2020年10月6日火曜日

「国見山(くにみやま 1409m)」に登る


10月6日(火) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 9℃

昨夕の御飯は、「四国天狗塚西山林道の栗」を此れでもかと入れて炊いた御飯より栗が多い「栗御飯」、何とも贅沢な秋を味わわせて貰います。
残りは当然翌日の行動食として「栗御飯お握り」にしてザックの中です


予定の山は、高知県境の山「野鹿池山(のかのいけやま 1294m)」「黒滝山(くろたきやま 1210m)」で、今に残る豊かな植生が目当てである。妖怪「児啼爺(こなきじじい)」伝説発祥の藤川谷を走り上がっていると「全面通行止め」、予告看板無しの「全面通行止め」にがっくり。
即行先変更、谷向の「国見山(くにみやま 1409m)」展望の山らしい



「国見山(くにみやま 1409m)」
歩行距離 5.4㎞ 所要時間 3時間20分 総上昇量 365m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.6㎞)

0753時 国見山新登山口発
0900時~0907時 防火帯最上部
0940時~0955時 「国見山(くにみやま 1409m)山頂
1020時 防火帯最上部
1113時 国見山新登山口着

国見山登山口へ向かって舗装道路を登りあがると第一番目の「国見山登山口」、国見山古道らしい」


更に舗装道路を上がると第二番目の「国見山登山口」、この舗装道路は四国特有の山腹集落を繋ぎ且つバス路線、よって冬でも除雪がなされるので冬季はこの第二登山口が使われるらしい
実際この第二登山口周辺に住家が散在している。山上集落である


林道を更に登ると「国見山新登山口」、無雪期は此処から登る


林道の擁壁の階段を登ると「剣山・次郎笈・三嶺」のスカイラインがクッキリ、これ程の展望とは思いもしない。


擁壁階段を上がった先の登山道は植林地を上がるも急坂


更に登山道は防火帯の急坂を上がる。この間植林地と自然林の林で展望は利かない。


樹林の中を一時間上がると防火帯の最上部着、登山道はこの地点から左へ山頂への尾根道に変わる


頂上への尾根は自然林が残り、ブナやミツバツツジの林が続く。山頂までのこの30分間が最も充実する瞬間である


山頂直下には避難小屋があり、積雪期など活用されるのだろう


山頂は正に国見山「360度の展望台」である。遥か先の登った「剣山」と「次郎笈」をバックに喜ぶ


左に「剣山」その右手のピークは「次郎笈」さらに右手のピークは「三嶺」1800mの稜線が一望である
見渡せば、瀬戸内海側の町が見え石鎚山が見え高知県の山も間近に見える
四国を一望と云っても良い展望である
人気の山な訳である


下って「大歩危駅」前の「歩危マート」で自慢の「祖
谷そば」を食す。昔々からの地元食をじっくり味わいます


更に「ぼけあげ」を頂く。長辺30㎝短辺10㎝の豆腐の超特大の薄揚げを、オーブントースターでこんがり焼き上げ、大根おろしを乗せ醤油とここにしかない自慢の「果実酢」で頂く
此処の「歩危マート」でしか頂けない、きっと祖谷の酒が合うだろうと酒無しが残念

3 件のコメント:

  1. こんにちは
    昨日は一人山行きでしたが、今日はお二人で登られてますね。クリのご飯は明日でしよう。本日は地元の蕎麦。
    台風10号も大きくスライスしそうですが、秋雨前線を刺激して何らか影響があるかもです。
    大分のほうが影響あると思われるのでお気をつけて下さい。

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  2. おおいたから四国でした。

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  3. 山のみではないから山旅は面白い。暮らしや食や伝説や町や村の行政やあらゆるものに出会えるから楽しい。最近気になっているのは、「木材伐採の作業道」、山に痛々しい作業道が入ってと云うの最初の印象、それが作業道が入って5年経った山、10年経った山、20年以上経過した山と様々な山に出会うと、暮らしとは稼ぐとは地域を守るとは木こりを守るとは技術を繋ぐとはこれなのだと納得です。面白いです

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