2014年9月18日木曜日

「白岩岳1177m」に登る


9月18日 0430起床 (138/89)
天気 曇りのち晴れのち雨
気温 13℃

どうも天気の変化が良く分からない
今日も登山口に下りて来るまで晴れていたが、下りてきて10分で雨になった。
まさに危機一髪、こんな天気変化は経験がない
今朝、道の駅「なかせん」を出発前、空はどんより、濃霧模様その切れ間に青空が出ていたので出発、登り始めて太陽もも顔をだしたので、てっきり回復したものだと思った。
明日は、雨確率50%で傘マークだけれど、今、空は晴れて太陽も燦々なのだ。
今日は、白岩岳から見る和賀岳・薬師岳を眺めるのを楽しみだったが、藪に阻まれ微かに眺めたに過ぎなかった。

白岩岳 歩行時間 3時間32分 歩行距離 7.5㎞ 標高差 815m
06:50 登山口発
07:00 沢巻台
07:28 旧道杉沢コース分岐
07:43 シシ小屋跡
08:43~:17 白岩岳山頂
09:52 シシ小屋跡
09:59 旧道杉沢コース分岐
10:14 沢巻台
10:22 登山口

登山口は林道の終点、駐車場もタップリ、ところが登山口標柱は夏草に隠れそう。


昨夜の雨でたっぷり草は濡れている模様、雨具のズボンを着て出発した
夏草に覆われた登山道も杉木立の一登りだった
杉木立を抜けたブナ林が綺麗で此れからの上部に期待する









標識があって「沢巻台」、通常立っているが地面に並べてある、豪雪所以かな。












見事な杉林、秋田杉、人工林とは言え流石に豪雪の中で生きていく杉の生き様が見える
此れが三大美林の故だろう













その中に、またも地面に標識「旧道杉沢コース分岐」
古来より白岩薬師を祭る白岩岳の歴史を感じさせる登山道の変遷だ











さらに朝日が差し込む杉林を登る。
今日も貸切、ところが偶に「バキッ」と云う音がする
二度も三度も音がするので思いっ切り笛を吹いた。それっきり「バキッ」と云う音は聞こえなかった









二本の天然杉が立っている。それも並んで立っている。


















そこが「シシ小屋跡」


















此れから上部は、期待した通りのブナ、ブナ、ブナ
大木の、小さいの、取り混ぜて乱立と云っていい












特徴的なのは、高い、すこぶる高く成長している。これでもかと枝を横に広げた姿を見ることはない。豪雪地帯のブナの立ち姿だ。












そのブナの枝を透かして「仙北平野」の黄色がのぞく。














登り上げると「行太沢展望台」、藪が切り払われた頂上直下の展望所だ
和賀岳北方の山が見える、そのはるか北には雲に隠れた岩手山と秋田駒ヶ岳も見えて流石の展望台だ








展望台のすぐ上が「白岩岳」山頂、展望はない。
展望抜群と聞く「白岩薬師」に入っていくが100mで諦めた。笹薮が濃すぎてなかなか前に進めない。











その代り和賀岳への縦走走路に入り「万年シャクナゲ」を見る
雪に潰され、其れでも這って、這 って生き残ったシャクナゲ。












これ程壮絶な生き様の石楠花は初めてだった。花芽も沢山ついていて来春の開花も見事なことだろう










登山口に着いて装備を片付けていると「突然」降り出した
ものの10分後だからびっくり、こんな天気変化はとても読めない。
まさに危機一髪だったと云う事だ
角館の温泉に走っている間も降っていたから本格雨だ
ところが「角館温泉」は定休日だった
明日は「真昼岳1059m」に行く予定だけれど、11:00時の天気予報では降水確率50%
どうするか、どう読むか、どんな朝を迎えるか一寸気になる。




















2 件のコメント:

  1. 良かったですね。雨にやられず。本日見たテレビによると北海道大雪山塊は初雪とか、東北地方にも一気に寒さが来そうですね。
    そうそう、肝心の日本酒が出てこないので、飲んだ後でも良いのでパチリとお願いします。

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  2. 寒くなりました。頂上の風に吹かれて「きっとどこかで雪が降ってるぞ」と思ったもの
    寒気と日本海特有の天気変化は読めません。寒くなると旨いですよ。
    地酒だからどこでも飲めるという訳ではないから余計喉に沁みます
    愉しんでます

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