2022年6月13日月曜日

兵庫県浜坂「観音山(かんのんやま 245m)」「城山(しろやま 170m)」に登る


6月13日(月) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 13℃

今朝は、「根曲がり竹の筍の味噌汁ソーメン」を頂く。少々どころじゃない堅い根っ子も入れて思い切り噛んで旬を味わいます。みそ汁の香りに仄かに青い竹の香りが移っているのが実に嬉しい
 鳥取県と兵庫県の山陰近畿自動車道のトンネル内の県境を越えて「兵庫県浜坂」、現在は新温泉町だが山好きにはピンとくる「兵庫県浜坂」は、昭和の初め単独行者として名を馳せた「孤高の登山家 加藤文太郎」の故郷である。分県登山ガイド「兵庫県の山」に第49番 孤高の登山家・加藤文太郎の故郷の山「観音山(かんおんやま 245m)」「城山(しろやま170m)」
と紹介されている

「観音山(かんおんやま 245m)」
歩行距離 5.8㎞ 所要時間 2時間45分 総上昇量 260m 移動平均速 4.2㎞(全体平均速 2.3㎞)

0650時 加藤文太郎記念図書館駐車場発
0723時 観音山 相応峰寺登山口
0743時 五合目(五丁目と表示有り)
0800時 山門 
0810時 相応峰寺本堂
0816時~0830時 「観音山(かんおんやま 245m)」山頂
0835時 相応峰寺本堂
0841時 山門
0855時 五合目(五丁目と表示有り)
0910時 観音山 相応峰寺登山口
0935時 加藤文太郎記念図書館駐車場着

加藤文太郎記念図書館駐車場から岸田川にかかる紅い歩行者専用橋を渡り



「白馬公園」の観音山下の「清富相応峰寺遊歩道」を相応峰寺登山口へ歩く。



途中道迷いもあるも相応峰寺登山口着。 



相応峰寺右手の鳥居奥が本道への参道で此れが観音山山頂への道である
参道の道脇には番号が刻まれた石仏が運に並んでいる、その参道は掃除が行き届き多くの人に踏まれている。



上がり着くと山門



その先を少し下ると「相応峰寺 本堂」



本道手前を右の尾根に上がり椎やモミの大木が立ち並ぶ森の先が山頂 



浜坂の町と港そして「城山(しろやま 170m)」が見える。



下山途中ウィークデイの早朝にも拘わらず一人の女性登山者と行き会う
知る人ぞ知る山なのかもしれない

「城山(しろやま 170m)」
歩行距離 2.0㎞ 所要時間 42分 総上昇量 82m 

1000時 城山園地展望所初
1018時~1030時「城山(しろやま 170m)」山頂
1042時 城山園地展望所着

本道は城山トンネル入口の登山口から急坂をロープ頼りの登りであるも、町中の案内板に城山山頂直下に「城山園地展望所」が記されている。



ならば山旅号で「城山園地展望所」に上がる。展望所駐車場奥に無線電波塔の管理道が山頂まで上がっている



歩くこと17分無線電波塔が立つ



「城山山頂」小広い広場で西と東、場所を変えて展望が効く。



山頂広場の小高い木々の中が山頂だが山頂標識は下がっていない。標識も標柱も木札も下がらない山頂が有る



西の眼下に「諸寄の港」と海岸の断崖が見える
山頂や登山道、或いは走る道すがら随分多くのの港や海岸を見てきたけれど、これはNo1である。絵葉書のように美しい。江戸期北前船の風待ち、潮待ちの港で町にはその歴史が多く残るとか。



東の眼下に、「孤高の登山家 加藤文太郎」の故郷「浜坂の港と街」が広がる



「城山(しろやま 170m)」を挟んで街の風情も姿も形も大きく異なる。

下って「加藤文太郎記念図書館(無料)」に入館して二階の資料室を観覧する
圧倒的な山に関する本の充実、そして加藤文太郎の足跡



加藤文太郎自身が使った「スキー板とストック」「ピッケル」「飯盒」「カメラ」が展示されている横に「山行歴」が掲示されている



「昭和6年の山行歴」


「昭和8年の山行歴」



「昭和9年の山行歴」



「昭和10年そして昭和11年の山行歴」



当時の装備と地図、そして厳寒の天候の変化の中でこれだけ歩きこれだけ登る。
人間技とは思えない。圧倒される。
今の時代で本当に良かった。

2 件のコメント:

  1. ぬの にんに2022年6月20日 6:02

    おはようございます。
    先輩が今の時代で良かったと思うくらい、昔の人の脚は強かったってことですね。
    たしかにエンジン付きのくるまあは、今や田舎では一人一台。
    歩くことは少なくなっている。雪国なら歩くことより、スキーが有利ですが体力をかなり奪う。
    栄養が少ないなか、大変なことだったことと、思いますね。

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  2. 会社通勤時も山歩きを想定してトレーニングを積んでいたと云うから半端ない頑張りです。担げないと登れない、歩けないと登れない、知識が無いと登れない、何よりも強い意志が無いと登れない。圧倒されます。山に向き合い方は色々ですが真剣さは同じです。此れからも無理なく安全に登ろうと思います

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