2020年10月2日金曜日

「剣山(つるぎさん 1955m)」経由「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」に登る


10月2日(金) 0450起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 9℃

真昼の如く山を照らす中秋の名月を見ながら爆睡、今日は登山リフトを使わず下駅見ノ越から上駅西島に上がり、尾根道を登って昨日に引き続き「剣山(つるぎさん 1955m)」山頂へ、そして昨日登った「一ノ森」とは真反対側の尾根を下って笹の山頂「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」を往復する



「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」
歩行距離 8.5㎞ 所要時間 6時間48分 総上昇量 585m 移動平均速 2.7㎞(全体平均速 1.4㎞)

0710時 登山リフト下駅「見ノ越」発
0825時~0835時 上駅「西島」
0925時~0950時 「剣山(つるぎさん 1955m)」山頂
1045時 次郎笈峠
1130時~1145時 「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」山頂
1220時 次郎笈峠
1335時 登山リフト上駅「西島」
   下りリフト利用
1358時 見ノ越着

見ノ越から登山口へ向かう道、ガスがすっかり切れて「三嶺(みうね 1893m)」が浮かぶ


天気は上々、登山口剣神社の階段を登る。気合十分。


暫く上がると昨日乗った登山リフトを潜る。始発0900時だからその頃は疾うに山頂へ向かっていると云う事なのか元気一杯である


上がっていくと今日の山「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」が山稜の肩の姿を現す

 



そして「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」から尾根繋がりの「三嶺(みうね 1893m)」が見事に天を指す。歩いてみたい縦走路である


登山道から下を見ると「四国の山と里」を代表する景観である。山稜から下る尾根は折り重なる襞となって里へ落ちる、里は谷間の川に沿って細く下流へ下る
この高低差1500mが見せる「四国の山と里」の「暮らし・四季・行事・山の幸・人情」である



昨日ガスで見えなかった「一ノ森」の全景、笹の尾根の小さな天辺ながら「笹の山頂」の存在感は只ならない。
          


「剣山山頂」と「次郎笈山頂」の対、笹の山の対である。四国にしかない風景である。


「剣山(つるぎさん 1955m)」山頂と云えど、これからの下りと登りを考えると笑みなど在る筈無し


岩尾根の急坂を下り細い笹尾根の岩稜を登り返す、山頂が頭上に見える登りに気合が入っている様子



振り返ると「剣山(つるぎさん 1955m)」の山頂の先に「一ノ森(いちのもり 1880m)」笹の山が光る。「四国の宝」です


最後の急坂を登りあがる、笹尾根は急坂で一部は岩稜だから気が抜けない。しかし、リフトを利用した高齢者の方々も共に登るのでヒヤヒヤしている


「三嶺(みうね 1893m)」をバックに「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」山頂
遥かに「土佐湾」も望めると云うも今日は無し。展望は360度


「三嶺(みうね 1893m)」へ笹の尾根と森のアップダウンの20㎞の縦走路に目が釘付けになる。山中深く林道が入るとは言え山の深さと森の自然は四国屈指、なんせツキノワグマの森だ。


下って振り返ると「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」が、銀の山肌になっている。
光の悪戯であるも笹の山の七変化の一つを見せてもらう


秋の入り口にも拘らず「赤いナナカマド」と遥か先の「三嶺(みうね 1893m)」が秋本番を見せる


下る登山道の斜面に立つ「白骨樹」は、自然林の山と笹の山で一際際立つ


然も青い空を突き刺す姿と途轍もない時間が重なるからじっと見てしまう


明日は、目の前の「剣山山系の中心に位置する笹に覆われたなだらかな山・塔ノ丸(とうのまる 1713m)」に登る


2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    2日に分けての登山、山頂に行っても帰りを考えると確かに喜べないですね。
    体力勝負ですが、達成感はあとから写真や映像を見てじわじわくるのではないでしょうか?

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  2. この高さを九州では歩けません。四国はこの高さが身近にある其処が素晴らしい。高みから見る「周りの山」の高さや深さ、其処の暮らしがこの高さから推し量れる。意外と村や暮らしと山が近いのです。この近さが四国の山が人を惹きつける理由でしょう。山に伝説が付いているのがその理由かもしれない

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