2022年3月28日月曜日

「鬼ヶ城(おにがじょう 619m) 狩音山(かろうとやま 577m)」と「小倉ヶ辻(吉母富士 よしぼふじ 309m)」をはしごする


3月28日(月) 0430起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 10℃

今日は「鬼ヶ城(おにがじょう 619m) 狩音山(かろうとやま 577m)」を目指して走っている。道中両山が見える始める、600m級とは思えないその存在感は他を圧倒している。



登山口を目指していると県道脇登山口に案内標柱が立つ、登山口を目指して走っている者には見逃しようがない大きさに「鬼ヶ城愛」を感じる


登山口には十数台は優に停められる舗装された駐車場で、「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」そして「狩音山(かろうとやま 577m)」の位置関係と縦走路を案内する看板が立つ



「鬼ヶ城(おにがじょう 619m) 狩音山(かろうとやま 577m)」
歩行距離 6.9㎞ 所要時間 4時間18分 総上昇量 594m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 1.5㎞)

0642時 登山口駐車場発
0722時 尾根末端
0755時 石印寺岐れ
0800時~0810時 鬼小屋
0832時~0840時 「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」山頂
0858時 鬼小屋
0908時 石印寺岐れ
0930時~0938時 「狩音山(かろうとやま 577m)」
1004時 石印寺岐れ
1030時 尾根末端
1100時 登山口駐車場着


そして登山口駐車場の桜は満開、立派に迎えてくれるから少し恥ずかしい


登山口から沢沿いに上がって行く林道を12分登り、左の尾根に取り付くと幹回り3mの巨樹「クマノミズキ」に出会う、クマノは「熊野」と云うから面白い。



急坂を登っていると道脇に黄色い道標がある「鬼ヶ城まで」その裏に「1000m」とある、この地点で1000m/2500mである。



更に登り上ると「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」と「狩音山(かろうとやま 577m)」の分岐「せきんじ岐れ(石印寺岐れ)」、両山とも登る心算で上がってきている



先ずは「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」へ歩く、ガイド本で読んでいた「鬼小屋」が小広い稜線に建つ。延べ1500人の小中高校生とその他多くの皆さんで小屋の材料を担ぎ上げて一年半掛かって建てた小屋と云う。この山愛されている訳だ。



小屋先から急坂が始まり、まず一つ目の急坂は立派なロープ付き、しかしこれは登りのロープなく下り用だろう。



一つ目の急坂を登りきると一旦緩むも即二ツ目の急坂、此処にはロープ無しで小さな岩場を越えなければならない、馴れた者には一登りなれど連れはそうはいかない「四苦八苦」で越え登る。



二つ目の急坂を上り上がると「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」の山頂、伐り開かれた展望抜群のピークである



「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」の山頂は360度の展望、人気な訳は半端ない展望、これで納得
 



眼前に「竜王山(りゅうおうざん 614m)」が屹立する


目を転じれば「響灘」かくも美しい島の点在とその海を行き交う大型船の行き来、往古すらも思い浮かばせる見事な航跡である



そして瀬戸内海が遥かに見え



西中国の山並が遠く霞むこの景色が619m、人気な訳である



展望を愉しんで「狩音山(かろうとやま 577m)」に向かう



一旦「せきんじ岐れ(石印寺岐れ)」に戻り直進して小さなアップダウンを繰り返し山頂下最期の登りが岩場付きの登りらしい登りひと登りで木立の山頂である



「狩音山(かろうとやま 577m)」まで足を伸ばさないとこの山の愛され方は分からない。
見てくださいこの景色とばかり思い切って切り開くその心意気や何とも憎い


そして東に広がる「西中国の山並」が奥へ奥へと繋がるのだがその深さはこれからの山旅の楽しみである 。あの遠くのピラミダルなピークは?などと楽しくなる



「狩音山(かろうとやま 577m)」から下る道で眼前に「鬼ヶ城(おにがじょう 619)」と「竜王山(りゅうおうざん 614m)」が並んで立つ、展望と半端ない急坂それでいて手頃な時間で山頂に立てる、人気な訳である。



無事下山



「小倉ヶ辻(吉母富士 よしぼふじ 309m)」
歩行距離 3.8㎞ 所要時間 1時間28分 総上昇量 2811m 移動平均速 4.1㎞(全体平均速 2.4㎞)

1144時 地元手製登山口駐車場発
1204時 林道終点登山口
1234時 「小倉ヶ辻(吉母富士 よしぼふじ 309m)」山頂
1310時 市道登山口
1312時 地元手製とL残口駐車場着

「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」登山口から「吉母富士」登山口へ向かっていると見えてきます。双耳峰だから山好きにとっては堪らない山容、そして登らないではいられない、標高など関係ない。


更に登山口には「本州最西端の富士 308m」、語らずにはいられない気持は分かる



駐車場から登山口まで林道を終点まで1.3㎞のんびり歩き始める



その終点が登山口



山頂まで650mといやにその数字が細かい。



細かく計測した結果らしい、その後も100mおきに距離標が設置されている。さらに手作りの階段だから文句など言えない。



登っていると山中灌木の中展望無しの道中を慰める心算の伐り開きから望む吉母の町が近い。粋な計らいが嬉しい
 




そして手作りのステップが刻んである。なかなか経験することのない思い入れ、蔑ろにする訳にはいかない一つ一つのステップに足を掛けて登る。



山頂は伐り開かれて響灘が一望、「竜王山」「鬼ヶ城」「狩音山」そして「吉母富士」、何れも展望の山である。瀬戸内海から関門海峡を見て響灘から玄界灘を見るという経験はない



運が良ければ「世界遺産 沖ノ島」と指し示してある



今日は無し、黄砂が濃くて先が見えない。「沖ノ島」見たさに上がってく登山者もいるやも知れない。そのような気にさせる。



下山は往路を下るとばかり思っていると「山頂を越えて下れます」と云う案内板、ならばと下ります。



整備してないと云いながら案内標識にピンクテープで迷う事無く下る




半分も下ったろうか、「チャレンジコース」はこちらと、煽る標識がある



行くしかないので「チャレンジコース」に入る、林道終点登山口に導きながら、途中登山口まで自然林を下るコースに行かざるを得ない仕掛けが憎い。
成程と云う自然たっぷり、チャレンジ盛り沢山の下りです


下りついた地点は登山口駐車場からほんの30m程の上部、しかしこれを登りに使うには少しの余裕と体力、そしてたっぷりの時間が要る



しかし、309mが此処まで楽しませる。
登ってみなければ分からない、楽しい一日を過ごさせて貰う
明日は何が待っているのだろうか

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    標高は低いくても脚ならしにしては厳しそう。
    脚の張りがパンパンではないですか?先輩にはキツくなくても。。
    あっという間の一年を来月からしっかりリセットして頑張ってみたいと思います。

    返信削除
  2. 所要時間3時間15分が一時間オーバーの4時間越え、そりゃ足にも来ているでしょう。其れでも山頂からの展望は見事の一語ですです。低い山と侮る事勿れ、登ってみないと分からない。
     本当にあっという間だから「油断大敵」、入所以来の様々を思い返す一年でもあります。しかし、次の十年は確実に待っています。

    返信削除