2012年11月30日金曜日
一人山行自分撮り
11月30日 0600起床 (130/84)
天気 晴れ
気温 5℃
よく受ける質問
「一人でどんなに写真撮るのか」
つまり、自分が映ってる写真は、撮り手と写り手、一人でどんな方法で撮っているのかと云う事である。まして、山中、藪や急傾斜、雪もある、岩もある場所でどうして撮るの?
コンパクトデジカメ用の自在三脚で撮ってます。
軽く、小さく、自在なのでザックの腰ベルトのポケットに入れて何時でも使えるようにしている。
タイマーは10秒設定、結構自分撮りは忙しいんです。
顔が映ってない、体半分が映ってない、足が切れている。カメラがこけた。風で揺れて絵になってない。
マー、いろいろあります。
自分の記録でもあるので撮る。
しかし、なかなか山行中は、山に夢中で自分のことは忘れてる。
よっぽど余裕があった時か、三脚に手が触れて思い出した時か
そんな時しか撮ってないような。
自分の顔撮っても仕方ないような気もするし。
撮った山、場所、状況はよく思い出すので、山を思い出させるきっかけとしては良い様な。
2012年11月29日木曜日
九州の山も熊鈴必携
11月29日 0630起床 (127/87)
天気 雨
気温 7℃
山は早寝、早起き、早立ち、早帰りが鉄則
午前二時とか三時起床は当たり前
もう習慣になってるので
目覚まし無しでプラスマイナス3分と狂わない、ホントに
九州中央山地「国見岳」も0810時にはピークに立った。
後は往路を帰る。
この日は多分貸切りかなと思って歩いていた。
ところが、烏帽子岳を過ぎた下りで
霧島市国分のお二人連れに追いついた。
お二人から
「五勇ですか」
「いいえ、国見まで」
「エッ!!!・・・」
「ハイ」
後は山談義しながらしばらく一緒に歩いた。
「エッ!!!・・・」とは
ホントに国見まで?
この時間で?
一人で?
山中泊じゃなくて?
いつ出たの?
そんなに早く歩けるの?
と云う事かな。
私には、「あれっ、今日は貸し切りではなかったんだ」と云う事だが
お二人には、山でこんなオジサンに出会った自体が驚きだろう。
私のストックにつけた熊鈴の音が聞こえ、誰かが下りてくること分かっていただろうから、突然のおじさんの出現にも「エッ!!!・・・」で済んだ。
熊鈴の音で先に察知してもらうことに成功したわけだ。
よかった、よかった。
何が良かったか。
大隅半島照葉樹林の「熊と出会って固まった事件」の二の舞にならなくてよかった。
「大隅半島熊事件」とは。
濃い森、見通しが全く効かない森
ついたてを並べたような木立の登山道。
曲がった途端に、
目がテン、口アングリ、
今にも「ワッー」と叫びださんばかり
固まったままのおばさん。
後から続くおばさんも
その後のおじさんも
ムッ、ムッと
目がテン
出会うはずのない場所で
出会うはずのない異形の物体
突然目の前に、
それも手で触れるほど近くに
ナッ、ナッ、なんなんだ
コレハナンダ !
ナニガオコッタンダ!
ワッーーーーーー!!!!!!!!!!
という顔だった。
いるはずのない異形物体
きっと「熊」に間違えられた。
別に驚かすつもりじゃないので
相手が勝手に固まっただけだが
もう絶対山には行かないと思わせてしまった。
早起き、早出、早帰りが起こした
固まった事件。
この時もストックに熊鈴は付いていた。
狭い登山道、ついたてのような木立のせいで
ストックは抱えて歩き
鈴は鳴っていなかった。
鈴さえ鳴っておれば、
先に察知してもらっておきさえすれば
心の臓が止まるほどの固まった事件は起きなかった。
教訓 その一
九州の山では「熊」と間違われないように
ストックに「熊除け鈴」を常設して
「熊じゃありません鈴」として
常に鳴らしながら歩かなければならない。
成功例
九州中央山地「国見岳」お二人遭遇
「固まった事件」起きず。
ヤレ、ヤレ
新たな鉄則
早寝、早起き、早立ち、早帰り、熊じゃありません鈴必携
2012年11月28日水曜日
九州中央山地「車内が凍る」
11月28日 0600起床 ()
天気 晴れ
気温
0℃
五木から豆腐二丁買って150㎞走って帰宅。
途中で一丁はお裾分け。
冬枯れの景色は、山のそれとは少し生活臭がしてまた良しかな。
稜線近くで車内泊して朝起きると
車の窓全面が凍結。しかも内側。
天井がガリッと音がするので叩くと
氷が割れる音がした。
つまり、車内で呼気を含む湿気が付き
ガラス、金属壁は寒気で凍ってしまうという事らしい。
家のガラス窓が湿気で水滴がつく、下界では水滴で済むが
稜線近くの車は凍り付く。
今回は凍りました。完璧に凍っていた。
凍って何が困るか。
凍ることが困るわけではなく、融けて水滴となることが困る。
車内の細々とした装備や食料がこの水滴で濡れること。
もう一つ、天井の上張りがカビにやられること。
カビの黒いしみがだんだん広がってくること。
だから山行から帰ると、車内全開、乾燥に勤しむことになる。
凍るほど寒い車内で寝ているわけだが
完全に爆睡。寝るのに不自由はない。
これからまだまだ寒い所に行く訳で
ガラス窓じゃなく、車内の食料や水までもが凍る世界になる。
どんな対策をとるか。
2012年11月27日火曜日
九州中央山地「旨い」
11月27日 0700起床 (127/87)
天気 曇り
気温 -2℃
昨日、雨の中京丈山と平家山の登山口を確認。
林道も奥に行くほど荒れて、平家山登山口は700m手前駐車と決めた。
国見岳から西に延びる尾根を二本杉峠まで歩くとなると、一日では無理。
楽しい歩きを考えることにする。
結局二本杉峠まで50㎞走って、することもないので公衆トイレ完備の二本杉広場で昼寝。
窓をこんこん叩く音で顔を出すと「夜間ロープを張るので出てくれ」広場に隣接した食堂の奥さんが言っている
「えっ!!!」(公衆トイレ付公衆広場じゃないの)
「200m先に展望台があります」
「そうですか」(何か納得してません。案内標識にもトイレ・広場と明記してあるのに?うんっ?)
どうもこの広場のルールらしいので素直に車を移動しました。
広場は、標識に二本杉広場と明記、公衆便所と標識に明記してあり、公衆便所は道路より一段下に設置,凍結防止装置付き水洗。この広場は食堂が立つ広場と一面になっており道路と同一高さ。よって、公衆便所も広場より一段下にある。
移動先の展望台でつらつら考えるに、後から食堂の立つ広場が造成され、よってトイレは一段下になった。公衆便所に駐車スペースを持つ広場があったかどうかは分からないが少なくとも広場と呼べるスペースはあって「二本杉広場」と銘打った。食堂にとってこの一面の造成広場は全面自ら管理すべき広場で且つそのように使っている。よって、夜間勝手に入り込んでは困るのでロープ張って管理する。。ロープは、公衆便所へのアプローチとなる通路部分や駐車スペースも含めて広場と道とを区分するように全面に張られていた。これまで車中泊夜間駐車とかきっとなかったんだ。
移動先の展望台、深夜起きてびっくり、フロントガラスの向こうに夜景が見える。
展望台なので見えるのに不思議はない。普通は、谷とか山だろう、なんで夜景だとごそごそ起きて態々見に出た。R445号は深い谷をかわしかわしクネクネと五家荘から上がってくる。当然、美里町へも延々と谷に向かって下ると思い込んでる。町など遥か先明かりなど見えるはずがない。ところが見えているのは、美里町が広がる緑川水系の盆地全面の夜景。赤信号が点滅するのまでくっきり見える。そうか、谷の深さは一緒でも山の重なりは違ったんだと納得。-2℃の気温と風がぴゅーぴゅー吹き抜ける峠で暫く夜景を眺めた。
道理でアンテナが不確実ながら立つはずだ。スマートフォンを開いたら一瞬、メール確認できたもの。
雨でガスって外が見えなかったので何もわからなかったはず。
そんなこんなで起きたら午前中山のてっぺんはガス、天気回復は午後から。
国見岳西尾根は改めて歩くことにして下山する。
決して広場のことで印象を悪くしたわけではありません。
くれぐれも誤解のないように。
「旨い」、何がって
がちがちに硬い「五木豆腐」
もこもこにえらが張った肉厚の「椎茸」
シーチキンの入った薄めの「カレー」
全ては「球磨焼酎白岳」の肴。
「五木豆腐」
箸で四分の一を取り分けさらに半分に
そこに「鹿児島さしみ醤油」を一振り、
グビリ、チョイ摘む、「旨い」
「椎茸」は4分割。
焦げないフライパンで熱を通す、そこに塩コショウ。
これだけ。香ばしい椎茸の香りとしこしこしっとりの触感。
グビリ、チョイ摘む、「旨い」
締めは、「椎茸ラーメン」
椎茸を半分に切って煮る。
火が通る寸前ラーメンを入れてハイ出来上がり。
半分割った椎茸のでかいこと、
でかい椎茸の襞にしみ込んだスープが椎茸味となって
とてもインスタントとは思われない。
久しぶりの「山カレー」
具はシーチキン、細かく千切れてカレーに隠れて
姿確認は困難。
それでも口に入れるとしっかりと存在しています
シーチキンの油がねっとりとまとわりつくようなカレーになってる
それらしき触感のある微細な粒粒、
6時間、8時間山を歩いたあと、
これで飲むビールはまた絶品
グビッグビッ、ペロリ、「旨い」
満腹、満足、今回の山行も 九州中央山地は「旨い」で完結。
2012年11月26日月曜日
九州中央山地「国見岳~水上越」
11月26日 0600起床 (124/83)
天気 雨
気温 10℃
国見岳から南に延びる稜線は、熊本県・宮崎県の県境「峰越峠」を経て白鳥岳に至る。
この稜線は、かつては椎葉と五家荘をつなぐ幾つもの峠が在り生活道、通商路であり「向霧立越」と呼ばれる。
白鳥岳からさらに西に延びる尾根が水上越を経て七辺めぐり、石楠越から積岩山に至る。
寒い朝だ。
初冬の稜線は遠くまで見通しが効き、ブナや、ミズナラの巨木の林立、モミ等の針葉樹の巨木の点在を見ることができる。
緑のシャワーを浴びる新緑の春、紅葉の秋は、稜線の一本一本の木を愛で楽しむが、初冬は稜線の森全体を眺め通してブナやミズナラの巨木のある自然をそのまま楽しむことができる。
国見岳から小国見岳・五勇山間の稜線は、全区間ブナとミズナラの自然林で至る所に巨木が立っている。倒れた巨木、立ったまま朽ちつつある巨木、他を圧倒する枝を広げ稜線を占有する全盛期の巨木、巨木間を埋める若木に幼木が、世代交代を見せる稜線である。谷側斜面もブナやミズナラの自然林で稜線全体の環境が守られている。
五勇山から烏帽子岳の稜線は、林床がスズ竹に覆われ見通しは効かない。この間の稜線の見どころは、シャクナゲの群落である。地を這った幹が途中から立ち上がり、濃い緑の葉をもった枝を一面に広げている。大群落である。初冬のこの時期は、花芽がようやく固く丸くなり厳冬を越していく様を目にする。花芽の数で開花した群落の様子がうかがえる。此処でも、芽をだしようやく10数枚の葉を付けた幼木が至る所に見られる。峰越峠から烏帽子岳は、スズ竹の稜線を1時間40分で達する。初冬の群落と開花した群落の両方を見るていると、山の変化の妙が面白い。
峰越峠から白鳥岳・水上越の稜線は、全区間ブナとミズナラ、モミの稜線である。
これでもかというほどの巨木の連続、巨木の乱立、巨木の密生である。
国見岳から烏帽子岳の稜線と違い、稜線まで人工林が迫った部分があるものの、それすらも従僕と化している。
風衝部の稜線のブナやミズナラ、モミの木は白骨樹となって孤立し、その先には巨木の稜線が変らず続いている。
ブナの巨木の根元には、ブナの実の殻がびっしりと厚く一面を埋め尽くしている。巨木にして可能な仕業である。
かつては林床はスズ竹が密生してルートすら見つけるのが困難だったなどとはとても思われない。
スズ竹は林床から姿を消し明るい稜線がどこまでも続く。稜線は丘と云えるほど広がっておりややもするとルートを失いそうになる。
稜線の所々に石灰岩の露頭がある。
カルスト地形であり、ドリーネである。
ブナはここでも根を下ろし、露頭した石灰岩に根を回し、掴み大きく君臨している。
踏み跡も微かで設置されたテープを辿る。
目立ったピークもないこの稜線は、入山者の空白区間かも知れない。だからこそ、見通しが効き稜線そのものを楽しめるこの時こそお薦めである。片道3時間の自然旅行、山行である。
2012年11月25日日曜日
峰越峠から白鳥岳経由水上越ピストン
11月25日 0500起床 (134/84)
天気 快晴
気温 -3℃
0635 峰越峠発 峰越峠着 1230
0730 白鳥岳 白鳥岳 1130
0924 水上越 水上越発 0927
昨日も何回もチャレンジするも流石に写真は入らない。
写真は電波がガッツリある所で。
今朝は気温がマイナス。
車の窓ガラスは外側ではなく内側が凍っている。
車内の呼気を含めた湿気が凍り付いていた。
ベンチレーターの無い車は仕方ないことかも。
白鳥岳までは小さなアップダウンで1時間。
白鳥岳までの稜線には、ブナが立っている。
巨木を眺めながらの一時間。
白鳥岳のコルには、カルスト地形がある。
石灰岩の露頭、ドリーネとブナの景色が静かである。
白鳥岳から水上越の分岐はすぐ。
分岐から水上越の尾根を辿るのは慎重に。
尾根が緩やかにに下り且つ広いためルートファインディングが難しい。
特に天気の悪い時やガスの時は要注意。
水上越までブナ、ミズナラ、モミなどの巨木が林立。
初冬のこの時期は、落葉樹は全て葉を落とし
どこまでも見通しの利く森に変っている。
歩いきながら見回すと全て巨木、圧巻の稜線である。
今、この時期のこの稜線が九州中央山地の真の姿かもしれない。
扇山から向坂山の霧立越の稜線
向坂山から国見岳の稜線
国見岳から五勇山・烏帽子岳・白鳥岳・積岩山の稜線
山犬切から上福根山の稜線
それぞれ歴史と山の暮らしが色濃く残る稜線である。
それでも今に残る自然は美しい。
九州中央山地「国見山系」の稜線は、今が旬。
2012年11月24日土曜日
峰越峠から烏帽子岳・五勇山経由国見岳ピストン
11月24日 0300起床 (134/89)
天気 曇り(ガスのち雪)
気温 1.6℃
0430 峰越雄峠発 1240 峰越峠着
0610 烏帽子岳分岐 1055 烏帽子岳
0700 五勇山 0945 五勇山
0745 小国見岳分岐 0900 小国見岳
0810 国見岳 0825 国見岳発
長丁場なので早起き。
朝食チキンラーメン、なんせ早いもの。
水2L、スポーツドリンク500mL2本
ホントは水2Lは必要ないけど担いでみる。
結果的には重かっただけ。明日は水0.5Lにする。
リンゴ大玉ふじ1個、ドリンクゼリーに大豆バー、ソーセージ
食べたのは、スポドリ一本。リンゴ半分、ドリンクゼリー半分。
持って行くことに意味がある。
登山道は、明瞭で地図は一回も出さなくて済む。
ただし、烏帽子岳、五勇山では進行方向がガラリ変わるので要注意。
五勇山から国見岳の稜線は、林床のスズ竹は無いのでブナ林が満喫できる。
朽ち果て倒れた古木、その向こうに若木や大木。
山の気の遠くなるような時間を掛けた世代交代がそこにある。
ブナとミズナラの林は、この季節は遠くまで見通せる。
なかには、大きく高く目一杯枝を広げ、
小枝の先端は半円形に広がり気の輪郭はあくまで明瞭無きがある。
木の活力の一番盛んな年齢なのだろう。100年、150年かな。
大概、胸高径1mから1.5mの木が倒壊している。
烏帽子岳から五勇山の稜線はシャクナゲの群落が続く。
この時期は花芽が丸く枝の先端に止まっている。
5月・6月の花の競演は見事の一語。
九州の山の一番輝く季節である。
雨予報ではなかったはずなのに
途中から雪が降ってきた。
寒いはず。
球磨焼酎で温まらなくちゃ。
2012年11月23日金曜日
九州中央山地電波あり
11月23日 1735峰越峠着
天気 曇り
五木村から五家荘へ車を走らせる。
旧川辺川ダム計画地は道路付替えが進み改良が完了しているが
上流は未改良、難儀だろうと思う。工事関係者の交通整理員が数キロにわたって整理中。
急峻な谷と山、九州中央山地に相応しい。
久方の訪問なれど少し荒れたような気がする。
道路、景観、住家の佇まい、山の景色。
難しい時代が進んでいるのはどこも一緒かも知れない。
なんと、集落周辺で電波なし。
最奥の集落と云えどこれはない。
最も基本的なインフラだろう。
此処が分かるかどうかが、分岐点かな。
電波が無い環境ではしょうがないので
峠まで上がることにした。
かつて峠に来た時とはずいぶん違っている。
人が沢山来て居る雰囲気と違う。
道路環境が厳しい。災害でたびたび通行止め。
好きな人しか来ない環境だろう。
なんと峠に上がったら電波環境ばっちり。
3Gばっちり。
九州中央山地は峠に意味あり。
家から「セセリ」を持ってきたので一人焼肉
一寸焼いて「鹿児島黒牛ロースの芯」を一口
白岳をグビリ。
明日は10時間山。サクサク歩く。
天気は回復云う事無し。
国見山系へ行く
2012年11月22日木曜日
国見山系其の2
11月22日 0600起床 (125/77)
天気 雨
気温 10℃
国見岳1738mは三方に尾根が延びる
北東から東に延びる尾根は、三方山を経て向坂山
五ヶ瀬スキー場に至る。ここで霧立越と合流する。
西に延びる尾根は、平家山、京丈山を経てR445号二本杉峠に至る。
南に延びる尾根は、五勇山。烏帽子岳を経て新椎葉越に至る。向霧立越である。
林道が縦横に入り山へのアクセスは便利。
一方、植林も進み自然林は稜線付近に集中する。
西に延びる尾根は全く歩いていない。
南に延びる尾根は、国見岳と五勇山間を歩いていない。
北東に延びる尾根は全線歩いた。
単独で歩く場合は、車を置いた登山口から出発、
行って戻るというピストン山行となって効率が悪い。
そこを何とか工夫して登ることにしたい。
今日は雨、明日も雨。明後日からかな。
2012年11月21日水曜日
国見山系
11月21日 0600起床 (136/84)
天気 晴れ
気温 2℃
知床峠は11月7日から冬季全面通行止め
今朝の狩勝峠は、-4.8℃、路温0.6℃、積雪0㎝
三国峠は、-8.5℃、路温-1.5℃、積雪34㎝
石北峠は、-7.8℃、路温-1.7℃、積雪22㎝
どこも映像では真っ白。
九州も気温低下、冬の様相。
やってきました。静かな山行の季節が。
椎葉、五家荘、五ヶ瀬にまたがる霧立越、向霧立越
ここに連なる山々は今なら静かな山行が楽しめる。
巨大ブナの林立する尾根は落ち葉でふかふか
見通しも利いて往古の往還をしのぶことができる。
この稜線の一部にまだ歩いていない部分がある
しかし山日程がうまくはまらない。
今日は娘孫の予防接種。こっちが先だ。
こんな具合でうまくはまらない。
2012年11月20日火曜日
電波が無い
2012年11月19日月曜日
海上で臨検
11月19日 0600起床 (127/85)
天気 曇り
気温 4℃
朝、海を見に行ったらベタ凪
フグに挑戦。
此処ならと頑張るも全く当たり無し
場所を変えて再度挑戦
此処でも当たりが有りません。
一体どこに行ったんでしょう。
一か所目でフグを釣っているとき、
沖を巡視艇が猛スピードで北へ走って行った。
二か所目に移動しポイントを決めようとしていると
何と、北へ行った巡視艇がわが船の傍に来ていた。
ポイント捜しながら微速で移動していると、
巡視艇のスピーカーから「免許証と船検証を見せてください」
係官が舳先からタモを差しだした。
免許証は上着のポケットから、船検証はキャビンの中から出してタモに入れた。
暫くして、係官が「船検ステッカーを張っておいてください」と言いつつ
タモに入れた「免許証と船検証」を差しだした。
船検期限「H24」ステッカーを張ったままでした。
このステッカーを巡視艇から望遠鏡で確認して
船検切れの疑いありだったのでしょう。
「H27」期限のステッカーは船検証と一緒に袋に入ったままだった。
早速ステッカーを上貼りしました。
巡視艇は「気をつけて」とスピードを上げて走り去った。
一件落着。
こんなあんなじゃ、フグは釣れるはずが有りません。
フグは諦め沖でアジ狙い。アジも当りは有りません。
チコダイとアラカブでした。
しかし、あっという間に傍らに巡視艇がいてびっくりしました。
船検証、免許証ともに持っていて当たり前とは云え、
臨検を受けるのは初めての出来事、無事で何より。
2012年11月18日日曜日
産業祭に行にってきた
11月18日 0700起床 (129/77)
天気 晴れ
気温 10℃
北海道は雪だとか
鹿児島は天気上々、太陽燦々で汗ばむ。
この時期が産業祭シーズン。
農林畜水産の一同展示即売、軽食、演芸、歌舞音曲
なかなかの盛況で行列ができたブースがあちこちにあった。
人気の秘密は安心だろう。
目の前の人が作っていることへの信頼だろう。
身近に食の安全と安心が手に入るということかもしれない。
蜜柑が美味しい、キビナjゴが美味しい。
久しぶりに会った農家や漁家、JAや農業公社の職員が楽しそうだった。
こっちまで一寸嬉しくなった。
鹿児島黒牛A5-9(永原牧場)
やわらかでうまみがあって
安福久独特の旨さ
花卉農家の皆さんの
花屋さん
「産業祭の華」です
皆さん箱でお持ち帰り
2012年11月17日土曜日
鹿児島のさしみ醤油
11月17日 0600起床 (134/90)
天気 雨
気温 16℃
本格的雨です、傘にバタバタ降ってきます。
昼からは雨が上がる予報、今日は大先輩に誘われゴルフです。
照葉樹林は南国鹿児島ですが
もう一つ「さしみ醤油」これも鹿児島ならではです。
甘い醤油です。
どれくらい甘いかは写真の比較表をどうぞ。
山でさしみを食べる訳ではありません。
「豆腐」をこのさしみ醤油で食べるんです。
豆腐半丁ないし一丁、一丁食べることが多い。
これをパックの水を切って、箸で真中に醤油を垂らすくぼみか切れ目を入れる。
ここに「さしみ醤油」をタップリかけて食す。
醤油の甘さが豆腐の水気と混じり合って甘さが程よく薄められくどくなくさっぱりして美味しい。
物は試し食べてごらんなさい。
ぜひさしみ醤油で。
2012年11月16日金曜日
照葉樹林とイノシシ
11月16日 0600起床 (127/87)
天気 晴れ
気温 6℃
照葉樹林の登山道はイノシシと共用である。
密生した稜線の藪はイノシシも歩けないのか
登山道にはたくさんの痕跡が残っている。
ユリ根を掘った穴、これは小さく浅いが至る所を掘っている
イノシシの探索を逃れたユリ根があるか心配になってくる。
山芋を掘った穴、これは深く大きい穴でよくこれ程掘れるなと感心する。
山芋を掘った人なら掘り下げる苦労はご存じのはず、道具を使っても苦労するのに
イノシシは鼻でこれをやる。どんなテクニックであんな深い穴を掘るのか実際見てみたい。
道具を使って掘った穴と遜色がない。
掘った名を点検しても山芋のひとかけらも残っていなかった。
ミミズを探した穴、これは穴と云うより登山道を耕したふかふかになった凸凹である。
よくこれだけの面積と土量をひっくり返したなとびっくりする。
狭い登山道、広い登山道にかかわらず、土をひっくり返ししている。
果たして労力に見合うミミズがいたんだろうか。
よく理解できない穴、これは腐れかかった大きな木の株の下に掘られた穴
獲物が何か想像できなかった。
穴は大きいものもあれば、鼻を突っ込んだくらいの小さな穴もあった。
鼻が利くので何でも「あり」なんだろうと想像する。
どんぐりとか食べると聞いているけどこの痕跡は分からない。
兎に角痕跡だらけだといっていい。
木場岳登山口への林道で「イノシシ」と遭遇、慌てて一気に藪へ突入と思いきや
スローで進む車の前をトコトコ走って逃げようとしないので
アクセルを踏んでスピードを上げた途端一目散に藪に逃げ込んだ。
顔全体というか頭全体の大げさに言えば半分くらいは鼻に見えた。
今度出会ったら、写真位は撮らせてほしい。
2012年11月15日木曜日
最南端佐多岬
11月15日 0600起床 (116/78)
天気 曇り
気温 10℃
これで四つの最端岬のうち三つ行った
(離島を含まない端っこ)
最北端 宗谷岬
最東端 納沙布岬
最南端 佐多岬
行ってないのは最西端
明るかった。海も光り輝いていた。
沖をトッピーが種子島に向かって走ってた。
種子島が霞の中薄く浮かんでた。
対面には開聞岳が青く尖がって立っていた。
岬の山の斜面にはソテツが群立していた。
照葉樹が山全体を包んでいた。
その先の海の向こうに
もっと明るい海と山があるだろうと思わせる。
何もかもが太陽の光と共にある。
これが最北端、最東端と決定的に違う。
照り輝き射し込む太陽の光
これこそ佐多岬だろう。
国境を感じさせない明るさがある。
しかし、岬の人工の施設は
どれも古びて壊れかけ
手入れが行き届かないのか
旺盛な植物に飲み込まれようとしている。
幻滅の極みだ。
最北端、最東端は北に向けた目にさらされる
また、もっと北に目を向けてほしい人々の思いが
そこに暮らす人たちの暮らしと共に全面に展開されている
静かな生きた岬だ。
佐多岬は躍動の岬
今のままでは寂しすぎる。
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