日(金) 0600起床 (---)
天気 曇り
気温 12℃

昨日に引き続き今日も朝から東風が強い
山影では吹かない風が、山影を離れると体がもっていかれそうである
山行中に稜線を越えて吹く風に似ている
平地でこの風に出会うとは思いもしない
最も驚いたのは海の顔、海の形相である
東風なのでヘタ目は凪、これまでの経験通り頭にしっかり残っている海である
所が、500m先の沖を見て凍り付いた




波は風で起こる、強く吹けば吹くだけ波は大きく激浪となる
其れが目の前で展開している
波頭が白くなり沖へ沖へを流れる
500m沖の波は1000m沖では更に大きくなり2000m沖ではもっと高くなる
10㎞、15㎞風が吹き抜ける限り風の起こす波の限界まで高くなっているのだろう
その始まりが500m沖にある
海の顔の変化をこれ程間近にに見たのは、初めてのような気がする


2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    同じようなことが、甑島に住んでいる時に経験しました。
    島の場合は西風、北西の風です。
    島影でヘタは凪ですが、沖に白波が見える。
    双眼鏡で確認して、今日は汽船が欠航するかどうか?インタネットが無くテレビの気象情報も希薄な時代は、判断していた。

    その後に有線放送で漁協の魚の情報とともに、汽船は欠航と伝わる。
    間違えてなかった!とひとりで気象予報し、親に褒めてもらったことを思い出した。笑笑

    汽船が欠航することは、島の生活に大きな影響がある。生鮮品か店からなくなる。牛乳は直ぐになくなる。
    冷凍食品もなかった時代ですから、乾物で代用していたと思います。

    懐かしい海を思い出したブログでした。

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  2. 山旅の暮らしでも、帰って来てからの暮らしでも、雲と風に一番注意が向く。明日はどういう風向きで雲は、天気は?という具合、北東から時計回りに南の風については海が凪ぐので戦闘モード、道具の準備である。南西から北は、雲行きと風の強さ次第だから神経を使う。これからの季節「北西風」の合間を縫う神経戦が続く。年内にもう一日くらいは隙間があるだろう

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