2019年4月11日木曜日

南亦山一等三角点の山「南亦山(みなみまたやま 982m)」に登る


4月11日(木) 0430起床 (---)
天気 雨のち小雪のち曇り
気温 8℃

晴れていると思って起きると外は小雨が降っている
昨日書かなかったブログを打ちながら天気の回復を待つ、0500時の天気予報では午前中は雨が残りそうな雲行きである

「南亦山(みなみまたやま 982m)」
歩行距離 5.2㎞ 所要時間 2時間45分 総上昇量 416m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.7㎞)

0737時 南亦山森林公園駐車場発
0815時 稜線東屋
0857時~0910時 「南亦山(みなみまたやま 982m)」山頂
1011時 林道
1022時 南亦山森林公園駐車場着

登山口は駐車場から50mほど林道を下る。山頂経由の遊歩道の案内板が立ち山頂経由駐車場先の林道に下り立つまで1時間20分。














杉林の中の急斜面の階段を登る













支尾根に上がると灌木の自然林に変わる。
その灌木に名札が付いている。

















モチノキ科 アオハダ


















カバノキ科 アカシデ





















ウコギ科 ハリギリ



















トウダイグサ科 シラキ






















カエデ科 コハウチハカエデ




















ブナ科 アカガシ
















カエデ科 ウリハダカエデ



















ユキノシタ科 イワガラミ





















ツツジ科 アセビ












リョウブ科 リョウブ



















カエデ科 オオモミジ


















エゴノキ科 エゴノキ
















支尾根にブナの大木が目立つ

















東屋が立つ頂上稜線に登りつく、山頂まで0.9㎞











頂上稜線を進むと「バイケイソウ」が稜線を埋め灌木の林の先に山頂が見える















尾根一面をバイケイソウが埋める。ブナ等の落葉樹の芽吹きを前にしたこの時、尾根を埋めるバイケイソウは実に鮮やかである








頂上稜線にも名札が付く、クスノキ科アブラチャン


















カエデ科 チドリノキ

















ミズキ科 クマノミズキ


















ハイノキ科 タンナサワフタギ



















ニシキギ科   ツルマサキ




















バイケイソウは灌木の林床を埋めるように尾根上部へ続く
















灌木の隙間から「熊野灘」が見え始める。リアス式海岸の入り江が山に食い込むさまが一望である
















稜線に大ブナが立ち


















大樅の木が立つ

















そして其処にもエゴノキ科 アサガラ






















イヌガヤ科 イヌガヤ
















頂上稜線が岩絡みになる















其処に大ブナが立つ


















「南亦山(みなみまたやま 982m)」山頂は、灌木の中展望はない
展望台が立つも周囲の木が大きく見えない、僅かに潅木も幹の間から遥かに山並みが浮かぶのみである
小雪が舞う






山頂標の隣にもメギ科 メギと掛かっている


















山頂の「大ヒメシャラ」を見つつ下りにかかる



















下りは様相が一変する。急斜面の尾根に木製階段が下方に伸びる
連れの転ばぬよう、滑らぬようの一歩一歩、一段一段の下りが続く








下りつつ眺める紀伊の山々、奥へ奥へと谷も尾根も峰も続き繋がっている
此れからあの谷、あの尾根を歩き、あの峰々に登る。時がかかるだろう











最期まで急坂の階段、漸く林道に下り立つ。
「ご苦労様でした」という看板が迎える












林道を10分下ると「南亦山森林公園駐車場」着、案内時間1時間30分のところ、自然林の中2時間45分ゆっくり森林公園を楽しむ。







山旅号で下る林道横を流れる沢は清流、透明な淵がキラキラしている















そして、苔と清流が美しい













その清流の下流に「頭ノ宮四方神社」













受験の神様だけではなく「頭の健康」の神様で、全国から参拝者を集めると云う
連れは「ボケませんように」とお願いしている










国道42号線で道の駅「奥伊勢おおだい」に向かう途中、「阿曽湯の里」で湯浴み(400円/人)
この後は、大杉谷やその周辺の山をじっくり登る予定である
清流と黒部に匹敵する深い谷、その谷に被る山々
ワクワクする

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    本日11日は東京出張。
    最近は企業のかたから本市と一緒にやりたいという声がかかる。
    うれしい限りですが、真相はどこにあるのか、令和詐欺でないのか?(笑)確認に上京。

    さて、凄いですね木の名前をしっかりと書いてある。初めてではないでしょうか?
    それほど山行きのかたから愛されている山なんですね。
    びっくりです。

    返信削除
  2. 紀伊半島は山の国です。此れを見ると納得します。見事に間伐調整された山もあれば、稜線に自然林を残す山もある。山と共に生きてきた歴史がそうさせている。長い歴史の中で育まれた空気でしょう。
    矢張り「地域資源」を生かし切ることに尽きるようです

    返信削除