2014年4月1日火曜日

岩手山に登る(馬返しコース最新情報)


4月1日 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 2℃

昨夕、早立ちする旨おかみさんに伝え、お湯のお礼もお伝えしました。
馬返し登山口には0515時着。
岩手山には雪煙が上がっているようだ。樹林帯を抜けて風が強ければ引き返す心算で出発した。

コースタイム
0600 登山口発
0830 4合目
1030 8合目
1115 岩手山山頂
1150 8合目
1250 1145m樹林帯上部
1350 馬返し登山口
坪足で朝日が射す樹林帯を登り始める。














樹林帯の中は、先日の雪でトレースが消えかかりルートが分かりずらい。
それでも今朝は冷え込み雪面がクラストしているので、坪足でも足をとられることなく登って行ける。
樹林帯最上部でアイゼンを履く。










樹林帯を抜けると強風で雪も飛ばされたのかトレースはくっきり、しかしここからは傾斜が一段と増す。












この傾斜を右に左にジグザグに登り上げる。














登って行くに従ってさらに傾斜は増すので慎重に登り上げる。












4時間かかってようやく頂上への台地に登り上げる。












8合目避難小屋小屋から不動平避難小屋を目指す。
春の雪原が強風の中青空に映えている。













雪原からお鉢へ上る、風はますます強くなり、時に耐風姿勢をとらざるを得ない。
お鉢周りを耐風姿勢を取りながら山頂着。











天気快晴、展望全方位360度、遮るものなし。
それで頂上滞在10分、なんせ強風で写真もままならない。
それでも北を一枚













南を一枚












岩木山も、鳥海山も、八幡平も、乳頭山も、秋田駒ヶ岳も、蔵王も、早池峰山もしっかり目に焼き付けました。
早池峰が遠い













頂上からも、さらに8合目からはもっと慎重に、下りは気を抜けません
特に単独なので一歩一歩確実に下らなければなりません。
漸く1145mで樹林帯に入ります。
たまにトレースを外すと股までズボッとはまります。












それでも快調に下り、無事登山口着。














振り返ると岩手山がドッカと見えます。















温泉への道すがら岩手山がくっきり見えていました。

印象
約1500mを一気に登り上げる、傾斜は上部に行けば行くほど急になる。
さらに単独峰特有の強風が下からと思うと上から、右からも左からも吹き付けるので、登り難いこと。早朝は雪も締まっていたので「坪足」で十分だった。1145mでアイゼンに早めに履き替えて正解だった。この地点からの傾斜は半端じゃなく急です。1800mまで緩くなることはなくさらに急になります。踏ん張りどころです。3時間は十分かかります。
ここを抜けると頂上へ続く台地、雪は締まっているので快適です。
単独峰特有の風、単独峰ゆえの登り一辺倒、今日は貸し切りだったのでさらに辛さが一倍でした。
しかし、単独峰ならではの全方位の展望は圧巻。絶句。
春の雪を踏んで岩手山に是非登るべし。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、久々にコメントしております。
    怒涛の年度末処理と年度初め、、、。別れあり、出会いあり、、、、
    別れを惜しめば、出迎えはおろそかに・・・・
    今後の仕事をするのは過去の人ではなく、これからの人、、、
    これからどうするのか??懸命に考えます。考えなければすすみません。

    久しぶりに先輩のブログを見てホッしました。
    しばらく、スピードを落とすことを許してもらえるかな???

    先輩の山行をみながら、この2年半の山登りを振り返るとともに、今後の山の多さに悩んでいる・・・悩んでいてもしょうがないので、すこしづつでも上ることにします。

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  2. 1400m登り上げる岩手山も、250m登り上げる兜明神岳も、準備仕掛け心持は全く一緒です。全力で準備して登るだけです。ただそれだけ。山旅三昧の鉄則。百名山、二百名山を登っている訳ではなく、地域で愛されている山を登っている。森が美しい山も、渓谷が深い山も、花咲く山もそれぞれ個性的です。高さじゃないでしょう、困難さじゃないでしょう。
    こんなことがブログで伝わったらいいなと思っています。
    5年後、10年後が少しは見えているような気がしないでもないけれど。

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