2012年11月27日火曜日

九州中央山地「旨い」


11月27日 0700起床 (127/87)
天気 曇り
気温 -2℃

昨日、雨の中京丈山と平家山の登山口を確認。
林道も奥に行くほど荒れて、平家山登山口は700m手前駐車と決めた。
国見岳から西に延びる尾根を二本杉峠まで歩くとなると、一日では無理。
楽しい歩きを考えることにする。

結局二本杉峠まで50㎞走って、することもないので公衆トイレ完備の二本杉広場で昼寝。
窓をこんこん叩く音で顔を出すと「夜間ロープを張るので出てくれ」広場に隣接した食堂の奥さんが言っている
「えっ!!!」(公衆トイレ付公衆広場じゃないの)
「200m先に展望台があります」
「そうですか」(何か納得してません。案内標識にもトイレ・広場と明記してあるのに?うんっ?)
どうもこの広場のルールらしいので素直に車を移動しました。

広場は、標識に二本杉広場と明記、公衆便所と標識に明記してあり、公衆便所は道路より一段下に設置,凍結防止装置付き水洗。この広場は食堂が立つ広場と一面になっており道路と同一高さ。よって、公衆便所も広場より一段下にある。
移動先の展望台でつらつら考えるに、後から食堂の立つ広場が造成され、よってトイレは一段下になった。公衆便所に駐車スペースを持つ広場があったかどうかは分からないが少なくとも広場と呼べるスペースはあって「二本杉広場」と銘打った。食堂にとってこの一面の造成広場は全面自ら管理すべき広場で且つそのように使っている。よって、夜間勝手に入り込んでは困るのでロープ張って管理する。。ロープは、公衆便所へのアプローチとなる通路部分や駐車スペースも含めて広場と道とを区分するように全面に張られていた。これまで車中泊夜間駐車とかきっとなかったんだ。

移動先の展望台、深夜起きてびっくり、フロントガラスの向こうに夜景が見える。
展望台なので見えるのに不思議はない。普通は、谷とか山だろう、なんで夜景だとごそごそ起きて態々見に出た。R445号は深い谷をかわしかわしクネクネと五家荘から上がってくる。当然、美里町へも延々と谷に向かって下ると思い込んでる。町など遥か先明かりなど見えるはずがない。ところが見えているのは、美里町が広がる緑川水系の盆地全面の夜景。赤信号が点滅するのまでくっきり見える。そうか、谷の深さは一緒でも山の重なりは違ったんだと納得。-2℃の気温と風がぴゅーぴゅー吹き抜ける峠で暫く夜景を眺めた。
道理でアンテナが不確実ながら立つはずだ。スマートフォンを開いたら一瞬、メール確認できたもの。
雨でガスって外が見えなかったので何もわからなかったはず。

そんなこんなで起きたら午前中山のてっぺんはガス、天気回復は午後から。
国見岳西尾根は改めて歩くことにして下山する。
決して広場のことで印象を悪くしたわけではありません。
くれぐれも誤解のないように。

「旨い」、何がって
がちがちに硬い「五木豆腐」
もこもこにえらが張った肉厚の「椎茸」
シーチキンの入った薄めの「カレー」
全ては「球磨焼酎白岳」の肴。

「五木豆腐」
箸で四分の一を取り分けさらに半分に












そこに「鹿児島さしみ醤油」を一振り、

グビリ、チョイ摘む、「旨い」














「椎茸」は4分割。











焦げないフライパンで熱を通す、そこに塩コショウ。
これだけ。香ばしい椎茸の香りとしこしこしっとりの触感。

グビリ、チョイ摘む、「旨い」









締めは、「椎茸ラーメン」
椎茸を半分に切って煮る。
火が通る寸前ラーメンを入れてハイ出来上がり。
半分割った椎茸のでかいこと、
でかい椎茸の襞にしみ込んだスープが椎茸味となって
とてもインスタントとは思われない。






久しぶりの「山カレー」
具はシーチキン、細かく千切れてカレーに隠れて
姿確認は困難。
それでも口に入れるとしっかりと存在しています
シーチキンの油がねっとりとまとわりつくようなカレーになってる
それらしき触感のある微細な粒粒、

6時間、8時間山を歩いたあと、
これで飲むビールはまた絶品

グビッグビッ、ペロリ、「旨い」







満腹、満足、今回の山行も 九州中央山地は「旨い」で完結。

2 件のコメント:

  1. 九州山旅三昧も終盤に来て、お食事がアップされましたね。拍手!
    見事な酒の肴コースですね。
    嬉しそうに、ニタニタ笑いながら、食べている姿が見えますよ。
    『いや~~旨い』って声まで聞こえそうです。
    山旅三昧、ブログ確認にひとつの楽しみです。
    無事に明日のOB会に間に合うように、帰還されますように、祈っております。
    お休みなさい。

    返信削除
  2. 食事写真は難しい。何が難しいかって、作って食べるのが先だからアッと思った時には鍋は空。写真は撮れない。まして材料の写真なんか切り刻んでから撮ってないと気が付く始末。
    山の食事写真ほど難しいものはありません。まして時間を掛けて食事を作るわけでもないので気付く暇もない。
    五木豆腐は堅く、縄で縛って持ち歩き可能だ。そして一丁が大きい、皿からはみ出すほどだ。山の楽しみはこんなところにもあるんです。

    返信削除