2017年6月17日土曜日
火打山(ひうちやま・2461.8m)に登る
6月17日(土) 0230起床 (122/82)
天気 晴れ
気温 4℃
標高1300mの笹ヶ峰高原の朝は、気温4℃で明ける
清々しい冷気の中、登山口からブナの林の木道を歩く
火打山(ひうちやま・2461.8m)
歩行距離 18.8㎞ 所要時間 8時間58分 総上昇量 1151m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 2.1㎞)
0416時 笹ヶ峰登山口発
0504時 黒沢渓流の橋
0541時 十二曲終点
0640時 富士見平
0740時 高谷池ヒュッテ
0805時 天狗ノ庭
0845時 雷鳥平
0932時時~0950時 火打山(ひうちやま・2461.8m)山頂
1010時 雷鳥平
1035時 天狗ノ池
1052時 高谷池ヒュッテ
1140時 富士見平
1216時 十二曲
1240時 黒沢渓流の橋
1314時 笹ヶ峰登山口着
今日も長丁場、高度差1000m越えを歩くので早立ちする
ブナの森の木道はまだ暗く、鳥も虫も泣かない静寂そのものである、
小さな沢を渡り最後に黒沢渓流に架かる橋を渡ると登山道らしくなってくる
十二曲りの九折の登山道が始まる
曲りが十二あるから十二曲り、登山者にとっては最高、楽々急斜面を登り上がる
登り上がった尾根に「十二曲り」の標柱も嬉しい
今冬は雪が多かったのかと聞くと、4月気温が上がらず6月雨が降らないから残雪が多い、と云う事らしい。
十二曲りを登り上がったら、さっそくシラビソの森に雪が出て来る
此処から雪は山頂まで続いている
雪の尾根を富士見平から高谷池ヒュッテに乗っ越す地点に上がると、後立山連峰「白馬三山と北方稜線」が、眼前である
高谷池ヒュッテも雪の中、高谷池は雪に隠れ天狗ノ庭も雪の中、その天狗ノ庭の上に火打山が重なる。雪の世界である
火打山に向かって尾根を登る、雪が融けた稜線に「ミネザクラ」が満開である
淡いピンク、あるいは白い桜かも知れない。いま春が来ている
振り返ると、右に「高妻山」、遥か遠く左に「富士山」が霞む。新潟・長野国境から富士山を見る
山頂に雪はない、焼山頂上山腹から噴煙が上がっている。周囲1㎞は立ち入り禁止である
槍ヶ岳も遥か遠いのだが、尖がった穂先が見える
流石に人気の火打山である
下って行くと、ヒュッテ宿泊の登山者が続々上がって来る
女性パーティー、男性組、熟年組
大きなザックを背負った若者に「今夜はおいしく飲めるね」と言うと「それが目的です」とさ。
まだ山は雪で真っ白、ヒュッテに泊まろうとテントを張ろうと星降る夜が待っている
下りきった黒沢渓流の橋の下をじっと見ると「イワナ」
何尾も、くねくねと餌を追っている
1500mの渓流にイワナだから驚く
雪の余韻にイワナの驚きを載せて、朝はまだ暗かったブナの森をお昼天頂から注ぐ緑のシャワーを浴びながら登山口着であった
18.8㎞、8時間58分、1151mの上り下り、今日はもうこれで十分、明日も十分です
明日は休養、コインランドリ―と妙高高原の蕎麦日和
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おはようございます。
返信削除まずは題目と血圧を見て安心。
その後文章もよく頭に入る。笑笑
奥様と同じ心境でしようか?無事か?ブログがアップされている。
アップされているが何かな?血圧は?
そして中身、、なるほど、、景色も綺麗、なんて感じです。
しかし本当に綺麗ですね。
気温も涼しいというか、寒い。こちらの冬と同じ。
寒いので、目を覚ましても動きたくないのが我々ですが、早起きして山登りして、、レベルが違う人生に脱帽です。
1.5Ⅼ担いで持って登った水が、帰りついたら空っぽである。雪は有っても水はない、直射と照り返しで喉はカラカラ。水を空っぽにしたのはおそらく初めてではないか。さして気温が高い訳でもないのだが空気が乾燥していたのである。展望、渡慶次は御覧の通り最高です。明日は移動日、福島県に入る予定
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