2014年4月22日火曜日

秋田県から岩手県へ向かう


4月22日 0500起床 (126/777)
天気 晴れ
気温 9℃

3月出発以来久しく嗅ぐことのなかった海の臭いが、居心地良かった。
おまけに寒くないときてるから尚更だった。
朝の気温が9℃、今回山行での最高気温。
秋田駅前の書店で地形図を探してもらうも、岩手県に入る山域の地形図は無かった。
そのまま岩手県境に向かう。
ルート上の大曲の書店に立ち寄る。
ありましたね「栗駒山」「焼石山」「駒ヶ岳」
ところが、これらの山々の登山口への道路は、目下除雪中で解放されていません。
秋田県、岩手県の県境に横たわる奥羽山地の山々は、まだまだ簡単には入れません。
登りたい山は、5月中旬以降、登山口への道路が解放されるのでしょう。
国道13号を横手市へ
「かまくら」の町です。「雪洞」ですよ。
雪洞の中は明るいです。ろうそく一本で本が読めるんじゃないかな。
実は雪山では雪洞が当たり前です。
今私のザックの中にはスコップが一本入っています。
此れで、雪穴を掘ります、出来上がったものは雪洞。
この中で、炊事をして、この中で寝ます。
暖かいです、外の音は聞こえません、吹雪きの轟々と云う恐怖の音も全く聞こえません。
難は、朝起きると天井が下がっていることでしょうか。

昨夜寝違えた。左首筋が伸ばしても、縮めてもぎくしゃくで痛烈に痛い。
県境に向かいながら、低山二つを登る予定だったけれどとてもじゃない。
偵察のみ、それでも「神宮寺山288m」は良いな。雄物川べりにどんと立っていた。
ちゃんと登山口標識もあるのが愛されている証拠。
ここらの山は、信仰の山でもあるので鳥居が立っているのは珍しくない。
神宮寺山も登山口には鳥居だった。





その後
県境に近い道の駅「さんない」に向かい、隣接の「鶴ヶ池温泉」で寝違いの温泉治療











温めると痛みも和らぐ。ゆっくり養生。お爺さん、お婆さんと一緒にお湯に入りました。
相変わらず言葉はわかりません。
明日は「平安時代初期」坂上田村麻呂nころから交易の道であった峠「白木峠」に行ってみよう。
陸羽の重要な交易路、両藩に番所もあったという。
いまや、登山口から一時間半登って登り着く峠である。
雪が残っているのか、残っていないのか情報はない。
寝違えた首を労わりつつ登ってみたいと思っている。
平安時代がそのままそこに有ると云う事だ。こんな経験できっこない。




2 件のコメント:

  1. 寝違い大丈夫ですか???
    平安時代からの峠ですか・・・楽しみにしております。

    返信削除
  2. まだ治っていません。今日も自宅に帰り着いてすぐ温泉。温まりつつ湯治。
    温泉に限ります。
    わが薩摩川内市は平安時代どころじゃありません。薩摩一の宮「新田神社」はニニギノミコトが御祭神。神話の時代。御田植祭は、神話の時代を彷彿とさせますよ。白装束に烏帽子で神田に入るのはなかなか経験できる事じゃありません。良いものですよ。

    返信削除