「綱附森(つなつけもり 1643.1m)」に登る

11月11日(水)　0430起床

天気　晴れ

気温　0℃

昨夜は矢筈峠駐車場の天は「満天の星空」キラキラしています

久し振りに登山口で「味噌汁ソーメン」の朝飯を食べて出ます

「綱附森」登山口は、駐車場から林道を10分弱進んだ地点、行ってみると日当たりの良い広場があり南に開けて明るい

「綱附森(つなつけもり　1643.1m)」

歩行距離　11.5㎞　所要時間　4時間57分　総上昇量　740m　移動平均速　3.3㎞(全体平均速　2.3㎞)

0627時　矢筈峠駐車場発

0635時　「綱附森」登山口発

0721時　尾根のコース屈曲点

0905時～0930時　「綱附森(つなつけもり　1643.1m)」山頂

1118時　「綱附森」登山口

1124時　矢筈峠駐車場着

登山口に「大型囲い罠設置」の注意看板が立つ

そしてもう一枚「熊出没注意」の看板である。

「鹿」と「熊」、対策は「熊鈴」と「熊スプレー」

頼りないがせいぜい大きく鳴らして歩こう　

「残念」

「11月11日1500時　電波が希薄なかなか写真が入って呉れません」

明日は「矢筈峠」から今日とは反対尾根に取り付き「土佐矢筈山(とさやはずやま　1607m)」に登ります。今日と明日の山行報告は明日下に降りたらできるでしょう

今夜も「矢筈峠」泊です

11月12日1450時、下も下、高知市のど真ん中に降りました

山旅中一番の問題は電子機器の電源確保と内臓電池の充電問題、山旅号に積んだ変換機で充電するも十日から二週間でほぼ全ての電源が枯渇してくる。「パソコン」「スマホ」「カメラ」「ヘッドライト」「GPS」、山中では命の確保に繋がる機器もあれば大事をとるしかない。そこで、雨が予想される日にgo・toキャンぺーンを使ってホテルに泊して満充電です。今夜は「高知はりまや橋」でこっちも満充電です

「昨日の山行の続き」

林道が稜線まで上がっているにも拘らず稜線に大ブナが林立する。しっかり残した意思が伝わる姿が逆光に浮かぶブナから伝わります

ブナの稜線から振り返るとブナの立つ稜線が「土佐矢筈山　1607m」に掛かり上半は真っ赤です

ブナの尾根はアップダウンを繰り返す

そのブナの尾根越しに「網附森」が見え始める

ブナの森が背丈を越す笹の原に変わる、霜をタップリ被りこっちはジュクジュクに濡れ、登山道は明瞭とは言え足元は全く見えない足探りの登り且つ笹のラッセルである

其処に、「綱附森」「天狗塚」「三嶺」の三点セットが現れるから、足探りにも力が入る

そして真正面に「綱附森」の迫力満点の笹の盛り上がりが迫る

それにしても腰と体で漕ぐ笹のラッセルは面白い

ラッセル斜面を抜けるとそこが「綱附森(つなつけもり　1643.1m)」山頂である

「天狗塚」～「三嶺」の稜線がきっちり眼前に展開する。「天狗塚」からガスで全く見えなかった展望を谷向から堪能する

その反対側には「土佐矢筈山(とさやはずやま　1606m)」が、こっちも遥か奥に石鎚山に連なる尾根を見せている

真正面には「高知市と太平洋」が広がるから、四国中央山地のど真ん中から太平洋を見ていることになる。四国中央山地は太平洋とセットである

「大囲い罠」を五カ所確認して下る

鹿との知恵比べの戦いに勝って貴重な四国笹の原を守り通し次の世代に渡してほしい。

守るべき「綱附森山腹の笹の原」を愛おしみつつ、堪能して下る

さらに守るべき「綱附森登山道の笹の原」を頑張れとエールを送りつつ更に下る

「熊の糞？」を見て下る

「ブナの森」の大樹に最大の敬意を払いつつ下る

その「ブナの大樹」を見上げ過ぎてくらくらしながら下る

四国中央山地の奥は深さが知れない

楽しみが尽きない