2024年2月9日金曜日

西郷隆盛宿陣跡から「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」に登る


2月9日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 3℃

可愛嶽突囲戦薩軍登山口から「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」に登る



「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」
歩行距離 8.7km 所要時間 4時間50分 総上昇量 971m

0700時 登山口発
0905時~0915時 千丈覗
0935時 鉾岩
0952時~1010時 「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」山頂
1055時 「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」山頂
1150時 登山口着

案内板には「可愛嶽突破路」とある、今日はザレの頭からノゾキ、中ノ越前軍突破路経由で「可愛嶽」山頂へ、下りは「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」経由第一旅団野津鎮雄愛手幕営地から周回して登山口に戻る


左が「可愛嶽(えのたけ 727.7、m)」、右が「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」
左尾根が「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」に登る南尾根ルート
右尾根が「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」経由「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」に登る可愛嶽登山路である


薩軍最後の組織的戦闘「和田越の戦い」の激戦地が直下に広がる。銃声が聞こえる近さである。


案内図にあったバクド岩、標準語ではかえる岩らしい


杉林や伐採跡を登ると自然林の中に南尾根ルートが伸びる、西南戦争の当時と殆ど変わらない道だろう


南尾根ルートを登っていると伐り開きから延岡市街地とその先の海が大きく広がっている


必死に突破する薩軍も逃すかと追う官軍もこの景色を見ることは無かっただろう
千丈覗の大岩壁が迫る


ガレ沢を上り水場を過ぎると沢中に炭焼き窯跡が残る生活の山でもある


千丈覗きの大岩壁の真上、ロープが張られロープの先は真っ逆さまで危険この上ない。


大岩が行く手を阻む尾根を右に左に避けつつ登ったり下ったり


尾根の行き着いた先が「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」山頂


大崩、五葉、鹿能、夏木の山々が一望である、この山域は九州山地でも一番だ


「可愛嶽(えのたけ 727.7m)」山頂から「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」迄尾根歩き45分、延岡市街地が真下に一望である


「烏帽子岳(えぼしだけ 585.4m)」から杉林、自然林の中を一気に駆け下り登山口着


登山口の「西郷隆盛青空テーマ館 その魂に触れる場所」を訪問する


西南戦争「最後の決戦地」延岡俵野


鹿児島県の従軍名簿に「切通豊助他二名」が記されている


遠い昔の戦争ながら其れが在ればこその今である
合掌

2 件のコメント:

  1. そうなんですね
    西南戦争の敗戦ムードが漂う戦況のドラマをみたことがありますが、ここだったんですね
    桐野とあるから「中村半次郎」かと思いました
    確か最後まで戦って高鍋まで行ったと覚えています

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  2. yamatabikirizushi2024年4月9日 20:29

    我が田舎では、西郷さんが全てで「弱い者虐めをするな」「約束を守れ」「嘘をつくな」の三つの約束が全てでした。改めてそのことを思い出した。この三つを守って生きてきたら此所に来たのかと不思議な感動でした。三つの約束を守るとは「自分を裏切るな!」であったのだと。、西郷さんは其れを見せているのだと改めて、三つの約束の意味を噛みしめました

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