2022年3月31日木曜日

山口県長門市で雨のため停滞する


3月31日(木) 0530起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 16℃

雨は昼前に上がる、同時に北風が吹き上がってきて朝方16度あった気温は今13℃、グンとと冷え込み始める。



雲も低く時々時雨れる空模様で山も垂れこめた雲の中である。寒気が下がってくるため今日から寒が戻るという予報が出ている。



雨で停滞中しなければならない用件は「洗濯」「買い出し」「地図の印刷とダウンロード」「山装備の手入」等々様々だが取り敢えず買出しに行く



今回、朝食が「味噌汁ソーメン」から「5つの味のスープ春雨」に変える。理由は簡単、「美味しい」且つ「時短」「食器の片付けが早い」、良い事尽くめだが少し量が少ないのが難と云えば難、10袋入りを一つ購入し5日分の朝食を確保する。



更に行動食として「豆と柿の種」の袋入り菓子を購入し、チャック付きのナイロン袋に詰め替えてザックに仕舞う。行動食は「もち麦入りのお握り二個」「チーズ」「カロリーバー」「飴玉」「醤油漬け大蒜」そして「豆と柿の種」だが、お握り二個は毎日消費するが他の行動食は少し休憩時に摘むのみなので一週間も十日もザックの中である。



スーパーで鹿児島県薩摩川内市、我が地元の焼酎「本格焼酎さつま黒五代」を見つける



卵を茹でながらお湯割りで 昼酒している



そして、「山口県の山全図」を広げ山の位置を確認している。そもそも山口県の地図上の形、姿を知らなさすぎるので、東西南北の何処に山が散在、点在しているかから始めなければならない。地図記載の山への登山口へのアクセスも東西南北何処向きに走るのかも不確かなので山と道路の把握は不可欠である。



其処にロードマップも広げて県内各市の位置も不確かなので確認する「下関市」「長門市」「萩市」「美祢市」「宇部市」「山口市」「周南市」「岩国市」「柳井市」等、山がどの町にあるのかも地図を照らし合わせて、山の位置関係と街の位置関係を併せて把握に努める。一度も走ったことのないロードマップで把握することこれが中々難しい。



明日登る予定の「花尾山(はなおさん 669m)」と明後日の「桂木山(かつらぎさん 702m)」は、「長門市」の南に位置し「美祢市」との市境にあることは理解する。登りつつ道路を走りつつ覚えていくしかなさそうである

2022年3月30日水曜日

「一位ヶ岳(いちいがたけ 672m)」に登る


3月30日(水) 0440起床 (ーーー)
天気 曇りのち雨
気温 13℃

下関市豊北「道の駅 北浦街道豊北」から国道191号を東進し長門市に入りJR山陰本線「ひとまる」駅手前で国道491で南下する。俵山温泉を目指し県道38号を南下しトンネルを抜けると登山口の「椎の木集落 河内神社」、空き地に止めて出発する。



集落から見上げる目指す稜線にはガスが掛かる、今日の天気はもって午前一杯、午後は一時雨の予報である。




「一位ヶ岳(いちいがたけ 672m)」
歩行距離 5.3㎞ 所要時間 3時間42分 総上昇量 376m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 1.4㎞)

0628時 椎ノ木集落河内神社発
0645時 林道終点
0700時 作業道終点
0750時~0800時 稜線鞍部
0833時~0845時 「一位ヶ岳(いちいがたけ 672m)」山頂
0909時 稜線鞍部
0946時 作業道終点
0956時 林道終点
1010時 椎ノ木集落河内神社着

入口の案内板の現在地から一位ヶ岳登山道椎ノ木コースを上がる


距離は2.2㎞



集落最奥の人家から荒れた林道を上がると堰堤の上で沢を渡り作業道に入る



作業道は大石がごろごろ転がり洗堀されている。歩き易い所を選んで上がる。
作業道終点から沢沿いの登山道を登る。岩絡みで傾斜もきついので足元注意である。



コースには案内板とコメントが記された手作り看板が建つ、登山道は踏まれているが沢沿いの滑りやすい登りである。
沢を右へ左へと数回渡渉して最後は右岸に付けられた急坂を上がる



作業道終点から沢詰め迄の登りの傾斜は緩まない。
沢を詰めて上がった地点が稜線の鞍部、天井ヶ岳と一位ヶ岳の分岐である



鞍部から「一位ヶ岳(いちいがたけ 672m)」山頂への登りは、このコース最大の急傾斜で且つ表土露出で根っ子と石混じりそしてロープ付きである。
ストックを上手く使いながら登らないとスリップする



山頂下で一旦傾斜が途切れ僅かな平坦地が現れるが最後山頂への登りも傾斜はきつい
最後の急坂を頑張って上ると茅の伐り開かれた原っぱの山頂である



「一位ヶ岳(いちいがたけ 672m)」山頂、展望は360度全周
だが今朝はガスが高く低く掛かるので遠くまで見通す眺望は無い



北方向に「油谷湾」



北東方向に長門市と「深川湾」「仙崎湾」



西には「西中国山地」が広がり、次に登る「花尾山(はなおさん 669m)」「桂木山(かつらぎさん 702m)」が見えているかも?



連れは、山頂から鞍部迄の下り滑って転ばぬよう足元を確かめつつロープを握って下る
沢の下りはなお慎重な歩みになる標準2時間のコースを3時間40分で無事下山で何よりです。
椎ノ木集落登山口から3㎞下ると俵山温泉



「町の湯(480円/人)」に入る、「西の横綱」を云われる温泉は源泉掛け流しのツルツルお湯で本当によく温まる。
温泉に入っていると土砂降りになる、時間は1120時だから予想よりずいぶん早く降りだした、早出で雨に合わずにラッキーである。


温泉街を流れる川の河畔と駐車場の桜は満開、春爛漫桜で一杯といきたい。


明日は雨予報で山はお休み、長門市の道の駅「センザキッチン」でゆっくりする


地酒でも飲みながら花見だが雨ではそうもいかない。

2022年3月29日火曜日

「狗留孫山(くるそんざん 616.3m)」「白滝山(豊北)(しらたきやま 668m)」に登る

 
3月29日(火) 0445起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 5℃ 

昨日「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」から下り戻る道すがら右手に存在感のある山容が鎮座する。「鬼ヶ城」は山口県西部の名峰の名に恥じない。


山口県に中部徳地町と西部豊田町に二つの狗留孫山(くるそんさん)がある。中部の「狗留孫山(くるそんさん 510m)」は山口県の山の本に紹介されているが、西部の「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」は記載がない。両山登って一本と西部豊田町の「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」に向かう。



「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」
歩行距離 5.6㎞ 所要時間 3時間45分 総上昇量 339m 移動平均速 3.8㎞(全体平均速1.5㎞)

0700時 修善寺駐車場
0730時 修善寺
0730時~0825時 修善寺お参りとお接待
0831時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」登山口
0857時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」山頂
0925時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」登山口
0948時~0952時 「奥の院」 
1018時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」登山口
1045時 修善寺駐車場
 
この山「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」は、「狗留孫山 修禅寺(くるそんさん しゅぜんじ)」の「御嶽山」である



其の修善寺の謂れが遥か天平13年(西暦741年)と云うから古い安土桃山・そして江戸時代さらに明治へと歴史を繋いでいる。




その修善寺に向って巨樹が立つ700mの参道を30分上がる



上がると「修善寺」、登山靴を脱ぎ本堂、護摩堂、祖師堂、観音岩をお参りする。
と、「お茶は如何ですか」と坊守さん(奥様)から声が掛かる。


「何処から」「鹿児島から」とお接待頂きながら修善寺の故事来歴を伺います。
名刹です。本堂の彫物は名品、名物、自慢だそうです。




そしてもう一つの名物が「一本杉」



樹齢1200年、胸高径3.2m、樹高50m、それは立派な杉の巨木です。此の悠久の生き様此れだけでも頭が垂れます。



そして「祖師堂」が石垣の上に建ちます。悠久の時が此処には有ります



その「祖師堂」から遥か奥には「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」と「竜王山(りゅうおうざん 614m)」を望む。昨日「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」から見えた山がこの山であ
る。



修善寺の目の前に拡がる樹齢200年300年と云う「赤樫」の自然林が美しい、これ程の広がりは初めて見る。



お参りとお接待を辞して「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」に向かう



赤樫の森の小道をゆっくり25分、森の霊気を浴びつつ上り上がる



伐り開かれ三角点が置かれた「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」山頂着


三角点の設置された山頂、展望は僅かに響灘



登山口に戻り「奥の院」へ向かう



奥の院への小道には「四国八十八カ所巡り」の石仏が並び巡礼の道でもある



奥の院は、静寂且つ霊気漂う聖地である。



奥の院の来歴がこれまた旧い、登ってみないと分からない。



修善寺から下っていると初めて見る「木の実の殻」、この十年山に登っているも初めて見る「木の実」名前は知らない。



「白滝山(豊北)(しらたきさん 668m)」
歩行距離 1.6㎞ 所要時間 30分 総上昇量 64m 

1200時 中山神社
1225時 山頂直下林道
1233時 林道登山口
1238時~1241時 「白滝山(豊北)(しらたきやま 668m)」山頂
1246時 林道登山口
1253時 山頂直下林道
1321時 中山神社

「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」から25㎞走って「白滝山登山口」の中山神社着
白滝山は、中山神社からゴルジュを経由した3時間30分のコースが紹介されている。
しかし、山頂直下まで林道が通じ僅か10数分で山頂が踏める。



連れは此れが良いという。
山頂直下の林道迄山旅号で上がり、空身で登山口から入る



赤樫の林を登る事5分




「白滝山(しらたきさん 668m)」山頂、木立に囲まれ展望は無い。



この山風力発電の山でもあり風車のプロペラの唸りを聴きながら下聴き



下った先は「響灘」に面した下関市豊北町道の駅「北浦街道豊北」



名物の「アジの生寿司」と「サラシクジラ」で一杯やっている