2012年11月16日金曜日

照葉樹林とイノシシ


11月16日 0600起床 (127/87)
天気 晴れ
気温 6℃

照葉樹林の登山道はイノシシと共用である。
密生した稜線の藪はイノシシも歩けないのか
登山道にはたくさんの痕跡が残っている。
ユリ根を掘った穴、これは小さく浅いが至る所を掘っている
イノシシの探索を逃れたユリ根があるか心配になってくる。
山芋を掘った穴、これは深く大きい穴でよくこれ程掘れるなと感心する。
山芋を掘った人なら掘り下げる苦労はご存じのはず、道具を使っても苦労するのに
イノシシは鼻でこれをやる。どんなテクニックであんな深い穴を掘るのか実際見てみたい。
道具を使って掘った穴と遜色がない。
掘った名を点検しても山芋のひとかけらも残っていなかった。
ミミズを探した穴、これは穴と云うより登山道を耕したふかふかになった凸凹である。
よくこれだけの面積と土量をひっくり返したなとびっくりする。
狭い登山道、広い登山道にかかわらず、土をひっくり返ししている。
果たして労力に見合うミミズがいたんだろうか。
よく理解できない穴、これは腐れかかった大きな木の株の下に掘られた穴
獲物が何か想像できなかった。
穴は大きいものもあれば、鼻を突っ込んだくらいの小さな穴もあった。
鼻が利くので何でも「あり」なんだろうと想像する。
どんぐりとか食べると聞いているけどこの痕跡は分からない。

兎に角痕跡だらけだといっていい。
木場岳登山口への林道で「イノシシ」と遭遇、慌てて一気に藪へ突入と思いきや
スローで進む車の前をトコトコ走って逃げようとしないので
アクセルを踏んでスピードを上げた途端一目散に藪に逃げ込んだ。
顔全体というか頭全体の大げさに言えば半分くらいは鼻に見えた。
今度出会ったら、写真位は撮らせてほしい。



2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    さすがに熊はいないですが、鹿児島は猪ですね。
    恐くないのが良いですね。秋も深いですが風景が北海道と違いますね。

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  2. 違う、まったく違う。まず太陽が違う。全山葉っぱキラキラしてる。
    熊の心配が無いのは決定的違い。
    しかし、軽トラを簡単にひっくり返すイノシシもいるらしいから安心はできない。

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