2014年9月30日火曜日

「子安岳1301m・高松岳1348m・山伏岳1315m」を周回して登る


9月30日 0400起床 (138/88)
天気 ガスのち晴れのち曇り
気温 12℃

天気予報では、午後の降水確率30%芳しくないので一時帰郷前の山行は昨日で終わりかなと思っていた。
朝起きると案の定、秋田県の西の空は真っ黒、こりゃダメだと思ったけれど取敢えず登山口へ走る
今日の目当ての山は、「高松岳から山伏岳周回」高松岳手前のピーク「子安岳」にも立ち寄ろうかいう算段。
登山口へ走っている間に、なんとなく昼までは持ちそうな、且つ昼前にはガスも上がりそうな気配。

子安岳・高松岳・山伏岳周回  歩行時間 5時間08分 歩行距離 13.5㎞ 標高差 1100m
06:10 泥湯登山口発
06:30 新湯
07:33 子安岳分岐
07:41 子安岳山頂
07:46~:53 子安岳分岐
08:38 高松岳避難小屋
08:45~:52 高松岳山頂
08:59~09:02 高松岳避難小屋
09:15 高松岳・山伏岳最低コル
09:49~:52 山伏岳山頂
10:00 山伏岳山頂分岐
10:53 川原毛登山口着
11:18 泥湯登山口着

泥湯温泉登山口は、温泉ガスが充満。
温泉に入らなくとも体が温泉臭に染まりそうだ















その泥湯に温泉を引いているのか、パイプとともに20分登ると山の中に突然白煙が立ち上る「新湯」とある。もうもうと自噴している。












そんな登山道はブナの道である。これほど急速に黄葉は進むものなんだろうか。峰を走り下りて来るような塩梅だ


















登り上げた稜線に、子安岳分岐の案内板が立っている











子安岳まで僅かの登り、ガスで展望無し、写真一枚で下る






















子安岳分岐から高松岳へ歩きはじめるとガスが切れ始めた
高松岳がようやく姿を見せた










途中石神山への分岐を分ける















子安岳から高松岳の稜線は、登山道は刈払いされているし、南への展望は全開だから最高の稜線漫歩だった。










小一時間歩くと高松岳の避難小屋に着く
この避難小屋は吹雪をまともに受ける山テッペンに立っている

















高松岳山頂ははこの小屋から300m程歩く
此れから行く「山伏岳」をバックに一枚














高松岳山頂から、一昨日登った「栗駒山」がはるかに遠い











山伏岳への稜線も山頂近くになると潅木もヤブも低くなり快適














山伏岳山頂からジャンダルムが紅葉で派手に光っていた















川原毛登山口へ降りる途中から「今日の周回コース」が一望だった











下る登山道は「紅葉・黄葉のトンネル」、贅沢な周回だ











川原毛登山口は「川原毛地獄」にある















地獄はこうなっている














その古き由来はこうなっている














新しい解説はこうなっている
















焼石岳で「キノコのお兄さん」に教えてもらったキノコは「ナラタケ」と「ラクヨウ」
川原毛登山口寸前で「ラクヨウ」を発見、6枚ほど収穫
「ラクヨウ」に間違いないとは思ったけれど、泥湯までの道路の災害復旧工事中の「お嬢さん」とダンプ運転の「おとうさん」に確認した。
「ラクヨウだ」
「砂糖醤油で煮ると上手いぞ」





と云う事で、泥湯温泉に浸かっている間に「水浸して虫出し(これも教えてもらった)」
「水洗い」










茹でた
秋田県湯沢市泥湯から70㎞走って宮城県大崎市道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」で、煮ないで、大まかに切って生醤油で頂いている
ぬめりがあってとろとろしているが、肉は腰がありシャキッとした食感、こんなキノコがあるんだ。
麦酒のツマミに最高だ








一時帰郷前の山行は今日でお終い
明日は、一か月ぶりの洗車、車内清掃、装備の点検整理、片づけ
そしてコインランドリーで洗濯、山形県の分県登山のガイドブックを購入、山行計画の立案
仙台空港に走って予約を入れた駐車場の確認
ここまですると帰郷前のグビッが待っている

2014年9月29日月曜日

「上東山(かみとうざん) 1117m」に登るも撤退

 9月29日 0400起床 (135/95)
天気 ガスのち晴れ
気温 12℃

昨日栗駒山からの帰り、登山口への林道入り口は確認しておいた
今朝この林道を登って驚いた。
勾配は急勾配を越えると云っていい、四駆のローギア―でエンジンが止まってしまった。
潅木が切土斜面から道路に垂れ下がり、ハイルーフプラスキャリアーの我が愛車は、この枝に引っ掛ってしまった。
この林道は、四駆じゃないと登れません
三合目登山口まで登り上げると5台は駐車可能な立派な駐車場がありました。



上東山 歩行時間2時間38分 標高差 494m
06:20 三合目登山口発
06:50 四合目
07:10 五合目
07:50 1051m上東山分岐
08:00 上東山登山道笹薮が濃くて断念
08:26 五合目
08:36 四合目
08:58 三合目登山口

三合目登山口に、頂上まで二時間の案内がある














登山口先からブナとミズナラの森の急登が始まる
登山道はしっかり踏まれている。













急登が終わると、ゆるいトラーバースに変る
樹林から潅木に変る
この辺りから夏草が足元に絡まる












上東山への分岐を行き過ぎて戻る
分岐にブルーシートがあり、東山と書いた壊れたプレートがあるのは気が付いたが、まさか分岐とは思わなかった。
直進する登山道は、夏草が絡まるものの刈払いされていた
ところが上東山への登山道は、笹が被ってよくよくその気になって見ないと登山道とわからない
思い切って少しは行ってみたが、一人でこなす笹薮ではない。



上東山への登りも遠目だけれど、ルートは笹が被っている。
笹薮漕いでの登りは断念。
今日はここまで、標高1051m・上東山分岐まで
登山口に戻り、怖い林道を慎重かつ超スローで下りた。







手持ちの登山衣装が切れたので、今日はこれから横手市に行きコインランドリー
ところが、横手市南の道の駅「十文字」で、案内のお姉さんに聞くと「直ぐ其処に有ります」
有難い、コインランドリーだけは「お姉さん」に聞くに限ります。

2014年9月28日日曜日

「栗駒山 1627m」に登り天馬尾根コース「秣岳(まぐさだけ)1424m」を周回する


9月28日 0330起床 (135/86)
天気 快晴
気温 8℃

昨夕の予定では「上東山1117m」に決めていた。ところが真夜中起きて空を見ると「満天の星」
明日の晴天が約束された星空だった。これは「栗駒岳1627m」の紅葉に行くしかないと登る山を変更した。
須川温泉登山口着05:00時
それでも駐車場は3割がた埋まっていた。すでに出発するパーティーもちらほら。
登山口周辺も既に紅葉が始まっていいて、山に登らない一般の観光、温泉目当ての皆さんもこの早い紅葉には感動するだろうと納得する。
昨日の焼石岳を山行報告だけに止めたのは、栗駒山と比べて見たかったからだ。
焼石岳を書くには、山容、山体、山の有り様、登る人の受け止め方、自分で登っての周囲の山の展望、そして感想が必要だった。

栗駒山 歩行時間 4時間57分 歩行距離 10㎞(は越えているだろう) 標高差 667m
05:38 須川温泉登山口発
05:58 昭和湖
07:00 天狗平
07:20~30 栗駒山山頂
07:45 天狗平
09:30 秣岳山頂
10:00 秣岳登山口
10:35 須川温泉登山口

須川温泉登山口は、観光地の中の登山口朝早いので賑いはないが下りて来る頃は大賑わいだろう。
登山口も温泉を引き込むパイプと同居している













一旦登山口を出ると素晴らしい眺望が広がる
昨日登った「焼石岳」が雲海に浮かんでいる。微かに山頂付近の赤い色が窺える。













案の定快晴、空は真っ青、願ってもない晴れになった












山頂に行って驚いた、

















人が一杯なのだ。
須川温泉登山口と真反対の、イワカガミ平から登った人で一杯だった
山慣れた人が水筒だけ持って整備された遊歩道を歩くと40分で山頂に着くのではないかと云う事だ。今日は紅葉真っ盛りの日曜日、8時半までに降りないと「大渋滞」に巻き込まれるとそそくさ下りていく人が居た。
しかし、展望は一級です、何処にも負けない、流石栗駒山です。






栗駒山から秣岳への天馬コースに入る、ここから見る栗駒山がまた良い
真っ赤に染まった山体が今を盛りだ














秣岳への稜線がこれまたゆったりで嫋やかで歩きたくなる
人は少ないのかと思ったら、このコースを上がってくる人多数、老若男女問わず、びっくりだった。







秣岳ピークから栗駒山を眺めると、山頂の賑いが嘘のようだ、秣岳山頂は静かだった



















下山して駐車場に戻ると、案の定満杯、車、車、車、人、人、人












それをを掻き分けて「須川高原温泉」600円也、白濁温泉、高温、ゆっくり一時間筋肉を揉み解す
流石に山行連ちゃんでお疲れです









途中「栗駒仙人水」を汲む。
















この水で今日は「人参カレー」です。具は「人参」「サバの水煮」のみ
ルーは二個、水はタップリ、それでもトロトロになって「絶好のツマミ」になる
締めにラーメンなって言わせない。
これのみでOK。これのみで缶ビール3本、焼酎の仙人水割二杯はいける
明日は約束の「上東山」に登ります。

2014年9月27日土曜日

「焼石岳 1547m」に登り、「南本内岳 1486m」まで足を延ばす


9月27日 0400起床 (132/84)
天気 ガスのち時々晴れ
気温 8℃

登山口泊は私だけ、しかし0430時には3台車が上がってきた
今日は土曜日、駐車場は満杯になるんだろう

焼石岳 歩行時間 6時間57分 歩行距離17㎞ 標高差 1000m以上
05:33 中沼登山口発
06:00 中沼
06:17 上沼
07:00 銀明水
07:52 姥石平
08:18 焼石岳山頂
08:52 南本内岳分岐
09:12~:18 南本内岳山頂
09:30 南本内岳分岐
10:18 姥石平
11:06~15 銀明水
11:46 上沼

12:30 中沼登山口着
* 栗駒山と登り比べてみると「山塊の広がり」「山体の大きさ」「山容の深さ」「山塊を取り巻く谷の多様さと複雑さ」何よりも「頂上稜線の清々しさ」が比べるべくもない
東北の山の「雄」だと思う。焼石岳から三界山に向けて大きく広がる手付かずの高層湿原は太古の山が此処にあるまさにその様である。
それを見るにつけ、真冬の豪雪が自然に浮かぶ、深く寒く、冷たく厳しい豪雪を乗り越えた山が此処に有るのだ。胸にじんと来る。そんな山だ「焼石岳」は。
残雪、花真っ盛りに再度訪れたいと思う。

朝一番に出発、直ぐに追い越される。奥さん風、長靴にスパッツ、一本ストック
軽快且つ早い、この焼石山域に週2~3回登っているとのこと。
お先にどうぞと声を掛けて私はマイペース
中沼(下山時の写真)









上沼(下山時の写真)



















神沼の湖面













順調に登りあがる
登りが急になる約一時間で銀明水















コンコンとわき出る水をたっぷりいただいて出発












姥石平への登りは、ゴロゴロ石の登り、一時も登山道から目が離せない
















そのまま一気に焼石岳山頂
岩手県側から秋田県側にガスが流れ、キリッとしたっ展望が開けない














南本内岳の向う途中でガスが切れ始め、山頂一帯の紅葉が見え始めた
山界山方向の高層湿原












南本内川源流の沼














紅葉を愉しみながら南本内山山頂
牛形山が眼前に一望












焼石山を周回する。
この時ガスが切れて
岩場の中の紅葉













残雪と紅葉












岩手山と紅葉













山の斜面に広がる紅葉

今日はいろんな出会いがありました
焼石山塊の達人、健脚過ぎるお姉さん
200名山を目指して青森から南下している健脚なおじさん
昨日私のブログを見た人と出会う「ブログの人ですか」「ハイ、山旅三昧です」
ナラタケに出くわし、ザックを一杯にして山頂はまたの機会と下山する御夫婦
「ナラタケ」を覚えなさいと教えて頂きました。超美味だそうです



明日の登る山「栗駒山」に向かう途中で温泉発見、スキー場の温泉400円也
ところがこの山中で電波がばっちり
流石スキー場
今駐車場でブログ打っています
この先電波はきっとないでしょう
電波と温泉を求めて栗駒登山口に行く理由がなくなったので、明日は山変更です
「東山(とうざん)1117m」栗駒山に向かう途中の山です