2017年5月6日土曜日

2017年5月6日 「茅ヶ岳(かやがたけ・1704m)」山頂 


5月6日(土) 0200起床 (132・88)
天気 晴れのち曇り
気温 11℃

山梨県に入ったので一山なりと登ろうと、作家「深田久弥」氏が登山中に没した「茅ヶ岳」に登る
46年前の事で私は大学山岳部で山に登り始めた時である
先着二台の車は、下りてみれば30台になっている。超人気の山なのである。








「茅ヶ岳(かやがたけ・1704m)」
歩行距離 8.1㎞ 所要時間 3時間45分 総上昇量 771m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2・1㎞)

0430時 深田公園駐車場発
0522時 女岩
0555時 尾根
0617時~0644時 「茅ヶ岳(かやがたけ・1704m)」山頂
0734時 深田公園駐車場分岐
0803時 饅頭峠
0815時 深田公園駐車場着

天気予報では、お昼過ぎから夜には雨という
早起きして明るくなると即出発、先着2台は登山口泊の様子である
駐車場左手から山に向かって真っすぐ、昔林道、今広い登山道が伸びている
大勢の登山者を迎えているようで、登山道はしっかり踏まれきっちり締まった道となっている
小鳥の囀りも朝早いせいか心なし寝とぼけ風である

登山道は沢を詰め、最後の詰めが「女岩」、崩落の危険があり立ち入り禁止のロープが張ってある








此処から尾根(女岩のコル)に向けて急斜面を一気に登り上がる
後着の若者二人組と一緒に登る















(女岩のコル)から辿る尾根は、岩が露出した岩稜になっている











頂上にほど近い尾根に「深田久弥氏終焉の地」の石碑が立ててある
花やお菓子が供えられ、「日本百名山」著者への愛着がうかがえる










山頂からの展望は全周である












傘雲を被った富士山













南アルプスの名峰「仙丈ケ岳」と「甲斐駒ケ岳」














そして「八ヶ岳」
山頂を挟んで反対側には「金峰山」「甲武信ヶ岳」
西から迫る雨雲で山々は今にも隠れそうである









尾根ルートで下山する
防火帯が切られた地点辺りから「ミツバツツジ」が咲き始めめている
深紅とも紫とも云えるミツバツツジが、林のそこ一点だけを染めて鮮やかである










尾根ルートを最後まで下ると「饅頭峠」に出る
山梨、長野など山国では峠を通じて暮らしや文化が行き来した。
山を廻るとどの山にも峠がそして峠を通じた文化の痕跡がある
その峠下で初めて見る花を撮る
名は知らない







深田記念公園に、「茅ヶ岳(かやがたけ・1704m)」に碑面が向かい合うように建てられた石碑が立っていた


 もう五百山は越えたろうか
数えていない

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    学生時代とはもう46年になるんですね。
    もうすぐ半世紀、時代は変わりましたね。
    その代わり山は変わらない。
    麓の生活と道具や食べ物、乗り物は飛躍的に良くなった。
    そこに至るまでに自然をいじめまくってきたが、残った自然は、そんな人間の暴挙の瞬間を一瞬としか捉えていない。むかしながらの風景がある。
    大パノラマは素晴らしい感動します。

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  2. 「自分の変わっていない」と思っている所がそもそも変なオジサンなのである。感性が鈍くなっているどころか、人生経験が更に感性に磨きを掛けているという思い込みこそが間違いなのである。そうは言っても、「山に熔ける」と云う事がこんなに気持ちの良いものだとは、若いころには気が付かなかった。
    大きい山も小さい山もこれは等しいから驚く。土台一寸少しの時間が過ぎた位では、山も恐らく人もそんなに変わることはない。旅は、色々な事に気付かせてくれますなー。

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