2022年4月3日日曜日

「高岳山(たかだけやま 1041m)」「十種ヶ峰(とくさがみね 989m)」に登り「(伝説)静御前の墓所」に参る


4月3日(日) 0415起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 -3℃

昨夕、今季山旅初の御馳走に与る、山口県と島根県の県境の「道の駅 願成就」のレストランで焼酎のお茶割りを持ち込んで「鳥キャベ大盛り定食(1000円)」



連れは「カレー」、焼酎を飲みながら美味しく頂きます。



起床した0415時の気温は―3℃、窓は凍り付きカチンカチン状態、エンジンを始動し暖気で凍った窓を溶かして出発です
国道9号の案内板から集落を抜けて林道に入ります、途中何カ所か駐車可能な路側があるも上部へ上部へと荒れた林道をぎりぎりまで上がると一抱えもある倒木が林道を塞ぐ、その手前の路側のスペースに止めて出発。



「高岳山(たかだけやま 1041m)」
歩行距離 6.3㎞ 所要時間 3時間14分 総上昇量 648m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2.0㎞)

0621時 林道駐車地点発
0630時 登山口
0729時 5合目桐ヶ峠
0813時 「高岳山(たかだけやま 1041m)」山頂
0815時~0827時 「高岳山(たかだけやま 1041m)」山頂先展望  
0855時 5合目
0924時 登山口
0935時 林道駐車地点着

枕木と丸太が朽ちて沢底が透けて見える橋を渡り洗堀され路面が流出した林道を登り上がり



終点が「高岳山(たかだけやま 1041m)」登山口



案内板の右端に登るルートが詳しく紹介されており、4回の渡渉とガレ場と崩落個所を上がり「桐ヶ峠」、峠を左が「高岳山(たかだけやま 1041m)」右が「三ッヶ峰(みつがみね 969.4m)、左へ稜線を上がると「ブナの原生林」の山頂である



登山口案内板から3回目の渡渉地点、右岸斜面が自然林に変わり稜線が近い



4合目上の崩落地を張られたロープをを握って通過し、



5合目が堀切の「桐ヶ峠」、右は「三ツヶ峰(みちがみね 969.4m)」、左が「高岳山(たかだけやま 1041m)」、此処迄は踏み跡を外さぬよう目印を逃さぬよう目を凝らす登り、且つ急斜面に付けられた産婦の踏み跡を上がる、決して易しい登りではない。



五合目から先は登山道はしっかりと笹刈りされ、小広い稜線の登山道をゆっくり登り上がる


右手を振り返ると「f三ツヶ峰(969.4m)」へ続く稜線がうねりつつ嫋やかにつながる。美しい山稜が広がる




山頂下の登山道では「馬酔木(あせび)」が花開く


山頂周辺は「ブナの原生林」と云う紹介の通り自由奔放に枝をくねらせ広げたブナが彼方此方に立っている



そのブナを愛でながら最後の旧坂を上り上がると笹薮の中に三等三角点「高岳山(たかだけやま 1041m)」山頂



その脇に「高岳山(たかだけやま 1041m)」のプレートが立っている



山頂から150m、2分歩くと山頂展望台、山に囲まれた小さな徳佐の町が眼下



そして見事な山容「長門富士」「徳佐のマッターホルン」とも呼ばれる美しい山が「十種ヶ峰(とくさがみね 989m)」である



山頂を囲む「ブナの原生林」が広がり


 






そのブナは我が世の春とばかり枝を四方八方に広げ且つ縦横無尽にくねって遊ぶ、中国山地のブナは遊んでいる。



転ばぬよう滑らぬよう慎重に下って集落に入って農家の庭先に発見「用水を引き込んだ小さな池」に鯉とヤマメが飼われている。見事な暮らしっぷりに脱帽である。



「十種ヶ峰(とくさがみね 989m)」
歩行距離 2.1㎞ 所用時間 1時間14分 総上昇量 160m 移動平均速 2.9㎞(全体平均速 1.6㎞)

1050時 山頂下の肩駐車場発
1105時 直登コース分岐
1125時~1139時 「十種ヶ峰(とくさがみね 989m)」山頂
1155時 直登コース分岐
1204時 山頂下の肩駐車場着

「高岳山(たかだけやま 1041m)」から下り山麓の集落から真正面に「十種ヶ峰(とくさがみね 989m)」が屹立する。そりゃあ自慢したくもなる尖がりだ。



山麓から上がる「山シャクヤク」を愛でるルートもあるが時期が早いので、オートキャンプ場、スキー場経由で山頂下の肩まで林道を上がりお手軽な遊歩道を登る。


分岐を山頂へ上がる


山頂下の肩の駐車場まで林道を上がると小広い駐車場がある。三々五々皆さんが入れ代わり立ち代わり登ったり下ったりである



山頂へは笹の原の広い歩道を上がって行く



山頂直下で直登ルートと権現社経由の巻き道が分岐する。巻道の山頂までの距離が合計287mと細かいのが気になる。



しかし、距離が細かいとて決して易しくない登り、急斜面の擬木の階段がしっかりと扱いてくれる。



山頂下に小さな古色蒼然な権現社が祀れておりお参りをして山頂に向かう



笹の原の山頂へあと一息




上り上がると全周360度の展望の「十種ヶ峰(とくさがみね 989m)」山頂


山頂直下に僅かに見える「津和野の町」



北に霞む「日本海」




西に遥かに「花尾山」と「桂木山」そして「萩の海と島並」
だから登ってみないと分からないのです




下って「鎌倉殿の十三人」の今、気になる「(伝説)静御前の墓所」に参る、


「静御前」「義経の息男」「静御前の母」


竹の笹がカサカサと鳴る竹林の中に苔むした「三基の小さな墓」が並んでいる



「伝説」でも好いではないか。
歴史だもの。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    山頂のパノラマ凄いですね。気持ちが晴れ晴れします。
    黄砂の霞もなく、綺麗な画像。
    空気も日差しも感じられ気持ちよくなります。
    奥様も回復され一緒に登られて良かったです。
    今回は一緒なので、飲み過ぎはブレーキがかかるでしょうから(笑)健康で楽しい旅になっていることと思います。

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  2. ところが何と云っても「御酒」が旨い、美味しい。登るのも愉しいが、下ってからの「御酒」が待っているから尚更楽しい。酒の肴を作ったり、御見せて調達したりもこれまた嬉しい発見が有ったりで面白い。

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