2014年4月9日水曜日

猿倉岳から大岳を見る(猿倉温泉から猿倉岳最新情報)


4月9日 0500起床 (132/83)
天気 晴れ(高く曇り)
気温 -2℃

昨日、高田大岳を登った後散々迷った。つまり明日の行動、雛岳を登るか、八甲田大岳から毛無岱を循環か、猿倉岳から櫛ヶ峰ルートの偵察か。
一旦は雛岳に決め谷地温泉から田代平に下り始めたものの、思い直して酸ヶ湯公共駐車場へ車をUターン。この時点でも、循環か偵察は決めかねていた。
酸ヶ湯公共駐車場で微かに電波があったのでブログを打つも4月7日の記事と写真はOK、ところが4月8日の写真が入らない。ギブアップ。明日雨らしいので写真アップします。
なぜか写真が入らないこの時点で偵察に決定。
問題が一つ。
猿倉温泉までの道路は0900時開放、即走って猿倉温泉の入り口に待機、除雪作業で猿倉温泉に入る担当者に温泉まで入る事と駐車の承諾を得なければならない。










当然、あさいち待機でOKを貰っていざ行かん。

コースタイム
0930 猿倉温泉発
1000 猿倉温泉リスタート
1210~1235 猿倉岳山頂
1315 猿倉温泉着









温泉は除雪作業と建物の屋根補修、板金作業が同時に行われていた。
温泉奥の沢に挟まれた中央支尾根に向かうが地形図のルートは右沢の右尾根。
一旦引換しこの尾根の取り付きを探すが急崖で取り付き困難。
結局最初の中央支尾根に取り付きリスタート。取り付き点にピンクテープ。ここを右に入る。
後はこの支尾根を高見目指して登るだけ、勾配はそれ程無いので樹間を直登する。



地形図に記された新道ルートの右尾根には高みを目指すうちに自然に乗る。
この地点までは雪面に極端な凹凸はない。

昨日登った高田大岳が樹間に見える。
















尾根が合流して西風に曝される斜面に出ると大きな凹凸が現れる。
しかし雪面が広くルートは自由に選択可能である。
さらに登ると北八甲田が一望








頂上直下の樹林間隔が狭い部分では、強風による雪のえぐれが大きくなる。












それも僅かで樹林の中の山頂に出る。
此処から見る「櫛ヶ峰」は遥かに遠い。










猿倉温泉から櫛ヶ峰は単独ではとても無理、スキーで行けたにしても帰りの滑りは半端じゃない。
完璧に滑り降りる自信のある人のみに許されたルートだろう。
単独でしかもスキー初心者にはこの樹林の凸凹を完璧滑る自信はありません。
猿倉温泉から櫛ヶ峰ルートはあっさり降参でした。







下山は、要所につけたピンクルートを見失わないように、慎重に慎重にゆっくりゆっくり下った。
綺麗に浮かぶ北八甲田を見ながら下山です

スキーでの下山は快適、春山はスキーに限ります。
温泉の工事関係者にお礼を言って猿倉温泉を後にした。



印象
パーティを組めば櫛ヶ峰往復は難しくはないだろう。
尾根東にルートをとるか、西にルートをとるかの判断は難しい。
しかし、東側乗鞍岳との間に広がる平原は圧巻だ。東ルートでこの平原に踏み込んでみたいと思った。北八甲田に比べると南八甲田には全く人影はない。痕跡を見たのは微かなスキースプールが一本、一か所だった。
しかし、このルートから見る八甲田大岳から高田大岳の景観は流石で、此処に登らないと見られない。贅沢なものを見せてもらった。
猿倉岳から櫛ヶ峰を見るだけでも価値があります。

その後
傘松峠を越えて酸ヶ湯へそして黒石温泉郷「落合共同湯」へ。150円で熱い温泉を頂く
湯船一槽、薄透明の熱湯。














温泉後お隣の津軽こけし館を見学












実演中伝統工芸者に質問したら、たくさんのこけし談義を聞くことが出来ました。
展示してある系統だけでもこれだけありました。
今度鳴子でこけしを見てみよう

それぞれの顔の表情をご覧ください


















1 件のコメント:

  1. おはようございます。東北の温泉は安いところが多いですね。公衆浴場登録されていないのでしょうか???なんかこちらは割高な気がします。
    鳴子のこけし。。。懐かしいです。学生時代ですから30年前に仲間と旅行に行ったときを思い出しました。

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