2017年5月11日木曜日

2017年5月11日「土倉山(とぐらさん・1680.7m)」


5月11日(木) 0400起床 (138/91)
天気 曇りのち晴れ
気温 10℃


昨昼、道路脇の案内板に導かれ南アルプスの前衛の山間集落に入って行く













終点が「戸倉山キャンプ場」である。キャンプ場下端の駐車場に車を停める
今夜も一人、一台泊である
0400時、雨は上がっている、低い雲が切れて青空が覗く。
アメダスと観天望気で雨を予想、山頂に至るまでは降らないと判断して出発。






「土倉山(とぐらさん・1680.7m)」
歩行距離 6.4㎞ 所要時間 2時間45分 総上昇量 621m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2.2㎞)

0523時 戸倉キャンプ場登山口発
0607時 上の森コース分岐
0622時 沢コース分岐
0643時 「土倉山(とぐらさん・1680.7m)」西峰
0658時 「土倉山(とぐらさん・1680.7m)」東峰
0737時 沢コース分岐
0745時 上の森コース分岐
0808時 戸倉キャンプ場登山口着

キャンプ場上端から登山道は右へ檜とカラマツの林に入り山腹を登って行く
植林地を過ぎると灌木二次林に変わる。標高1300mの地点では芽吹き、新芽が開いたばかりで緑は薄い。






尾根に上がると右から「上の森コース」が合流する
広い尾根の両側共に灌木林かと思えば、左手に檜の植林が出現し暫く歩くと、今度は右にカラマツの植林地が出て来る
地形や標高、東西南北、積雪深など考慮して、山全体が活用されているのであろう。







さらに登ると、左から「沢コース」が合流する。
「日向の滝」「日陰の滝」を見る事が出来るとある












標高が1500m地点の灌木はまだ芽吹いていない
200mの標高差が、厳しい季節の現実である









尾根に二つの伝説があるらしい
「報恩の伝説」

















「天狗伝説の岩」
詳しい説明はない


















山頂下に「金名水」と四阿がある
残念ながら水は枯れていた











山頂は二つに割れている
登山道が上がるのは、「土倉山(とぐらさん・1680.7m)」西峰










今朝は伊那谷の町が見えるのみで、背後に聳え立ち見える筈の「中央アルプス」は雲の中である












西峰から一旦下り避難小屋を過ぎて登り返すと東峰である











東峰からは「南アルプス」が、大きく見える筈である
が、今朝は「甲斐駒ケ岳」に続く「鋸岳」が見え、右の大きな山塊「仙丈ケ岳」は雲の中である
「南アルプス」前衛の山から、本体の「甲斐駒ケ岳」や「仙丈ケ岳」を直近に見るのはなかなか機会がない。大きな山塊を期待したが雲の中で残念であった。
戸倉山登山道は、案内板、合目表示が整備され地元の皆さんの手入れが行き届いている




山頂には、数社の石の祠と数体の石仏が祀られ、大昔から崇拝された山であることが伺える
西峰には真新しい「薬師」が祀られている
昔も今も大事にされている山である

山を下りて、駒ヶ根市の「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」バス乗り場近く、「こまくさの湯(610円)」で、湯浴みしアキレスの手入れである









「こまくさの湯」から見上げる「中央アルプス」は雲の中、子細に見ると昨夜は雪が降ったらしい薄っすら新雪で白くなっている
駒ヶ根市南隣の飯島町の道の駅「花の里いいじま」でパソコンに向かっていると声が掛かる
「軽ワゴンキャンプ、自由自在良いですね」
「中見ますか」
一頻り我がキャンピングカーの中を見ながら話が弾む。
これを切っ掛けに奥さんを説得、御夫婦で出掛けて欲しいものである。
旅は楽しいですよ

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    下界も天気が悪く、寒いと思ったら翌日は夏日。
    服装に本当に困ります。
    体調も崩しやすいです。
    山はそれ以上に天候が変わるし、登った時の眺望も大きく変わる。
    同じ山頂なのに、登ってきた道のりは逆につらいのに、ご褒美が半減以下ですね。

    本当に人生とか、仕事に似ていますね。

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  2. 登山靴にするか、ゴム長靴にするか、その時点で、何時もの山登りではない。
    ゴム長靴で登ったのだが登山靴でも何の問題もない登山道であった。これまで登った長野県の山々は、多くの登山者を迎えているのだがゴミの痕跡がない。
    登山道が踏まれ洗堀されるのは致し方ないが、汚れてゴミがあるという山に出会わない。これは並大抵の努力ではない。感服である。地元の皆さんの山に向ける気持ちの濃さ、熱さを感じる。感謝して登っている

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