4月1日(金) 0430起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 10℃
強風と雨と寒気で停滞した日の夕食が今春山旅初の「鍋料理」、餃子に焼き豆腐とたっぷりのもやしと野菜を入れて「寄鍋風」に頂きます、酒は広島の「金冠黒松」、程よく温まって爆睡です。
早起きして今朝も定番朝食「春雨スープ」を頂いて暗い内に出発します。
今日は二山「花尾山(はなおさん 669m)」と「桂木山(かつらぎさん 702m)」登ります。
「花尾山(はなおさん 669m)」
歩行距離 3.8㎞ 所要時間 1時間39分 総上昇量 453m 移動平均速 4.3㎞(全体平均速 2.1㎞)
0620時 県道280号終点駐車場登山口発
0642時 小滝
0852時 おとずれ杉
0700時 稜線の鞍部
0715時~0730時 「花尾山(はなおさん 669m)」山頂
0734時 稜線鞍部
0744時 おとずれ杉
0752時 小滝
0759時 県道280号終点駐車場登山口着
長門市から18㎞走ると「花尾山(はなおさん 669m)」登山口入口、案内板が建ちコースを案内している。今日は右コースの「鈩コース」県道280号を最奥まで上がって登る最短コース。
県道最奥駐車場は駐車可能台数2台と云う案内だが軽自動車なら4台から5台は止められる。
最短コースは山頂まで1.5㎞所要時間1時間05分の案内である。
此処から60分で山頂とある
渡渉を数回繰り返し上がって行くと沢底から見上げる尾根に陽が当たり始める。
登山道には地元の小学校の児童がt建てた距離標と一言コメントが建つ、地元に愛された山に登るとほっこりする。
目印の「おとずれ杉」に到着、枝を四方八方に広げた巨杉が「炭焼窯跡」に立っている。
「おとずれ杉」は存在感たっぷりだが「炭焼窯跡」が暮らしと山を如実に残し生活の山でもあった「花尾山(はなおさん 669m)」の一面が伺える。
沢詰めが急斜面に変わると頂上稜線の鞍部に上がり着く
広い稜線は右は藪椿の群落、左は刈り払われた茅の原、ゆっくり上り上がる
振り返ると左奥には日本海が見えている。
登り上がった山頂には、真新しい鳥居の奥に石組の上に石社が建ち、その背後にもう一社建つ。
茅の原の山頂は展望は全周「長門富士」の名に恥じない見事な景観が広がっている
西を望めば「一位ヶ岳」
東には此れから登る「桂木山」と秋吉台
北には「長門市」、一等三角点の山は愛されている
小走りに下って登山口着、「桂木山(かつらぎさん 702m)」に向かう。
「桂木山(かつらぎさん 802m)」
歩行距離 4.5㎞ 所要時間 1時間57分 総上昇量 434m 移動平均速 4.2㎞(全体平均速 2.2㎞)
0910時 白糸の滝駐車場発
0913時 「花尾山(はなおさん 669m)」登山口
0918時 林道終点
0935時 本谷から支沢に入る
0957時 頂上稜線の鞍部
1017時~1034時 「花尾山(はなおさん 669m)」山頂
1041時 頂上稜線の鞍部
1052時 本谷年沢分岐
1100時 林道終点
1107時 白糸の滝駐車場着
「花尾山(はなおさん 669m)」登山口から20㎞走り県道36号、二つ目の山「桂木山(かつらぎさん 802m)」登山口「白糸の滝」入り口着
狭小な林道を上がりきると桜満開の「桂木山麓緑地自然公園村キャンプ場」の駐車場、「桂木山(かつらぎさん 802m)」登山口。
登山口案内板には「九州の英彦山に居を構える山伏の最東端の修験場の拠点の山」と記されている。修験場と修験者恐るべし
登山口から林道を上がると使われなくなった作業小屋の奥に小さな案内板が見える
右へ「山頂まで60分」とある
奥へと入ると「白糸ノ滝」の本谷、杉の植林地の明瞭に踏まれた登山道を数回渡渉して登り上がる
詰め上がった本谷から左の支沢に登山道が付けられている
その支沢の杉の植林地を上ると木製の階段が現れその四つ目の木製階段の先に頂上稜線の鞍部が見える
鞍部から右へ上がって行く、左は植林地右は灌木林の登山道を快適に登るが気温が低く北風が強いので耳が痛い。
山頂直下の急斜面に木製階段が伸びている、辛くなる前にと一気に駆け上がると
山頂には石組の上に「石祠」祀られている
二等三角点の置かれた「桂木山(かつらぎさん 802m)」山頂
北には「長門市街地」
山頂直下には「秋吉台」の草原が広がっている
西には、つい先登った「花尾山(はなおさん 669m)」が顕著なピークを見せている
「白糸の滝」へ遊歩道を下り「高さ30m」の滝が白い飛沫となって流れ落ち白い飛沫が逆光で輝いている
ところが駐車場で山旅号を始動する山旅号が始動しない、何と「前照灯」の点けっぱなしでバッテリーが上がっている。
その為に積み込んでいrいる「危機一髪のバッテリー」が窮地を救ってくれる
下って湯免温泉で湯浴みして「香月泰男美術館」を拝観する
優しいながら奥行きが深い自然観察タッチの絵が心に残る
其の儘長門市に戻り「金子みすゞ記念館」を訪問します
「金子みすゞ」のエピローグが哀しい
それでも詩はほの哀しいも叙情溢れて心に滲みる
その詩を三篇
はじめは「おさかな」
二遍は「大漁」
そして「私と小鳥と鈴と」と云うもの哀しい記念館
それでも余りある余情が今の時代にしっかり伝わる。
山口は詩情が溢れる
おはようございます。
返信削除本日は奥様は足休めですね。
疲れが溜まってあることでしょう。
しばらくぶりで続けて登るのは身体がびっくりしたことでしょう。
今日から新年度、新しい気持ちで頑張ります。
連れ無しの時は一気の登りに駆け足下山、下ると「美術館」「記念館」巡り、連れは嬉々としています。良い具合に桜も満開だから「花見も好いわね」等と言われる始末。
返信削除彼方此方の町を巡っているとハッと気が付くことがある。「そうか其処か」と云う「小さな気付き」を物にしている。「美術館」も「記念館」も他所向けに設えられていない、あく迄も「我が町の文化」「我が町が生んだ文化」と云う事だろう。勢い呼び込もうと必死になるのが通常、しかし「気付き」がある町はそうではない。そういう町に巡り合うのが愉しい。
新年度、頑張りましょう