karahinokiboramaru
4月8日(日) 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 5℃
昨日は久方の二連休、ビールを飲みつつ
カレーを作ってさらに焼酎に進み爆睡
早起きして、檜洞丸から大室山まで行ってみようかなどと欲張って出発する
「檜洞丸(ひのきぼらまる 1600m)」・犬越路周回
歩行距離 16.6㎞ 所要時間 6時間27分 総上昇量 1187m 移動平均速 4.1㎞(全体平均速 2.6㎞)
0523時 ビジターセンター駐車場発
0530時 登山口
0607時 ゴーラ沢出合
0656時 展望台
0811時~0825時 「檜洞丸(ひのきぼらまる 1600m)」山頂
0856時 神ノ川分岐
1005時~1025時 犬越路
1123時 用木沢出合
1143時 登山口
1150時 ビジターセンター着
駐車場から舗装された林道を10分弱で登山口、此処から一気の急登が山頂稜線まで続く、と覚悟していたら今日は大室山経由の大周回が出来ていたかもしれない。そこが残念。
その急登を上がりながら下を見ると「鹿」が見上げている、早く上がれと云わんばかりである 。
ジグを切った瞬間に登山道を直登山中に消えた
岩礫のゴーラ沢沢から更に一気の急登が再開する
兎に角急登、登山道は階段有り、木橋あり、鎖有り、梯子有り、
此れを悠々余裕持ってゆっくりゆっくり上がれば、左手に大きく見えている大室山は越えられた。
山頂まで一気の1000mの登りには参った
展望台辺りから富士山が灌木越しに見え始めていたが、山頂下でこの姿を見せる。
何処から見ても立派の一言です
山頂下の木道を上がる頃には足はパンパン。
此処までに「イヌ連れのお父さん」「若い男女組」「トレイルラン風の西洋人の小学生二人と母親」に追い越され、既に余裕は全くありません
一気の1080mの登りで「檜洞丸(ひのきぼらまる 1600m)」山頂
山頂は灌木の中なので展望はない
大室山経由は犬越路に着いて判断するとして下りに掛かる
山頂下、下り道右手、今後歩く計画の袖平山から緩やかに蛭ヶ岳に上がる尾根が美しい
ところがどっこい、下を見ると急坂を木製階段がズラーッと下に伸びている
犬越路までの下りも相当な覚悟がいる
厳しい下りの中でもこの景観があるから救われる
この階段から、西丹沢の谷と山越し「富士山」が鮮やかである
この時間に、この下りを採らなければこの「富士山」には出会えない。
とは云っても狭い岩稜の一気の下りだから集中力は高める必要がある
今朝は山頂は氷点下5度以下で、10㎝近い霜柱が立っておりこれがスリップの要因になる
要注意の下降が続く
そこに、この直下降だから神経は休まらない
足元から直に真下に鎖が垂れさがる
下りで足を使うのは久し振り、登りでパンパンの足は更に消耗する
その下りから正面に見える「大室山」がでかい
このような存在感と重量のある山に出会うのは随分久しい。
犬越路から直登標高差500mと云うからさもありなん
北海道日高のペテガリ、最後の急登一気の登りは此処と一緒500mなのである
500m一気の登りだからでかい筈である。
下りついた犬越路には避難小屋が建つ、丹沢の登山道には営業小屋と避難小屋がそれぞれのポイントに建っている。安全な山行が工夫されている
この犬越路、こういう謂れがある
犬越路のコース案内を眺めつつ今日の大室山周回は中止に決定
今日は、ビジターセンターから檜洞丸、犬越路経由でビジターセンターに戻る
明日再度、ビジターセンターから犬越路に上がり、此処から大室山、加入道山を越えて畔ヶ丸まで足を伸ばしてビジターセンターに戻る
其の為には、今日の失敗を教訓に「足を最後まで残す」べく、ゆっくりゆっくり余裕をもって高度を稼ぐ
犬越路から、大岩ゴロゴロの沢を足元注意の一気の下り、下る足も無くなりる
沢を下り流れが出て来ると傾斜も弱まる、沢は谷になり右に左に岸を変えつつ下ると、アマゴの淵がある。シュッと走るアマゴが逞しい
その淵の岩壁には「ミツバツツジ」が紫を太陽に晒す
4月の西丹沢の山と谷が刻まれる
芽吹き始めた木々が薄っすら山肌を染め始めた今がここにある
一時間掛かって用木沢出合に到着、此処からは舗装された林道を下る
下れば河畔のキャンプ場脇、林道の桜が満開で迎えてくれる。
明日、またこの林道を登り、ゴロゴロ沢を登り、犬越路から今日の続きをやる
消耗したパンパンの足を山北町営「ブナの湯(700円)」で揉み解す
明日も頑張れ
おはようございます。
返信削除一気に1000メートルも登り、急な傾斜を下る。
最後の登りでトレールラン風の外国人はいいとしても、小学生に抜かれたのはショックだったことと思います。
また、下りもかなり厳しそうで二日間の静養も一気に使い果たしましたね。
関東にも大きな塊があるんですね。人口が多い関東にそんな山々があると人気だと思います。
明日こそリベンジを!!笑笑
ひょろりとした外国人の三人親子、運動靴に小さなトレイルランのザック、ひょいひょいと登って行くから参った。空身とは言え此処までスイスイは結構山に入っていると見た。何が消耗の原因かは分かっている。見事に整備、登山道に敷設された木製階段である。自分のステップを刻めないことはかくも辛い事になる。延々と続く登り階段、下り階段は私の足は知らないからパンパンは当然である。オーバーユースが招いた階段敷設は、私、山旅には苦痛以外の何物でもない。この辺りの山では普通に見られることかもしれないが、参った
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