2020年10月3日土曜日

「塔ノ丸(とうのまる 1713m)」に登る

10月3日(土) 0415起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温  9度

昨夜と全く変わらない「満月」深深と冷える山の冷気に冴えわたる
今日、見ノ越の国道438号「夫婦池」登山口から「塔ノ丸(とうのまる 1713m)」に登る


登山口からウラジロモミの林をトラバースして登ると林のコルに上がる
朝陽が差し込む森は静かでウラジロモミの幹に密生する苔がキラキラしている


その樹齢100年近いウラジロモミが登山道脇に累々と伐倒されている。シカの食害にによる枯れ木を危険除去の理由で倒している


真新しい食害の跡、枯れるしかないのかも知れない


大木、幼木関係なしの食害は痛々しい


食害防止のネットが巻かれた木もある


しかし、全山とはいない。四国に限らず全国の山の課題である


樹林帯を抜けると背後の逆光に「剣山」と「次郎笈」が黒く浮かんでいる


そして正面に「塔ノ丸」の笹のドームが見えその奥に谷を挟んで遠く「三嶺」の鋭鋒が見える


笹原から見る「剣山」と「次郎笈」がきっかり、きっちり空を天を切っている

更に目を左に寄せると、左に「丸笹山」その右の峠は「見ノ越」、そして突き上げた「剣山」さらに右の「次郎笈」、最高の展望台なのである


笹原の稜線から最奥に「三嶺」、中央に「笹のドームの塔ノ丸」、人気な訳だ。且つ稜線から360度の展望だから目が休まる間がない


真正面に目にする塔ノ丸は「笹のドーム」そのもの、なかなか目に出来るものではない


そしてこの「笹のドーム」を見ながらの「笹の稜線」歩きは贅沢である


背後に「三嶺」を入れて「塔ノ丸(とうのまる 1713m)」山頂、朝一番乗りの山を楽しむ


「名頃ダム」下登山口からの登路と「三嶺」山頂


「三嶺」から「白髪山」「白髪避難小屋」そして「石立」分岐


「石立」分岐から丸「丸石」


「丸石」から「次郎笈」


「次郎笈」から「剣山、その全線の縦走路が一望である。自然林の稜線がうねっている


流石に人気の山、下っていると老若男女大勢の登山者と行き会う
「鹿児島の方?」「はい」
「四国は初めて?」「いいえ」
「いつも二人?」「はい何時も」
何時もの問答を通した地元の方々との御挨拶と交流です


時間が早いので今日は久し振りに下山して入浴、いいお湯です。
そのまま町に下って今夜は「乾杯」の予定です


2 件のコメント:

  1. おはようございます。、大変お疲れ様でした。
    今日は下山され二人反省会でしょうか?
    本格的な山登り、鳥パワーで上り、下って二人反省会ら写真を見ながら盛り上がっていることでしょう。

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  2. 歩くと云っても山道は、緩急且つ岩に泥にガレ、木の根だから慎重です。自己無しが第一番、それが何よりとは云え「連れ」を叱咤激励していると後ろから来た登山者が困った顔をしていました。これが我々のやり方だからごめんなさいでした。しかし、登った先の景観と満足は何物にも優ります。だから連れて行きたい付いて行きたいなのでしょうか。下って楽しく飲み食いだから云う事無しです

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