2018年4月9日月曜日

「大室山(おおむろやま 1587m)」「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」「畔ヶ丸(あぜがまる 1292.m)」を周回する


4月9日(月) 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 5℃

昨日下山した犬越路へビジターセンターから登り返し、檜洞丸から犬越路の縦走路を先に繋ぐ。犬越路から大室山に登り加入道山に進み白石峠に下って直進、畔ヶ丸山に登ってビジターセンターに戻る周回が今日の予定である。それも足が持てばの話

「大室山(おおむろやま 1587m)」「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」「畔ヶ丸(あぜがまる 1292.m)」

歩行距離 22.1㎞ 所要時間 8時間50分 総上昇量 1633m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速 2.5㎞)

0453時 ビジターセンター駐車場発
0518時 用木沢出合登山口
0640時~0650時 犬越路
0825時 「大室山(おおむろやま 1587m)」山頂
0907時 破風口コル
0922時 前大室
0935時~0940時 「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」山頂
0953時 白石峠
1010時 水晶沢の頭(1278m)
1114時~1120時 モロクボ沢の頭
1144時 「畔ヶ丸(あぜがまる 1292.m)」山頂
1226時 善六のタワ
1314時 下柳沢出合
1343時 ビジターセンター駐車場着

今日は、足を溜めて周回を完結したいので、無理せず焦らずゆっくりがテーマである
今朝の登りはガレ沢の登り、階段が少ないので、自分の歩幅、自分の蹴上げで登る事が出来る。此れに階段が複雑に絡むと足に来る
足に来ることもなく順調に犬越路に上がる。









今朝も冷え込み犬越路のコルを越える風は冷たい
綺麗な避難小屋で防寒着代わりの雨具を羽織る










避難小屋裏から一気の急坂を登る、昨日の足とは別物なので順調に高度を稼ぐ
そこに今日の周回最後の山頂「畔ヶ丸」、その上に遠く被さる富士山がある











この遠景にたっぷりの刺激を受けて、バイケイソウが一面に芽を出したブナ林の斜面を一気に登り上がる












ブナの立ち枯れが目立つ尾根が少し寂しいが、山頂は大ブナの森である
ブナに隠れ檜洞丸も木の陰である
















大室山から加入道山への下り、林が切れた地点から畔ヶ丸への稜線が一望、遠くに富士山
丹沢の山には富士山が付くのである











大室山から破風口へ急降下する、左右両側が切れ落ちた狭いコル、突如現れる足元注意に緊張する












登り返したピークが前大室、さらに進んで避難小屋がある「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」山頂
ブナの森の中の避難小屋、静かな夜を過ごしてみたいと思う









小さなアップダウンを繰り返す、登山道脇にはフェンスがある、このフェンスは「植生保護」のため神奈川県が区画したもので、小さなフェンスの区画が点々と設置してある
区画の中は、笹の緑と下生えが密生、区画の外は一面の落ち葉のみ。
鹿の食害が一目瞭然である
水晶沢の頭1278mへアップダウン








シャガクチ丸1191mへアップダウン













モロクボ沢の頭へとアップダウンを繰り返す














「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」が遠くなる












見事なブナ森を「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」山頂に向けて登る
丹沢で初めて見るブナの美林、美しい森である
















山頂手前の平地に「避難小屋」が建つ、雨宿り、縦走のポイントとして使い勝手は最高であろう












「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」はブナの森の中、展望は樹幹越しである













その樹幹越しに今朝越えた「大室山」が、樹幹を物ともせず双耳が黒々である

















そして視界を大きくとれば「檜洞丸から大室山」が、樹幹を透かす
二日がかりの西丹沢の峰と尾根の探訪は、足に余裕さえあれば十分楽しめる










「加入道山(かにゅうどうやま 1418m)」山頂から、尾根を辿り急坂とザレバを下る
癒してくれるのは「馬酔木の花」













気の抜けない下りが一時間も続く、降り立った沢が「白い沢」、花崗岩の沢である
大岩のガレ沢を左岸へ、右岸へ、木橋を渡り、幾つもの堰堤を越えて延々と下る











一気に視界が開けるのはビジタセンターに掛かる吊橋
足が有りさえすれば22㎞、1600mの登下降も出来る
足は溜めるに限る

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    足をためる。。マラソンや競馬で聴く言葉でしたが、山行行きも同じなのですね。
    大きな開いてるトレールたがらといって、飛ばしては後から足に来る!
    ペースで大切であり、最終ゴールを見据えた足の疲労度合いも重要なのですね。
    とてもその高低差を歩く勇気と体力はわたしには今ありません。
    あれだけ、退職10年前から通勤や昼休みに鍛えていた先輩でさえそうなのですから、驚いてみております

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  2. 檜洞丸よりも大室山からの周回は断然楽です。マイペース、登りも下りも、たいして階段が有る訳でも無し。たった一人の歩きが畔ヶ丸までだから唄の一つも出ようと云うもの。白石峠から畔ヶ丸の稜線は、人気が無いのか登山道は荒れていません。小さなアップダウンが次から次、展望は効かないでは仕方ないかも、しかし森は綺麗です。気持ちが良いと歩けます。距離も高度差も気にならないのが不思議。

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