2018年4月13日金曜日
「大山(おおやま 1251.7m)」に登る
4月13日(金) 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 8℃
「車中泊なら中井PAです」と親切なおじさんに教えられ、「中井PA」の一般道のお客様駐車場に泊。此れが優れものです、高速道路のPAに一般道路の駐車場をくっ付けた、それもぴったしくっ付けたので徒歩5秒でPAです
朝食もPA、トン汁定食を食べて出発
「鍋割山(なべわりやま 1272m)」に登る積りで13㎞走った先で「林道ゲート」が締まっている
目的即変更
「大山」に登る
「大山(おおやま 1251.7m)」
歩行距離 10.1㎞ 所要時間 5時間15分 総上昇量 882m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 1.9㎞)
0705時 大山秦野市営第一駐車場
0715時 女坂入口
0805時 大山阿夫利神社下社
0909時 葦毛越え分岐
0928時 富士見台
0947時 ヤビツ峠分岐
1000時~1012時 「大山(おおやま 1251.7m)」山頂
1105時 見晴台
1138時 大山阿夫利神社下社
1212時 女坂入口
1220時 大山秦野市営第一駐車場着
今日はきっと大山に登るではない
「大山詣り」なのである
「桟道」なら辿ったことはあるが「参道」を登る事はそうそう経験できない
昔からの参道の茶店やお土産屋さんの雰囲気がたっぷりである
男坂女坂の分岐、女坂に入る。此れが大正解と云う事がのちに分かる
女坂の入り口に「七不思議」の立て札
一、弘法の水
二、子育て地蔵
三、爪切り地蔵
四、逆さ菩提樹
五、無明橋
そこで、大山に詣でて「芭蕉」も一句
六、潮音洞
七、眼形岩
七不思議を解決しつつ石段を登る、その石段の石が不揃い、石の種類も不揃い、どこからどう運べばかくのごとく不揃いになるのだろうか、不安になる程の不揃いである
七不思議と不揃いの石段に気を取られている内に下社に上りつく
ケーブルカーの上駅、立派な社殿が建っている
神社の謂れがこうである
神社から山頂へ参拝道を上がる
岩の道である
岩盤に穿たれた階段の登りである
何処までも岩累々の登りである
江戸の昔と変わらぬ道
悠久とはこの事なのだろう
ちょんまげが辿った岩の道を山旅仙人が登っている
その岩の階段の途中、林が切れた、「江の島」が浮かんでいる
昔も今も変わるまいこの景色
謂れには事欠かない
天狗の鼻突き岩
十六丁目追分の碑、強力がこれを担ぎ上げたらしい
そんな登りに咲くマメザクラ
展望が開けたら富士台
今日は富士山は見えない。浮世絵富士を見たかった
山頂直下も岩の道
そこに「グレーチング」の関所が現れる
大山も悩みが深いらしい
山頂奥の院到着
大山山頂
お握りを食べて見晴台ルートで下る
下る先には参道の茶店が見える
見晴台への下りは「木段」の下り
ケヤキの大木を見ながら「木段」の下り
何処までも木段
下っても下っても「木段」
その内に「樅木の大木」の森に入っている
下りついた先は「見晴台」
相模平野一望の見晴台なのか、大山が一望の見晴台なのか、その両方なのだろう
「見晴台」からの下り、水平歩道と思いきやそうではない
ロックネットの急斜面の歩道にワイヤーガード
先に進めば「鉄の橋」
下を見れば谷底へまっしぐら
そうかと思えば大木が道に被さる
この理由が「大山の原生林」である
下社に下りついてお礼参り
下りは男坂
これが驚く「直下降の石段」が続々現れる
登ってくる女性は、 石段に手をついて上がって来る
殆ど四つん這い状態で上がって来る
延々と続く「直下降の石段」を、転ばぬように慎重に下る
本当に「男坂」を登らなくて良かった
参道の茶店も、お土産屋さんも店開きしている
大山詣での全てを堪能する
女坂、岩の道、木段の下り、急斜面、大木、ロックネットの水平道、大山の原生林、男坂の直下降の石段、変化に富んだ大山詣りの道である
「詣りの道」に嵌りそう
如何でしょうか
大山詣りを楽しんで貰えたでしょうか
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こんにちは
返信削除凄いですね。男坂。。
四つん這いで登ってこられた女性は反省しきりじゃないでしょうか?
凄すぎですね。
それから鹿がグレーチングを嫌がるとは知りませんでした。なるほどですね。
しっかり管理された山は違いすぎますね。とにかく。
大山講を組んで参拝した関東有数の名山だから、楽しい事この上ない。久しぶりに楽しみました。富士山もこの延長で楽しみたいものです。情緒たっぷりの山がこうして残っているのは嬉しい限りです
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