2014年9月9日火曜日

「宇霊羅山(うれいらさん)600m」に登り、「堺ノ神岳1319m」に登る


9月9日 0400起床 (127/92)
天気 晴れ
気温 14℃

道の駅「いわいずみ」から9㎞走って登山口  

宇霊羅山 歩行時間 一時間58分 歩行距離 6㎞ 標高差 300m
06:00 登山口発
06:25 頂上稜線
07:05~:20 宇霊羅山山頂
07:58 登山口着

山の直下が登山口、此処から直立した白い岩壁が見える
右手に登り上げて白い岩壁の上の頂上稜線を左に歩くと頂上



流石に上部になるとロープが設置してあります



















頂上稜線から白い岩壁が見下ろせますが、高度感が凄いので足が竦みます











そんな稜線も落ち葉が積もった登山路
















大きな赤松が生えたせまい稜線上の登山路など変化に富んでいます
頂上から展望は良くありませんが、北上山地の大きさは実感できます
下りは忠実に往路を下ります









岩泉の町の背後に屹立する山です。小学生時代には一回は登るとか。
山の名前に惹かれて登りました。九州にはこの類の名前の山はありません
起源はアイヌ語との説があるとか










堺ノ神山の登山口へ「新・分県登山ガイド改訂版 岩手県の山」を頼りに走る
和井内牧場への林道を登り上げる。四駆のみ可能な林道
岩泉から54㎞走って登山口着

堺ノ神山 歩行時間 一時間五十分 歩行距離 4.5㎞ 標高差 260m
10:30 登山口発
11:00 藪突入
11:20 頂上下鳥居
 
11:25~:35 堺ノ神山山頂
11:50 藪突破
12:20 登山口着

林道に入ってからの予感は的中
登山口は藪化している
作業道を緩く登って行く、藪も煩いほどではないので我慢
ところが頂上が視界に入った途端、背丈ほどの藪、登山道は藪の中
ダニを警戒して、キンチョ―ジェットをふりかけ、長袖をしっかりチャックを上げ袖仕舞いも完璧








20分ほどの藪漕ぎで、鳥居が出現、ホッとした











一方、別ルートはしっかりと藪払いされた「高速道路」
参ったなー













鳥居から五分で山頂、山頂は羽虫の虫柱が立って、風のある側へそそくさ避難
しかし展望は目を見張るものがある
生憎霞がかかって、岩手山もボンヤリだったが、北上山地のど真ん中からの展望はここに来ないと分からない。
緩く、大きく、そして深く横たわる北上山地は凄い
別ルートからは、小一時間も掛からないらしい
是非行ってみてください
下山時、藪の中は手探りでは無く、足探りで下りた。


黄葉まであと数日の景色だった
展望が良かったのでおあいこだ














宮古市まで73㎞の移動です
入浴とコインランドリーが待っている。もう着る物がありません
宮古市までの途中で入浴
宮古市でやっとコインランドリーを探し当てた。「ネット」の力です
今夜は道の駅「みやこ」、港に有ります、
当然魚でしょう。グビッ、グビッ、グビッ





堺ノ神山登山口で準備をしていると、走ってきた林道の反対から東北森林管理局のパトロール車が来た
と云う事は、登りに苦労した林道を降りなくても良いらしい。
私「何処に出るんですか(管理局の車はどこから登って来たのか)」
パトロール「害鷹森で林道を左折、道路に出て左折すれば国道106号道の駅 やまびこ館に」
私「堺ノ森山のアクセスはそれが正解ですか」
パトロール「堺ノ神山北側からの林道アクセスが使われています。山頂まで小一時間も掛かりません。しっかり刈払いされています。凄いですねーここは」
私:二万五千分の一の地形図を示しつつ「と云う事はこれですね」
パトロール「そうです。新しく刈払いした道を使えば山頂は近いですよ」
私「ここも踏み跡はあるでしょうから行ってみます」
パトロール「私も調査で入ろうと下見に来ました。頑張ってください」
と云うやり取りがあっての藪漕ぎ
新・分県登山ガイド「改訂版」の紹介コースで二度目の困難事例
第一例は青森県下北半島の名山「大尽山」
第二例が岩手県北上ど真ん中の山「堺ノ神山」
何れも、ネットで詳細を調べれば回避できた困難です
心しました
「笹薮」の繁茂はあっという間だから、二年もすれば廃道同然だもの、著者に同情

2 件のコメント:

  1. おはようございます。今度は2山ですか?標高差300mを一時間で制覇されていますね。凄いおじさん!笑
    魚でグビグビの魚の写真がなかったのが残念!

    返信削除
  2. いやー、岩ありの崖覗きありの、恐怖を来す林道走りありの藪漕ぎありの、大変な一日だた。唯一のの救いがパトロールとの遭遇。此れが無かったら最悪だったかも、
    その僥倖に感謝して「サンマの刺身」、此れがまた青魚らしからぬ味を出していてまいったなー

    返信削除