2013年9月14日土曜日
北稜岳に登る・オショロコマも釣る
9月12日 0430起床 (124/85)
天気 晴れ(のち曇り)
気温 10℃
昨日、山荘まで車で入る。
遠くに見える山体のどれが北稜岳か分からな行けれど、奥の中央の尖がりかな?
案内板に従ってダート路へ。10㎞だって。
シカ柵を開ける。
閉じて鹿の世界にお邪魔。
立派な山荘に到着。
今夜は小屋の前で車中泊。
飲んびり、ユックリです。
山の中は流石に冷えて、シュラフにすっぽり入っても薄ら寒い位だった。
山荘の前には小さな沢が流れている。早く下りてきてオショロコマを釣る。
(登山口風景帰りに撮る)
コースタイム
0530 登山口発(山荘前)
0600 林道終点
0630 作業道跡終点
0655 稜線
0703~0725 北稜岳山頂
0750 作業壕跡(山荘前)
概要
山荘前の林道を終点まで詰める。一定勾配で続く林道を勢いよく歩く。終点まで車は入れる状況である。駐車スペース2・3台分。林道は沢沿いにあるのでつい沢の水面を見てオショロコマを探してしまう。
林道から作業道跡に踏み入れる、作業道分岐点にはピンクテープが下がっている。このピンクテープは頂上までしっかり案内している。
森は二次林であるが大きなエゾマツも残り、下木に煩わされることなく森の奥まで見通しが効くので雰囲気が良い。
作業道終点から沢筋へ入り、ロープが設置された急斜面を詰める。標高差130mで稜線に上がる。
左へ稜線を登り上げさらに左に向かうと山頂標識。
雄阿寒、雌阿寒、阿寒富士方向が切り開かれ展望抜群。
はるか遠くに知床の山々も見える。
大雪山系とクマネシリは真反対側、樹林に遮られ頂上からは展望は効かない。
頂上直下の登山道から樹林の切れ間に見ることはできる。
大雪は今でも残雪が残る姿が遠くに見える。
東三国山からつながる稜線はゆったり嫋やかにうねり、そのすべてが森林に覆われ思わず唸るほどその広がりは広大である。
何時の時代に鋸が入ったか知らないけれど、鋸が入ったことなどないような深さがあった。
二時間弱でこの深さに触れられる。何とも贅沢な山である。町民の皆さんに愛されるはずだ。
印象
登山道は、林道と作業道を利用して最後に沢を詰め稜線に登り上げる。林道と、作業道が一定勾配で延々続くのが我慢のしどころ。周りはトドマツ、エゾ松、樺の森で見通しが遠くまで効き、下草など緑の絨毯のようである。すでに秋が来ているのか登山道は落ち葉に埋め尽くされている。
頂上は、陸別町側だけが切り開かれている。遠く知床連山が望めるとは思わなかったのであまりの近さにびっくりだった。ガスで展望が全くなかった知床横断道路を、もう一回走ろうかと思わせるに十分な近さだ。
大雪山系は、陸別鯛側とは真反対で樹林を透かして望むことが出来る。切り開かれておればどんなに見事な眺望が得られるかと思うとちょっと残念。
この山頂を中心に360度得られる展望は、きっとどこの山も敵わないのではないだろうか。
追加
下りてきて早速竿を出した。
エサは、沢の石をひっくり返して採った「チョロムシ」4匹。
餌を採る為石をひっくり返した眼の前の落ち込みに餌を落とすと目印が上流へ一気に吸い込まれた。軽く合わせると「婚姻色」に染まった黒い魚体が水面から顔を出した。最初の一投で見事な魚体。忍者の如く釣らなければならないなどここでは毛ほどもない。がたがた、ごろごろ石を起こし、じゃぶじゃぶ沢を騒がしたその場所で釣る。その場所で魚が躍る。思わずニンマリ。
小さなオショロコマも色は替わってイッチョ前である。小さいのは釣れる度リリースするが、針を飲み込んでしまったのはリリースできないので確保する。
わずか一時間余りだったけれど、山荘前の沢で脚も濡らすこなく大物2匹十分な釣りだった。
腹を裂いて贓物を洗い流し、塩でぬめりを取って、軽く塩を振り、新聞紙に包んでクーラーボックスへ。
焦げないフライパンに「オショロコマ」を並べ、両面の皮を軽く焼く。
そこへ惜しげもなく「日本酒」を注ぎいれる。
蓋をして暫く、蒸気が上がるのを待つ。
程よく蒸しあがり且つ焼けたところの熱々を頂く。
驚くほど野太い野趣あふれる味だった。
えぞまつの森の香りがすると云えば嘘になるだろうか。
結局、一人で頂きすぎて酔っ払いブログはほったらかし。
0300時に起きて打ってる始末。
「オショロコマ」には気を付けましょう。
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おはようございます。一人酒盛りは危険ですよ。身体も心配ですが、物騒でもあり、怪我も心配です。
返信削除しかし、飲むなって言っても無理かな、美味しそうですね。
釣りも半端じゃなく釣れるけど、食べても半端じゃなく美味しい。土地の人曰く「海の物があるのに何で川魚?」と云う事らしい。そりゃ海の鮭に比べたら、陸の鮭は50分の1もないわな。納得。しかし「旨い」ほんとに旨い、釣れてよかったと思うもの。
返信削除だから酒もつい飲み過ぎ。
今度何処で竿出そうかと、虎視眈々。