2022年3月29日火曜日

「狗留孫山(くるそんざん 616.3m)」「白滝山(豊北)(しらたきやま 668m)」に登る

 
3月29日(火) 0445起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 5℃ 

昨日「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」から下り戻る道すがら右手に存在感のある山容が鎮座する。「鬼ヶ城」は山口県西部の名峰の名に恥じない。


山口県に中部徳地町と西部豊田町に二つの狗留孫山(くるそんさん)がある。中部の「狗留孫山(くるそんさん 510m)」は山口県の山の本に紹介されているが、西部の「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」は記載がない。両山登って一本と西部豊田町の「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」に向かう。



「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」
歩行距離 5.6㎞ 所要時間 3時間45分 総上昇量 339m 移動平均速 3.8㎞(全体平均速1.5㎞)

0700時 修善寺駐車場
0730時 修善寺
0730時~0825時 修善寺お参りとお接待
0831時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」登山口
0857時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」山頂
0925時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」登山口
0948時~0952時 「奥の院」 
1018時 「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」登山口
1045時 修善寺駐車場
 
この山「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」は、「狗留孫山 修禅寺(くるそんさん しゅぜんじ)」の「御嶽山」である



其の修善寺の謂れが遥か天平13年(西暦741年)と云うから古い安土桃山・そして江戸時代さらに明治へと歴史を繋いでいる。




その修善寺に向って巨樹が立つ700mの参道を30分上がる



上がると「修善寺」、登山靴を脱ぎ本堂、護摩堂、祖師堂、観音岩をお参りする。
と、「お茶は如何ですか」と坊守さん(奥様)から声が掛かる。


「何処から」「鹿児島から」とお接待頂きながら修善寺の故事来歴を伺います。
名刹です。本堂の彫物は名品、名物、自慢だそうです。




そしてもう一つの名物が「一本杉」



樹齢1200年、胸高径3.2m、樹高50m、それは立派な杉の巨木です。此の悠久の生き様此れだけでも頭が垂れます。



そして「祖師堂」が石垣の上に建ちます。悠久の時が此処には有ります



その「祖師堂」から遥か奥には「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」と「竜王山(りゅうおうざん 614m)」を望む。昨日「鬼ヶ城(おにがじょう 619m)」から見えた山がこの山であ
る。



修善寺の目の前に拡がる樹齢200年300年と云う「赤樫」の自然林が美しい、これ程の広がりは初めて見る。



お参りとお接待を辞して「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」に向かう



赤樫の森の小道をゆっくり25分、森の霊気を浴びつつ上り上がる



伐り開かれ三角点が置かれた「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」山頂着


三角点の設置された山頂、展望は僅かに響灘



登山口に戻り「奥の院」へ向かう



奥の院への小道には「四国八十八カ所巡り」の石仏が並び巡礼の道でもある



奥の院は、静寂且つ霊気漂う聖地である。



奥の院の来歴がこれまた旧い、登ってみないと分からない。



修善寺から下っていると初めて見る「木の実の殻」、この十年山に登っているも初めて見る「木の実」名前は知らない。



「白滝山(豊北)(しらたきさん 668m)」
歩行距離 1.6㎞ 所要時間 30分 総上昇量 64m 

1200時 中山神社
1225時 山頂直下林道
1233時 林道登山口
1238時~1241時 「白滝山(豊北)(しらたきやま 668m)」山頂
1246時 林道登山口
1253時 山頂直下林道
1321時 中山神社

「狗留孫山(くるそんさん 616.3m)」から25㎞走って「白滝山登山口」の中山神社着
白滝山は、中山神社からゴルジュを経由した3時間30分のコースが紹介されている。
しかし、山頂直下まで林道が通じ僅か10数分で山頂が踏める。



連れは此れが良いという。
山頂直下の林道迄山旅号で上がり、空身で登山口から入る



赤樫の林を登る事5分




「白滝山(しらたきさん 668m)」山頂、木立に囲まれ展望は無い。



この山風力発電の山でもあり風車のプロペラの唸りを聴きながら下聴き



下った先は「響灘」に面した下関市豊北町道の駅「北浦街道豊北」



名物の「アジの生寿司」と「サラシクジラ」で一杯やっている

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    天気も良く、暑くもなく寒さ適当で運動には最適ですね。相変わらず厳しい登りです。びっくりです。
    しかしながら、登ったあとの達成感と後のご飯は最高でしょう。

    私が想像するに息が上がって、心臓バクバクで足も動かない自分が見えます。笑
    最後のご飯とお酒だけなら嬉しいですが。

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  2. 十年の蓄積は「息が上がらない」「ぜーぜーハーハー」言わない、此れだけでも頑張った甲斐が有ります。低い高いを威張っていたのはずっと昔、今は里の暮らしと結びついた山を歩くのが楽しい、放っておかれる山もあれば今だにしっかり暮らしにつなげている山もある。愛でるのではなく暮らしに取り込まれる山の方が登っていて愛おしい。自然を愛するとか言いやすいけれど、実は暮らしの中に自然があると云うのはなかなか言えない。。そんな山をめぐるのが嬉しい。

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