鬼ヶ城山系「三本杭(さんぼんぐい 1226ｍ)」に登る

2月12日(月)　0420起床　(ーーー)

天気　晴れ

気温　7ど

鬼ヶ城山系を横断するスーパー林道から猪のコルに上がり「大久保山　1156m」から「八面山　1166ｍ」・熊のコル経由「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」に登る

「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」

歩行距離　8.6km　所要時間　3時間38分　総上昇量　540m　移動平均速　3.6km(全体平均速　2.4km)

0720時　スーパー林道発

0735時　猪のコル

0758時　「八面山　1166m」

0820時　熊のコル

0857時～0904時　「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」山頂

0921時　「横ノ森　1200m」

0935時　「小屋ノ森　1184m」

1000時　熊のコル

1052時　猪のコル

1058時　スーパー林道着

スーパー林道路肩に山旅号を停め、20m先左切土斜面に掛けられた鉄製の梯子を上がる

猪のコルに向かって急斜面を斜上する、猪のコルから振り返ると「鬼ヶ城山　1151m」がこんもりしている

緩く登り上がると灌木の中に「八面山　1166m」の山頂標識がある、先日降った雪が彼方此方に残る山道を慎重に下り熊のコルに向かう

熊のコルへ向かう緩やかな尾根道が明るい、見通しがきくので氷点下の強風も心地よい

尾根のシャクナゲの群落の先に「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」の山頂が見えてくる

熊のコルに向かって歩く尾根のブナの林の冬枯れが殊の外美しい、これを見たさに頬を凍らす冷たい風の中を歩く。

しかし、ニホンジカの食害は深刻らしい

「滑床山の裸地植生回復対策事業を行っています」、1平方Kｍ辺り30頭以上のニホンジカが生息していると推定されている

ネットを張った対策の効果は明らかで、「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」山頂の植生が復活している。

「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」山頂、滑床川の谷向かいに「高月山(たかつきやま1229m)」、その右手に見える筈の「石鎚山の稜線」は雲の中である

山頂から南方向に稜線が重なり最奥に顕著な峰がある、「篠山(ささやま　1065m)」だろうか

山頂から八面山分岐を越えてリョウブの灌木に囲まれた「横ノ森(よこのもり　1200m)」に登り、さらに先の「小屋ノ森(こやのもり　1184m)」に上がる。

此所でU ターンして熊のコルに斜面をトラバースして戻る

冬枯れのブナの林は見通しがきき且つ明るい、日差しが山の斜面を照らすので山がキラキラ光る、歩くのが楽しい。

「三本杭(さんぼんぐい　1226ｍ)」の笹の山頂に連なる尾根の自然の森の歩きは兎に角楽しい。

ニホンジカの食害帽子ネットの内と外では植生の違いは歴然の、保護活動の成果、保護の重要性が分かる。

自然林に大ブナが林立するその中を歩くとワクワクする

広々とした自然林の尾根斜面を歩く、寒さなど関係なくなる

楽しい一日を「鬼ヶ城山系」の自然林で過ごさせて貰う

四国は山の国、残すべき自然が残され維持され次の世代への繋ぎが出来ている