2024年2月16日金曜日

安芸灘とびしま海道「七国見山(ななくにみやま 457m)」・「一峰寺山(いっぽうじさん 449m)」に登る

 
2月16日(金) 0350起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 6℃

昨夕の土砂降りは上がって山日和、竹原市から瀬戸内海沿いの国道185号を西へ30kmで安芸灘とびしま海道、安芸灘大橋(通行料570円)で渡った島が下蒲刈島二つ目の島が上蒲刈島、海岸沿いの道路脇に登山口のウォーキングセンターが建っている



「七国見山(ななくにみやま 457m)」
歩行距離 4.2km 所要時間 2時間16分 総上昇量 457m 移動平均速 3.5km(全体平均速 1.8km)

0655時 ウォーキングセンター登山発
0720寺 西楽寺
0758時 九合目
0812時~0830時 「七国見山(ななくにみやま 457m)」山頂 
0838時 九合目
0855時 西楽寺
0911時 ウォーキングセンター登山口着

登山口から砂防堰堤を越えて沢沿いの急斜面頑張って登ると15分で観音菩薩像の建つ展望台、東から西まで瀬戸内海の多島海が一望対岸は今治市、四国の山並みが近い




登り上がる急斜面の石段は蹴上げが高すぎて調整のためにコンクリートブロックが置かれている。


石段を登り上がると西楽寺、コンクリートブロックは此所にお参りする人のためらしい


西楽寺の岩場から直下の海岸道路沿いの集落の先には瀬戸内海が西に広がり遠くに島々が浮かんでいる。島の山に登る褒美はこれだから楽しい。この地点迄の登りの両脇には黒焦げになった立木が点在する。山火事で灌木の林が一掃されての展望だろう


西楽寺から先も急斜面は続くも石段から擬木の階段に変わり、六合目で灌木の林の中の登りになる。


九合目で山頂への尾根に上がると緩やかな尾根になる、小さなアップダウンで上がると山頂に建つ展望台が目に入る


「七国見山(ななくにみやま 457m)」山頂は灌木の中だが
展望台から南方向の展望が開ける


対岸は四国、最奥に石鎚山系のギザギザの山並みが連なっている、斯くも近いのかと吃驚である
南西方向に広がる瀬戸内海は遙か遠くまで一望、霞む島々が何処までも繋がる
標高は457mの山ながら島故に海抜0mから登り、そして高度457mの高さからの展望の高度感は、島の山の持つ凄みである


故に島の山に嵌まっている、其処に「公益財団法人 日本離島センター」が「しまやま百選」の選定一覧表を公開しているのを見つける
そりゃそうだ、選びたくなるもの


安芸灘とびしま海道の橋を渡り継いで辿り着いた最東端の島は「岡村島」である。この島は県境を越えた愛媛県の島なのである。船着き場には「今治行き」の時刻表がある。




その「岡村島」の西隣の「大崎下島」は広島県の島、この島の山が「一峰寺山(いっぽうじさん 449m)」、「しまやま百選」の山なのである
そして、山頂直下100m迄道路が上がっており山頂一帯が「一峰寺公園」として整備されている。驚くのは山頂まで上がる道路の上下山腹の急斜面全て蜜柑畑、農業用のモノレールが張り巡らされている。蜜柑の島である。


「一峰寺山(いっぽうじさん 449m)」山頂には水分神社が祀れている
100m登れば山頂だからそりゃニコニコだろう


瀬戸内海の多島海の展望が一望、且つ島を繋ぐ橋が蒼い海にくっきりだから「しまなみ百選」に文句はない


「ホルモンの唐揚を頂きながら一杯やりつつ「しまなみ百選」が遂に本物になり追加になった。山旅三昧は確実に10年は延びる。

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