2020年10月26日月曜日

「擬宝珠山(ぎぼしやま 1110m)」「象山(ぞうやま 1085m)」「豪円山(ごうえんざん 891m)」に登る

 
10月26日(月) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 3℃

鏡ヶ成(鏡ヶ成)は標高920m、霜が降りて真っ白の草っ原、国民休暇村奥大山の駐車場には多くの車が停まっている。大山の秋は今が旬、観光客は引きも切らないが、早朝の高原はシンとして音も無い



「擬宝珠山(ぎぼしやま 1110m)」「象山(ぞうやま 1085m)」
歩行距離 4.7㎞ 所要時間 2時間35分 総上昇量 302m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 1.8㎞)

0700時 鏡ヶ成発
0730時~0738時 「擬宝珠山(ぎぼしやま 1110m)」山頂
0808時 コル
0833時~0848時 「象山(ぞうやま 1085m)」
0912時 新小屋峠
0935時 鏡ヶ成着

鏡ヶ成の芒の原から登るとブナの森、其処に付けられたジグザグの登路を朝の寒気に痺れながら登る


稜線に上がると「蒜山高原」が逆光の中に雲海を浮かばせて見事な景観を見せる
蒜山高原の谷の複雑な出入りと奥深さを改めて知る


「擬宝珠山(ぎぼしやま 1110m)」山頂から上蒜山は山に隠れて見えない


稜線を「象山(ぞうやま 1085m)」に向かって下ると尾根の先端から「象山(ぞうやま 1085m)」が真正面に赤く彩られてこんもり横たわる「象」と見えなくもない


一旦大きく最低コル迄下り、急な階段を登る。


登りながら振り返る標高920mの鏡ヶ成の高原は、芒と湿原が、縫う道路と休暇村の建物がモザイク模様を刻む。人気のトレイルな訳である。


「象山(ぞうやま 1085m)」山頂は、全方位の展望が効く


迫力があるのは「烏ヶ山(からすがせん 1448m)」と「大山(だいせん 1709m)」である
赤く色付いた山腹から屹立する「烏ヶ山」、崩壊するに任せた白い壁が立つ「大山」二つの異なる山容に見入る


大山の凄さは、道路が縫い休暇村が建つ観光地である高原に、他の山にひけを取らないブナの森を持ち、その森が華やかで心を浮き立たせることだ
山深く大木が林立するブナの森とは一味も二味も違う森の在り様を見せてくれる


そして一歩ブナの森を抜けると芒の原が広がり、芒の原の先にブナの森の「擬宝珠山」が盛り上がる。歩いたトレイルの最終形が、芒の原とブナだから恐れ入る


大山の崩壊壁は、10年前とは様相が異なる。白さが一層際立ち山肌の筋は尖がり数も増え切れ込みの鋭さは数段研ぎ澄まされている。稜線の縦走路にはとても踏み込めない。


「豪円山(ごうえんざん 891m)」
歩行距離 1.6㎞ 所要時間 35分 総上昇量 82m

1040時 豪円山スキー場発
1057時~1103時 「豪円山(ごうえんざん 891m)」山頂
1115時 豪円山スキー場

大山と云えば西日本屈指のスキー場、大山寺からスキー場に上がると右は「中の原スキー場」、左が「豪円山スキー場」
「豪円山」をスキー場としては見ても山としてみたことは無いが、展望に優れると聞いては登らざるを得ない


確かに大山の展望台としては一級である
中の原スキー場の奥、右に大山主峰の「弥山(みせん 1709m)」北壁を挟んで鋭鋒の「三鈷峰(さんこほう 1516m)」が真正面に高く屹立する。陽が射さない黒々とした北壁は直立している。


豪円山山頂からの展望は米子市街地と弓ヶ浜半島、中海が一望、その近さに驚く


大山北壁の北に「矢筈ヶ山(やはずがせん 1358m)」「甲ヶ山(かぶとがせん 1338m)」が黒々と稜線を浮かばせる
両山とも登るとなるとロングトレイルを辿ることになる。黒々とした大きく上下する稜線を見ると「ヨッシャー」と云う気になるから面白い
やはり大山の山域は奥が深い


2 件のコメント:

  1. こんにちは
    先週あったと思ったら、直ぐに山行きで山登り。動きが早い。即、行動!!

    先輩からの強い言葉が頭から離れません。若者も含めてどのように町をしていくのか?覚悟が必要ですね。
    要望会に出席されている首長さんの、強い強い思いには心を鷲掴みにされています。
    強い覚悟とビジョンがある。そのビジョンをわかりやすく紙や絵にして、手順やアクションプランと数値目標を明らかにする、また、何事も一心不乱に町を売り込むことが必要ですね。
    残された時間で、後輩と一緒に作り上げないとならないと、この二日間強く思うことでした。

    山行き、良い季節ですが、くれぐれも無理なさらず、奥様と楽しんでください。

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  2. 現場に出続けると見えてきます。言葉や文言を現場にどのように落とせばいいか、又それを如何に文言に載せるか一気に見えて来る。とは言っても「現場」を見る目が必要なことは確か。ここが鍛えどころでしょう。
    大山に着て驚いた。案内板はイングリッシュに台湾語に韓国語に中国語。トイレは一級品、外国の方々は見ないけれど、国内のあちこちのナンバーの車が、満車満員。すでに勝ち組です。自分の持っている財産を徹底的に見つめた結果だと納得します

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