2018年4月30日月曜日
「蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)」「有間山(ありまやま 1213m)」「蕨山(わらびやま 1044m)」に登る
4月30日(月) 起床0315時 (---)
天気 晴れ
気温 10℃
秩父市の浦川ダムから林道広河原逆川線「有間峠」に上がる
煙って関東平野一望とはいかない
「有間峠」の広場に車を停めゲートが締まった作業道を奥へと入る
「蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)」
歩行距離 8.1㎞ 所要時間 3時間10分 総上昇量 457m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2.5㎞)
0520時 有間峠発
0533時 作業道登山口
0855時 送電線鉄塔
0613時 稜線分岐
0622時~0630時 日向沢ノ峰
0809時 送電線鉄塔
0816時 作業道登山口
0830時 有間峠着
日が上がったばかりの峠を奥へ作業道を歩く
尾根が作業道の高度差、落差が最小の地点に登山口がある
尾根に上がり送電線鉄塔の巡視路を兼ねた急坂を板階段を踏んで登る
送電線鉄塔の立つ地点に上がると鉄塔の足元前方に「日向沢ノ峰」、右に「蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)」の三角峰が一際目立つ
送電線鉄塔から先、岩交じりの細尾根を通過、急坂を一登りで
切り開かれた防火帯の稜線に上がる。
左に10分弱で「日向沢ノ峰」
富士山が真正面、その手前に「三頭山」、さらに左に「御岳山」に「大岳山」
右には「雲取山」から「七ッ岩山」そして「鷹ノ巣山」
西から南の一面の展望なのだけれど、山並みの厚さ、深さ、迫力、見応えは十分である
切り開きの稜線を「蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)」に向かって引き返す。
そ
切り開きの稜線脇のミツバツツジが5分咲き、それでも十分鮮やかな紫の炎を味わえる
送電鉄塔から稜線に上がるまでのミツバツツジは、未だ一分から二分咲き、満開は4,5日先かも。
三角峰の山頂は灌木の中である
樹幹を透かして見える山をもっとクッキリ見てみたい、残念
それでも、雲取山から続く稜線に立つと山の連なり、縦走路の持つ雰囲気はやはり一流である
雲取山を越えると金峰山まで歩ける贅沢極まりない縦走路である
その一角に立っただけでも十分としましょう
「有間山(ありまやま 1213m)」
歩行距離 ーーー 所要時間 1時間20分 総上昇量 306m
0835時 有間峠登山口発
0912時~0923時 「有間山(ありまやま 1213m)」山頂
0955時 有間峠登山口着
峠の道路を挟んで反対側に登山口の案内板が立つ
新緑の森に燦燦と陽が注ぎ、風が尾根を吹き抜ける
この季節の稜線に揃うべき者が全て揃った
尾根が急になり岩絡みとなる
上がりつくと小さな板が下がる
「タタラの頭」
「有間山(ありまやま 1213m)」山頂、樹林の中である
ピークハンティングになってしまったけれど一番は「新緑から注ぐ光のシャワー」
今はこれ
下る樹間には「蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)」が見える
「蕎麦粒山(そばつぶやま 1473m)」からもこれ位は見えて欲しかったなー
「蕨山(わらびやま 1044m)」
歩行距離 1.2㎞ 所要時間 24分 総上昇量 76m
1030時 逆川乗越
1044時 「蕨山(わらびやま 1044m)」最高点
1054時 逆川乗越
有間峠から名栗湖へ林道を走ると数分で逆川乗越。
林道から乗越に付けられた作業道を50m上がると乗越、もう四阿は無いが小さな広場が広がる
切り開かれた緩やかな稜線を登る。
左は疎林、右は植林地、広い稜線の切り開きにはマウンテンバイクの痕跡もある
山を開く、開放すると予想もしない事が起こる
切り開きのコブに「蕨山(わらびやま 1044m)」最高点の朽ちかけた標柱が立っている
この先「蕨山展望台」が近い。この展望を求めて人気の山らしい
が、山旅仙人は此処まで
最高点で十分
2018年4月29日日曜日
「熊倉山(くまくらやま 1426.5m)」に登る
4月29日(日) 0315時起床 (---)
天気 晴れ
気温 10℃
昨夕は「秩父錦」を飲みつつブログ開始、酒飲み終えてワンカップに焼酎を6・4で満タンにした途端 、奥さんが見事にひっくり返した
埼玉県の山の本も、プリントアウトした国土地理院の2万5千分の1の地形図も焼酎浸し
「このバカ、アホ、何か恨みでも在るのか ‼ ‼ ‼」と激怒、カンカン、今朝は口もきかない
「熊倉山(くまくらやま 1426.5m)」
歩行距離 7.4㎞ 所要時間 4時間14分 総上昇量 868m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 1.7㎞)
0545時 城山コース登山口発
0640時 植林地急坂上部案内板No8
0735時 頂上下コル
0800時 山頂下・日野コース分岐
0808時~0825時 「熊倉山(くまくらやま 1426.5m)」山頂
0830時 山頂下・火のコース分岐
0847時 山頂下コル
0923時 植林地急坂上部案内板No8
0959時 城山コース登山口着
駐車場から5分歩くとNo13の標柱が立つ
この地点から九州では考えられない急傾斜地に植林がなされ手入れも行き届いている
しかし、この急斜面、この傾斜は半端じゃない、転げ落ちそうな斜面である
約一時間植林地の急傾斜地と格闘する、漸く案内標識No8に到る
灌木の林が右手に広がって来る、山らしさが加わり漸く機嫌も直る
しかし、ニンマリとばかりもいかない、進行方向には「岩稜」細尾根が見えて来る
その細尾根の樹幹越し、急な山稜ピークの先に山頂が見えている。まだ遥か先である
此処から緊張の連続、岩を越える
岩を巻く
細い岩稜を歩く
着いた先、頂上直下は殆ど直の壁を越える
漸く山頂直下、日野コースとの分岐の案内標識
急斜面を登り切ると「熊倉山(くまくらやま 1426.5m)」山頂、林の中
山頂先に注意書き、やはり難しい山らしい
樹間を透かして「雲取山」が近い
武甲山、大持山、小持山が霞む
下りながら気が付いた
アカヤシオが岩壁に咲いている
蒼空とアカヤシオは良く似合う
下りも気を抜けない、下りつつ岩を越え
越えては下りまた岩を超える
そして急坂を登っては下る
下る先は杉林の急斜面、慎重に走って下る
今日4月29日午前1100時、山頂で山開きと下り途中で聞く
下りながら30人ほどの登山者と行き会う
「もうお帰りですか」
「ハイ涼しいうちに」
埼玉県の山も終盤に入った
2018年4月28日土曜日
「四阿屋山(あずまやさん771.6m)」「秩父御嶽山(ちちぶおんたけさん 1080m)」に登る
4月28日(土) 0300起床 (---)
天気 晴れ
気温 9℃
今日は、昨日までと趣を変えて静かな山へ向かう
時はゴールデンウィーク有名な山は混雑必死此処ならば大丈夫だろう
「四阿屋山(あずまやさん771.6m)」
歩行距離 3.9㎞ 所要時間 1時間23分 総上昇量 295m 移動平均速 5.1㎞(全体平均速 2.7㎞)
0505時 薬師堂コース駐車場発
0534時 両神神社奥宮
0550時~0660時 「四阿屋山(あずまやさん771.6m)」山頂
0610時 両神神社奥宮
0628時 薬師堂コース駐車場着
四阿屋山の山麓は、園地として整備されフクジュソウで名高いらしい
園地の案内図の「四阿屋山」の影が薄い、案内図の左中断の隅っこに発見する
園地の完璧に整備された道標に従って杉林を登る
登った先に「両神神社奥宮」が祀られている。
一般の園地散策者は此処までとある
立札が建っている「通行禁止」
この表記の立て札は初めて見る。「急坂だからこそ登ろうという輩が大勢」が山屋なのだが?
此処は素直に左へ山頂コースをとる
急涯に階段と鎖、岩を穿った階段と鎖が頂上稜線まで続く
登り上がった頂上稜線に立札「初級者通行禁止」これも初めて見る
登り上がった地点が「つつじ尾根」の到達点、誤って下るなと云う事らしい
ところが、山頂までも「岩稜」「細尾根」「ロープ」だから通行禁止だろう
山頂は林の中に標柱が建つ
両神山の岩累々、岩峰が凸凹である
迫力満点、ところが此処「四阿屋山(あずまやさん771.6m)」も急崖、岩累々、迫力は満点である
「秩父御嶽山(ちちぶおんたけさん 1080m)」
歩行距離 8.5㎞ 所要時間 3時間48分 総上昇量 741m 移動平均速 3.5㎞(全治平均速 2.2㎞)
0735時 強石(こわいし)登山口発
0813時 杉ノ峠
0828時 送電鉄塔
0858時 林道横断
0935時~0953時 「秩父御嶽山(ちちぶおんたけさん 1080m)」山頂
1005時 林道横断
1046時 送電鉄塔
1056時 杉ノ峠
1123時 強石(こわいし)登山口着
強石コースから山頂を目指す
案内板には四つのコースが紹介されている
右上、古池コース
右中、町分コース
左中、落合コース
他のコースの詳細は知らない。しかし、四方から山頂を目指す山は3000m級ならまだしも、1000mでは多くはないだろう。「御嶽山」は、信仰の山なのである
登山口の注意看板が「熊出没」、居るらしい、出たらしい。今日も「熊スプレー」は持っている
作業道が入り間伐が行き届いた杉林を延々と斜上する
上がりついた峠が「杉ノ峠」、大きな杉が立ち根元に地蔵が祀られている
落合コースとの合流点である
更に杉林の急斜面を登る
この高さこの急斜面に作業道である間伐は完璧
それもそのはず、尾根の中程で林道を横断する
植林と間伐が行き届くはずである
林道から上部の尾根は痩せて岩稜に変わる
その岩稜から「三峰口」が直下である
ロープが張られ、鎖が設置された岩稜を慎重に通過する
山頂手前のピークに上がるとその先に植林地が広がる
何と山頂直下まで完璧な植林である。古代からの山との付き合いが今に残っているのだろう
「御嶽神社」の社が立つ山頂は、思いの外狭い
両神山から雲取山
此処まで見せてくれるかと云う展望である
神社に吊られた「鐘」を叩いて山頂を後にする
信仰の山が植林地であるのと同様、下りながら見る山も杉や檜の植林地として利用し尽くされていると言って良い。
山の秩父である
その山と共に生きてきた「大滝村」の道の駅「大滝温泉遊湯館」で湯浴み(700円)
山と温泉、此れで完璧な山里である
今日は静かで穏やかな山登りの筈が、岩稜、細尾根、ロープに鎖、何処までも続く杉と檜の森の山、緊張が体を縛り、時代が頭を占める何だか難しい一日であった
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