11月14日(土) 0530起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 8℃
「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」の奥の院の参道に「生樹の門(いききのもん)」がある。是非潜りたいと寄り道する。その迫力は鬼気迫る、生樹とは云え生きているのか死んでいるのかさえ不明な巨大で異形なものが迫る。千年、二千年をこの目で見ていると確かに思う形が目の前にある
「鷲ヶ頭山(わしがとうざん 436m)」へは「大三島自然研究路」が整備され通じている
つまり、立派に整備された「ハイキング路」でスニカーで登れますという紹介なので今日の足元は「スニカー」である。山旅で「スニカー」は初体験、此れも良しである。登ってみなければわからない
「鷲ヶ頭山(わしがとうざん 436m)」
歩行距離 8.2㎞ 所要時間 3時間40分 総上昇量 545m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速 2.4㎞)
0635時 大山祇神前駐車場発
0750時 「安神山(あんじんざん267m)」
0853時~0905時 「鷲ヶ頭山(わしがとうざん 436m)」山頂
0940時 「安神山(あんじんざん267m)」
1015時 大山祇神社駐車場着
自然研究路の対象、恐らく小中学生を考慮して「安神山」に向かってコンクリートの階段とコンクリート舗装が上がっている
その勾配が上がって行くに従って傾斜を増すという鍛えをしてくれる
「安神山」は岩峰である、標高は266.8mだが海抜ゼロメートルからの総登高なので登り甲斐がある
「安神山」からみる「大三島」の展望は、「湖」である。大型船が島間を走っていなければ海とはわからない。それほど静かで絵になる
「安神山」の先の「エボシ岩」が悩ましい、短い登りながら岩峰を巻く岩混じりの急坂、難所である。これを越したところで連れがギブアップ。
「エボシ岩」を越えると再び研究路になるも、アップダウンの先に待ち受けるのは半端ない傾斜の研究路である。
研究路を登り上がった先の「鷲ヶ頭山 436m」はウバメガシに阻まれ展望は得られないという紹介であったが、刈り払われて全周の展望である
朝日に輝く海面を渡る「しまなみ海道」、渡る橋は小さく危なっかしい
一方取り巻く島は逞しく生きる島でもある、造船所のクレーンが近くの島遠くの島、大きな島小さな島に点在する
そして、海に取り囲まれているのだが小さな陸地の島に取り囲まれてもいるので、登っている山はまるで本土の山に登っているようである
登ってきた尾根がこれまた激しい岩尾根だから半端ない、これに海抜ゼロからの登高と来るから人気な訳である。続々と人が上がって来る
下る先の「エボシ岩」が順光を受けて花崗岩が白く光り高度感のある急崖の絵になる。
瀬戸内海の島々は花崗岩の島なので白く光る岩が島を引き立てる
尾根には岩の門もある
「生樹の門」と「石の門」と云う組み合わせを見せる島である
山から下りて大三島の海岸に立つ、静かな海面と広がる内海
そしてその沖の大きな島と小さな島が重なる海が、山も海もという両刀使いには堪らない景色に映る
結局そのままコロナを避けて九州入り
その勢いで一気に2120時鹿児島着
コロナ避難が完了する
これで来季の準備が完了、備えが整ったと云える
おはようございます。
返信削除コロナが蔓延しない前に帰郷ですね。
今度の山行きも密度高く楽しまれましたね。
こちらも密度高いスタートでした。
開かれた行政を新しい親方とスタッフの皆さんとがんばります。明日から改めてスタートです。
爆発的感染拡大の一週間後が見通せないならば「逃げる」しかない。罹ったら「山旅三昧」を失う。まだまだ登らなければならない山が百も二百も残っているから掛かる訳には行かない。山旅を通して町や村を見て感じることがたくさんあります、それはまた後日
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