2020年10月1日木曜日

「一ノ森(いちのもり 1879.2m)」・「剣山(つるぎさん 1955m)」に登る

 
10月1日(木) 0430起床 (142/101)
天気 ガスのち晴れ
気温 8℃

昨夜は満月が中天に懸かっていた、ところが0300時は雨が山旅号の天井を叩く。案の定今朝はガスが山を覆う


このガスもお昼前後には切れるだろうから0900時始発の「登山リフト」の乗せてもらうのは願ったり叶ったり、連れに感謝。標高1420m~1750m迄15分で運んでくれる。


往復1900円/人。時間が待てない人は早々と登山道を登っていく。リフトの上部駅はガスの中である


頂上小屋へ荷を追うボッカさんと共にに登っていく



「一ノ森(いちのもり 1879.2m)」・「剣山(つるぎさん 1955m)」
所要時間 5時間15分 歩行距離 7.0㎞ 総上昇量 382m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 1.5㎞)

0900時 見ノ越リフト下駅発
0915時 西島リフト上部駅
0935時 刀掛松
1015時 両剣神社
1115時 稜線登山道合流
1131時~1140時 「一ノ森(いちのもり 1879.2m」山頂
1209時 二ノ森
1250時 「剣山(つるぎさん 1955m)」山頂
1325時 大剣神社
1400時 西島リフト上部駅
1415時 見ノ越リフト下部駅

刀掛松から両剣神社経由一ノ森への登山道は「踏み込むな」「熟達者と共に」の注意書き付き険路、連れも必死で岩を踏み固定ロープを掴み上ったり下ったり              
幾らリフトで上がれるとは云え少し外れると此の様相、険路、岩道、崖道、スリップは厳禁
と云う道は、剣山とてある。


だからと云う訳では無いが「静か」「風の音のみ」「其処にガス」だから味わえる


稜線の登山道に漸く四苦八苦して到着し連れは安堵の表情


それでも抉れた笹の急坂を上がらなければならない


二時間かかって「一ノ森(いちのもり 1879.2m)」山頂です。満面の笑み、そうだろうあの道は怖い


山頂を反対側へ、一ノ森ヒュッテに下り「剣山」へ向かう
小屋の問題は「荷揚げ」、昔はボッカさん、今は北アルプスではヘリコプター、此処一ノ森ヒュッテは「ケーブル」らしい、発動機の小屋から下へ太いワイヤーが下っている


登山道に立つ案内板の情報量は細部に亘り実に豊富である。分県山の本の情報と案内板の情報を足すと完璧である


且つ「ツキノワグマ」「クマタカ」「ニホンカモシカ」の情報付きだから情報量が厚い。
肩紐に掛けた「熊スプレー」も伊達じゃないと納得してしまう


二ノ森でガスが切れる。思った通りの時間に思った通りの山が、景観が広がる


「剣山(つるぎさん 1955m)」の山頂が、台形に広がり左の山頂に人が立っている


剣山から左へ大きく一旦下った先にデンと座る「次郎笈(じろうきゅう 1930m)」が美しい。両若男女が行き交い賑やかであろうと喧噪であろうと関係ない。
美しい物は美しい、綺麗な山は綺麗である。


しかし、流石に山は疲れる「植生が傷み」「笹は枯れ」「土が流出」「登山道は惨い事に」
山頂全体が木道以外歩行禁止。



「剣山(つるぎさん 19455m)」山頂も木道の中にある
       
ガスが切れて「リフト上部駅」が見える
この高さに運んで貰え、四国の山の髄を見せて貰う
人気の訳である


ガスが切れた下りのリフトの両側に紅葉が広がります
明日も、明後日も、明々後日も、その次もここの周りの山を登ります


2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    日本百名山の一つ剣山、徳島にあるとは聞いてましたが、2000メートル近くもあるんですね。
    四国は山が険しいとは思ってましたが、海面からぐんと上がる地形なんですね。
    ロープウェイがあるとは言え、大変な登山ですね。
    ガスが晴れたあとの眺望もまた、良かったです。

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  2. 登山リフトが有るから「安直な山」とは四国の人はきっと思っていない。そうでなければリフト上部駅わきの小さなテント場でテントを張って静かな夜明けを迎えないだろう。リフトが止まれば何時もの「剣山」が自分の物になるからテントを張って楽しむのだろう。わかるような気がする、西日本最高の高みはリフトが有る無しに拘わらず、楽しむには何の問題もないのだ。
    そうは言っても、剣山を外れると山また山の四国です。
    これからその四国を報告できればと思っています

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