2018年4月4日水曜日

「矢倉岳(やぐらだけ 870m)」に登る


4月4日(水) 0330起床 (---)
天気 ガスのち晴れ
気温 9℃

昨夕は金時山を越えて御殿場経由小山町の道の駅「ふじおやま」、その「ふじおやま」で迎えてくれたのは広場の「熊に跨った金太郎」












水飲み場の「足柄の水の金太郎」














道の駅の「金太郎」














今朝、足柄峠に上がって迎えてくれたのも「金太郎」

















「矢倉岳(やぐらだけ 870m)」
歩行距離 8.4㎞ 所要時間 2時間42分 総上昇量 350m 移動平均速 4.5㎞(全体平均速 3.0㎞)
0608時 足柄峠「足柄万葉公園」発
0643時 最低鞍部
0657時 山伏平
0716時~0736時 「矢倉岳(やぐらだけ 870m)」山頂
0746時 山伏平
0856時 最低鞍部
0850時 足柄峠「足柄万葉公園」着

赤松林が矢倉岳ハイキングコースの入り口である。東国・西国を分けた峠がここである













その「足柄万葉公園」の赤松の木の間に「矢倉岳(やぐらだけ 870m)」が朝日の逆光に黒い
桧林を巻き気味に下る。朝日に林のイオンが筋となって煙り林の朝の静かさが一層染みる










最低鞍部から桧林の道が登りに掛かり、清水越山伏平から山頂への登りに掛かる













急坂を一気に登り上がる
















広がるのは「野っ原の山頂」、













広場の山頂に頂上標識、そして富士山














見渡せば「金時山」
煙って小田原の町も御殿場の町もおぼろ












しかし、左「足柄峠」の稜線、そしてその右奥に「富士山」が浮かんでいる
遥かな昔から変わらぬ景色、この景色を見納めた防人もあろう。










ハイキング路に菫が咲く、このすみれを愛でた防人もあろう












足柄峠に戻り、峠の記を読む













峠の歴史を知る















ヤマトタケルの悲しみに思いを馳せる














新羅三郎義光の笙を知り、岩を見る












笙の秘術は斯く伝わったのである














古代の足柄の関はこうであったのである











足柄万葉公園には、万葉集からの歌が記されている
桜とコブシの花の下の石碑










万葉巻二十 四四ニ三














戸倉岳を背にした石碑

















巻十四 三三七一













赤松の木の下に石碑













巻十四 三三三二













まゆみの木には、巻七 一三三〇














合歓の木には、巻八 一四六一













柏の木には、 巻二十 四三〇一
万葉の世の豊かさと厳しさも、迸る情熱、深い愛がそして未知への一歩の勇気と悲しみを知る
これが山旅である

2 件のコメント:

  1. おはようございます。連日の好天。
    山旅には最高ですね。少しもう暑いのかもしれませんが。
    かなりか早い時間に車に帰還されてからは、ブログの更新と翌日の予定、そして奥様と近辺を散策って感じですか?早寝早起きでしょうが、最近では日も長く、持て余すことはないでしょうか?
    こちらも雨が少なく、乾燥しております。

    雨期と乾期ではないでしょうが、梅雨に入ったら局地的に最大級の豪雨が降るのではと心配しております。

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  2. プリントアウトした国土地理院の地形図が矢倉岳でお終い。静岡に残り県内の山に転進するか、他県に転出するか。そうこう悩んでいる所に天気予報を見ると悪化の予報である。ならば、停滞も勿体無いので神奈川県に向けて移動を開始することにする。計画を立て、地図をプリント、登る順番を大まか決めて、走る道と泊地を検討する。温泉とスパーマーケットは必須だからこの選択が難しい。早寝早起きは字の如く、其れでも登って下って温泉、ブログ、乾杯となる頃には暗くなる。アップしたブログに「良く出来ました」という言葉を貰う頃はもう寝る時間です。明日5日は雨模様ん、6日も。コップ片手に山の順番でも決めるか。

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