2014年4月23日水曜日

白木峠は雪の中だった(白木峠最新情報)


4月23日 0430起床 (---)
天気 ガス
気温 4℃

白木峠登山口には御番所跡の標柱が建っている。





















その脇には、歴史の道の案内板に御番所跡の理書きが記されている











コースタイム
0715 御番所跡標柱発 
0855 ふきどり地蔵尊
0900~15 白木峠山頂
0930 ふきどり地蔵尊
1005 御番所跡標柱着

白木峠への道は、まだ1.0mを超す雪の道だ。
道が雪の下なので、地図頼り。






それでも歴史の道は、厚い雪を通しても大きな抉れを微かに知らせる。それを頼りに登り上げる。
所どころに下がるピンクテープはそれが間違いないことを教えてくれる
道々の、木々の根元は雪が融け春が近いことを告げている。










道には「ふきどり地蔵尊」の案内板、地蔵尊はまだ雪の中だ
歴史の道だ














湿原がようやく姿を現し水芭蕉が開きはじめていた
まだまだこれからが最盛期だろう










幾星霜、歴史を見つめた杉が雪の中に孤高だ
遥かな歴史に思いが至る















白木峠へ最後の急坂を右に回り込み山頂
一本の標柱が建っているのみ。雪解けが進み根元は露出している
白木峠は、峠ではない
白木峰である
峠はもう少し下を通っていたらしい












展望はない、ガスが低い。
 遥かな昔からの往還に思いを馳せる山行きだった








その後
花巻大沢温泉山水閣自炊部を目指し北へ走る
部屋は一部屋開いていた
宿の廊下の三叉路の角部屋、夜2400時まで温泉客が忙しく歩き回る
番頭さん曰く
「これまでお泊りで良く眠れたというお客様はいらっしゃいません。
こう言ってはなんですが、四千円あまりお支払いいただくより、その分美味しい食事、そして車中泊をお勧めいたします」
私「そんなに商売っ気無しでいいのですか。しかし、この部屋に泊まるのは確かに勇気が入りますね。今日は温泉のみと云う事で、後日早めの予約して再度お伺いします」
あまりに正直な物言いに温泉宿の生業の歴史を垣間見た
温泉は、「渓流の露天風呂」、渓流を渡る春風が冷たく爽やかで血肉が蘇った。
寝違えた首も幾分和らいだ。
内風呂は、歴史を物語るタイル張りの浴槽が二つ、熱めの浴槽とチョイぬるめの浴槽
泊まれなかったとはいえ、温泉宿の対応は好感だった。
泊まっていたら、こんな感想が書けたかどうか怪しい。

2 件のコメント:

  1. 春があると思ったら、また雪ですね。
    面白い温泉宿泊宿のコメントは・・・商売っ気か・・・・悩みますね。こちらも

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  2. ここは純粋な自炊もありだけど、炊き出し部で好きなおかずを作ってもらい部屋食、食堂に行って食事と云う選択肢も用意されいた。こんな柔軟なシステムもありなんだと目から鱗でした。
    駐車している車のナンバーは、習志野、横浜、熊谷、長崎、福岡、鹿児島ありだった。
    自炊は人を寄せるんだ。

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